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2024年4月の読書メーターまとめ

kumi
読んだ本
9
読んだページ
3230ページ
感想・レビュー
9
ナイス
189ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kumi
面白かった。雰囲気や文章は淡々としているが意外な真相や気づきがちらりと光るような短編集。何かを隠したり、誰かを庇ったりするためだったとしても犯罪は明るい未来、正しい結果は生まないのだと思った。あと葛警部はパンとカフェオレだけじゃなくてサラダとかもちゃんと食べて…。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

kumi
ネタバレインタビュー形式で書かれていて、登場する人が頻繁に変わったり話が脇道に逸れたりするのが少し読みづらかったが、何より様々な登場人物に腹が立ったというか呆れながら読んだ。根拠がないのに自信だけある人、普段は夫任せにしてるのにゴタゴタがおきたら怒りだす派手好きな妻、子供ができても無関心な男、その男と決別できないシングルマザー、コスパの良さに目が眩んでよくわからない競売に手を出す男など。皆それぞれに理由があるのだけど共感はできない。面白かったが辛い読書だった。全然違うけど「万引き家族」を思い出した。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
面白かった。雰囲気や文章は淡々としているが意外な真相や気づきがちらりと光るような短編集。何かを隠したり、誰かを庇ったりするためだったとしても犯罪は明るい未来、正しい結果は生まないのだと思った。あと葛警部はパンとカフェオレだけじゃなくてサラダとかもちゃんと食べて…。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
読んでる途中はモヤモヤ嫌な感じがする。細かいことが気になりすぎる人の気持ちが分かるというか、私も似たタイプなので苦しかった。でも前向きな雰囲気で読み終えられる不思議な読後感。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
ネタバレ隣の芝生は青くって、ちょっと嘘を混ぜて自分をよく見せようとしちゃう気持ち、誰にでもあるんじゃないかなって思った。月の恋人、moon loversって副題まで付いてるのに、これがどうなったら恋人になるんだよという始まり方をしたけど、ちゃんと恋人になった。ドラマがあると言うのは後書きで初めて知った。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
殺人とか虐待とか、起こる事件はかなり物騒なんだけど、その真ん中に居るのは町の古本屋と店主のイワさんと孫の稔。なんだろう、殺伐としているのにこのほっこりした読後感。不思議な読み応えの本でした。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
本当に男性作家さんですか、どうして女性のこういう焦立ちや戸惑いがわかるんですか、という思い。これは私が実際にある方から言われたことばなのだけど「妊娠するか、出産するか、子供を持つかというのは女性が決められるんです、決めて良いんです」と。こんなの感想じゃないかもしれないけど梨帆と多恵にもそう伝えたい。人生はifのたくさんある選択肢を選んできた結果の現在。
LongRide Taka
2024/05/02 08:59

本当に男性の作家さんですか。このストーリーを描く方はてっきり女性かと思っておりました。

kumi
2024/05/02 21:36

私も女性作家さんだと思い込んでいたのですが、こちらの感想で男性作家さんでいらっしゃると知ってびっくりしました。

が「ナイス!」と言っています。
kumi
日本にある美術館と所蔵される作品にまつわる短編集。美術館は好きだし色んな作品を見たいけれど、こんなふうに自分にとっての大切な一枚がいつか見つかるだろうか。もう出会っていてまだ気づいてないのか、これから出会うのか。美術鑑賞や旅がますます楽しみになる本でした。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
ネタバレ陽子側と警察側の話が交互に進むうちに事件の全体像が見えてくるなか、語っているのは一体誰なのかだけがわからなくて、最後の最後でそれが明かされる。陽子のどんどん転落してゆく人生が辛かったけれど、悪女が暗躍する系の小説が大好きなので読み応え充分だった。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
kumi
有名だとか話題だからとかで伊坂さんの本は数冊読んでたんだけど、いつもなんだか薄いヴェールが掛かったような読後感で、自分にはきっと合わないんだなと思ってた。しかもAX→マリアビートル→本作という順番で読んじゃってたことに気づいてあーあって思ってた。でも、私にはそれで良かったらしい。ヴェールがばーっと剥がされたみたいにすごい解像度で文章が迫って来て、こういう過去があったんだ!という気づきがじわじわと面白かった。凄く面白かった。私が遠回りをしていただけで、伊坂さんの作品を読んでて良かったと本作で心から思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/16(3422日経過)
記録初日
2014/11/01(3498日経過)
読んだ本
388冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
139922ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
285件(投稿率73.5%)
本棚
3棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
新潟県
自己紹介

小さい頃からミステリが好き。図書館で明智小五郎やホームズやルパンを、自宅では両親が読み終えた西村京太郎と山村美紗を読んでいたため、死亡推定時刻とかアリバイとか硝煙反応なんて物騒な言葉を知っている小学校低学年でした。
進学・就職・結婚に伴い読書できる時間が減って、全く読まない時期もありましたが、久々に地域の図書館に行ったら予約のシステムなどが便利になっていてびっくり!それがきっかけになって読書を再開し、同時に読書メーターの存在を知って登録しました。
以前は気に入った作家さんの作品を片っ端から読むタイプだったけど、現在は読書メーターの感想やネット上のレビューを参考に気になる本をどんどん読んでみようと思っています。
2016年半ばから資格取得の勉強のため読書から遠ざかっていましたが、2019年3月に資格が取れたのでまた読書も始めたいです。

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