★★★☆☆: 話の展開がよく分かんなくて、どういうオチなんだろうって考えてたら、最後思わず笑ってしまった。タイトルの意味も納得。自分も気をつけなきゃなと思った。

★★★★☆: 全体的に暗くて悲しいストーリーだけど、たくさんリサーチされたんだと思う。歴史的インフォメーションが詰まってて、とても興味深く読めた。富山柿の話とか勉強になった。ラストのシーンも映画みたいで、インパクトあった。

★★☆☆☆: 自閉症なのか鬱なのか、とにかく無口な主人公の話。平仮名が多くて読みにくかったのと、女性の主体性のなさというよくあるテーマであまり新しさを感じなかった。設定が、先生との恋というのも何だか川上弘美のセンセイの鞄に似てる。

★★★☆☆: 話の展開がよく分かんなくて、どういうオチなんだろうって考えてたら、最後思わず笑ってしまった。タイトルの意味も納得。自分も気をつけなきゃなと思った。

★★★★★: 傑作でした！面白くて一気に読んでしまった。タイトルの「クラウド」って何だろうって考えながら読んでたら、最後の最後で全部明らかになった。お互いにトラウマを抱える姉妹の話。おすすめ。

★★☆☆☆: 頽廃的な日常を切り取ったお話。お酒、娼婦、暴力、ドラックなど。生々しいシーンもあり読みにくかった。ハリガネムシってカマキリの中にいる寄生虫なんですね。

★★★☆☆: 「信仰」、「生存」とても面白かった。「生存」に出てくる野人が何だか小山田さんの「穴」に出てくる猛獣に似てる気がする。スーパー資本主義の世界では、社会不適合者は動物と同等らしい。「信仰」の方も凄くmake senseで、宗教とビジネスの共通点を分かりやすく描いてる。何を信じてるかは違うけど、お金を使って満足するという結果は一緒。

★★☆☆☆: 半分読んで断念。面白くなるのを待って読んでたのに、一行に面白くならなかった。淡々と進んでいく感じ。

★★★☆☆: 田舎ホラー。冒頭から不穏さを漂わせていましたが、どんどん不気味にダークになっていった。語り手の妄想なのか、現実なのか、その線が揺れる。でも、専業主婦を暇扱いするのは良くないと思う。穴は何を象徴するのか、色々議論出来そう。