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2024年4月の読書メーターまとめ

じぇろポーta
読んだ本
5
読んだページ
1796ページ
感想・レビュー
5
ナイス
29ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

じぇろポーta
シニカルコメディな表題作でふふってなったら続編(姉妹編)の「扶養人類」にめちゃびっくりする。あれの続きがこんな激渋な殺伐SFってそんなことある!?恐竜と蟻の哀しい終末戦争「白亜紀往時」。しんみりSF「彼女の眼を連れて」とその続編?「地球大砲」。スケールのでかいほら話をバンバン繰り出してくれてこれが中国SF…!と唸らされる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

じぇろポーta
ネタバレ宝珠シルマリルをめぐる戦いも大詰め。指輪物語の時代までずっと悪役の「東夷」。〈涙尽きざる〉合戦では最後までエルフ側について裏切り者を討つ東夷が描かれていて意外。最後の決戦(怒りの戦い)の時にはエダイン(ヌーメノール人の祖)以外の人間はほぼみんなモルゴス側に動員されてるから実際はいろんな事情の人々がいたのかな。ベレンたちのシルマリル奪還、神の猟犬フアンの怪獣カルハロス退治(副官時代のサウロンも負かしている!)など英雄たちの活躍で悪の勢力に痛手を負わすことも度々あるものの、
が「ナイス!」と言っています。
じぇろポーta
ネタバレ2022年に始まったロシアによるウクライナ侵略。この戦争の原因はウクライナ側にある、愚かな指導者(欧米=西側の手先)のせいで国民が犠牲になるのは可哀想、一刻も早く停戦を、といったロシア擁護としか思えない言説にショックを受けた著者。ロシアは自国の防衛のために戦争を強いられた、2014年のマイダン革命は親米政権を樹立させるためアメリカが介入して起こしたクーデター、といったロシア擁護の主張について徹底的に反論している。
が「ナイス!」と言っています。
じぇろポーta
ネタバレ20世紀半ば北ドイツの町で発見された湿地遺体。調査の結果「約2千年まえに処刑された推定13歳の少女の遺体」と断定される。なぜ彼女はそんな最期を遂げたのか?作者はその人生を考古学の最新知見や民族誌を基に紐解こうとするが…。オチが最初から決まっているためどうしたって哀しい話にならざるを得ず、実際悲劇的な展開を見せるのだが、中盤いきなり本書の前提が根底から覆される驚愕の展開を迎える。その「真相」を基に改めて語りなおされる「彼」の物語…。こんな風に生き、そして亡くなっていった子供たちはきっと無数にいたのだろう。
じぇろポーta
シニカルコメディな表題作でふふってなったら続編(姉妹編)の「扶養人類」にめちゃびっくりする。あれの続きがこんな激渋な殺伐SFってそんなことある!?恐竜と蟻の哀しい終末戦争「白亜紀往時」。しんみりSF「彼女の眼を連れて」とその続編?「地球大砲」。スケールのでかいほら話をバンバン繰り出してくれてこれが中国SF…!と唸らされる。
が「ナイス!」と言っています。
じぇろポーta
世の始まりとエルフの誕生。至高の宝玉シルマリル。メルコール(モルゴス)のもたらした荒廃と暗闇。太陽と月の創造。人間、ドワーフ、エルフそしてアイヌール、誰もが傲慢さや憎しみ、欲望から堕落し悪の道に走る可能性があるのが生々しい。底なしの食欲を持つ邪悪な大蜘蛛ウンゴリアントに食われそうになるモルゴス。バルログたちが助けに来なかったら普通に最期を迎えてそうで笑える。自らの邪悪な虚言をエルフや人間に広め、その力を配下の怪物たちに注ぎ込み、中つ国を悪で汚すたびに、モルゴス自身は少しずつ小さく弱くなっていくのも良い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/13(3366日経過)
記録初日
2013/04/19(4031日経過)
読んだ本
1216冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
258208ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
1216件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
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