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2024年4月の読書メーターまとめ

moo
読んだ本
50
読んだページ
15238ページ
感想・レビュー
50
ナイス
4733ナイス

2024年4月に読んだ本
50

2024年4月のお気に入り登録
2

  • まいまい(右まき)
  • larme

2024年4月のお気に入られ登録
4

  • ごいんきょ
  • まいまい(右まき)
  • larme
  • ぱぴこ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

moo
ずっと気になっていた本。やっと読めました。うん、ちょっと変わっている成瀬あかり。なんでもできてしまうことで周囲から煙たがられてしまう成瀬。でもそんなことを気にしたりしない。自分の好奇心を第一に、地元愛を胸に我が道を突き進む。彼女なら将来デパートを建ててしまうかもしれないし、200歳まで生きるかもしれないと思えてしまう。そんな彼女と漫才コンビを組む島崎。彼女の引っ越しに動揺する様子にはより愛おしさが増してしまう。大学生になった成瀬は何をするんだろう。滋賀に行ってみたいな、ミシガンに乗りたいなと思った。
moo
2024/04/04 19:30

私も最初は興味なしだったのですが、読メでの皆さんの感想を見て読みたくなりました。待った甲斐がありましたよ。

moo
2024/04/04 19:33

ずーっと琵琶湖に行ってみたいと思っているんです。それが滋賀に行きたいになってミシガンに乗りたい!が加わりました。地元は当然盛り上がりますよね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

moo

もう4月ですね。3月もナイス、コメントをありがとうございます。本を読む気になれない日が多かったのですが、「警官の酒場」「だましゑ歌麿」がよかったです。今月もよろしくお願いします。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:37冊 読んだページ数:11900ページ ナイス数:3594ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/567405/summary/monthly/2024/3

Nyah
2024/04/01 08:48

今月もよろしくお願いします。いつも参考にしています。😁

moo
2024/04/02 06:53

今月もよろしくお願いします。気になった本は次々と読みたい本に登録しているので、どんどん増えるばかりです。😊

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
50

moo
シリーズ10作目。今回は矢代が追っていた幼馴染の事件を含めての事件解決。文書捜査班としては弱みが明らかになった感じがする。上の人の判断を仰ぐ、力を借りるって鳴海には苦手そう…。文書の解読もひらめきによるものだったし。岩下さんの苛立ちもわからなくもないなあ。2件の事件についてはそれだけ恨みが深かったということだし、加害者側の気持ちもわからないでもない。でも矢代の幼馴染の件については、何言ってるんだ!と思った。
が「ナイス!」と言っています。
moo
天気の研究に生涯を捧げた藤巻博士。ただ気象について知りたいだけ、天気を変える事はできないしあるがままを受け入れるしかないのだから。藤巻博士と4世代にわたる家族の歴史と家族の在り方。家族だって合う合わないはあるもの、うまくいかない関係があったって仕方ない。この4世代の間で女性の立場も変わったなあ。それでも変わらないのは博士の生き方と、家族で二十四節気で行う行事。(すき焼きと焼肉の違いはあるけれど)妻に送るはずだった長靴はひ孫に渡されこれからも雨の日に活躍するのでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ5作目はダ・ヴィンチの謎。ルーブル美術館の地下で見つかったダ・ヴィンチの素描は本物か贋作か?謎を追ってヴィンチ村を訪ねたり、懐かしい人が登場したり。その結果たどり着いたことには驚きでした。そこを絡めてしまうの!でもありえなくないか、と思ったりします。それにしてもダ・ヴィンチの作品に惑わされた人がどれだけいたんでしょう。それだけの魅力があるのでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
moo
警察を舞台にした短編集。今回は事件が起きてそれを解決するというのではなく、警察官一人一人を描いていました。警察官とは言え彼らも人間、だから間違うこともある。そして組織を守るため、飲み込みたくないことも飲み込んで。出世のために、自分を守るために敵は排除して…。でもこういうのってどこにでもあることなのかなと思ったり。スカッとした気分にはならなかったけれど、きっとこれからも松嶋さんの小説を楽しみに待ってしまうだろうなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
売れない芸人の御子柴はその身体能力を活かしてアスリート芸人としての仕事がメイン。番組で未経験の棒高跳びに挑戦することになり、パリ五輪出場を目指す犬飼と関わることに。あまり馴染みのない棒高跳び。なるほど、ポールがそんなに高額なものなら確かに簡単にはできないだろうなあ。指導者や環境に恵まれず能力がありながらもスポーツから離れてしまう人もいるんだろう。マスターズという競技会も名前は知っていたけれど、本当にいろんな年代の方が参加しているんですね。チーム風林火山、すごいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。読み終わって思ったのは、面白かった〜ということ。17年前に小学生だった息子を何者かに殺害された未希。事件後刑事だった夫の隼人は刑事から交通課へ異動し、未希は犯人逮捕を諦めず刑事になった。息子の葬儀を担当した人物が殺されたことから17年前の事件も動き出す。先が気になって一気読みだった。多少疑問に思うところもあったけれど、最後まで楽しめた。ハルの正体にはもうびっくり!ハルのその後も知りたいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ2作目。成瀬は変わらず成瀬でした。成瀬に出会った人たちはみんないつのまにか成瀬に巻き込まれてしまう。成瀬のお父さんもいいなあ。ディープインパクトに例えられるって…。クレーマーの意見にも感謝して、観光大使として使命を全うする。紅白にも出てしまうし、一体どこまで行ってしまうのか。東京に引っ越した島崎の感じる寂しさ、わかる気がする。でも成瀬にとっても島崎の存在は特別なものなんだなあ。読んでる時も読み終わってからも楽しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
moo
現在の東京で起きた事件と1990年代初頭の北海道の島で起きた出来事。どこかで関わりがあるんだろうなあと思いつつも、どこで繋がるのか全くわからなかった。真実がわかってみると、なんだか悲しい。もう少しちゃんと調べていたら、もしくは胸にしまったままでいたら…。考えても仕方ないけれど、防げたこともあったのでは、という思いが消えません。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ3作目。ムサニ弓道同好会は初めての試合に臨むけれど、調子の出ないまま試合を終える。それも仕方ないのかな。しっかりとした指導者も練習場もないのだから。それでも自分たちで工夫して改善点を探りながら練習を続けていく。漫然と練習するのではなく意識することってやっぱり大切なんだな。弓道といっても部活動で勝つことを優先する場合と、作法からしっかり身につけていくものとでは違いが出るのだなあ。全体として楽しく読んだのだけれど、少し残念に感じる場面もありました。でも続きに期待します。
が「ナイス!」と言っています。
moo
完結してしまったかと思っていたので、新章がスタートして嬉しい。前作から時は流れて茜は大学4年生。1年間の英国留学から帰国したところから始まります。自分のいなかった間に彼らなりの生活のペースができていたり、知らない出来事が増えていることに寂しさを感じる茜だけれど、それは青藍たちも同じこと。すみれも中学生になり、彼氏ができたと青藍と陽時を驚かせたりします。少しずつでもしっかり変化は起きていて、寂しさもあるけれどそれよりもよかったという気持ちが勝ります。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ番外編。暁の過去の物語。読んでいて辛くて仕方なかった。小さな頃からどれだけ裏切られてきたんだろう。大人のつく自分の身を守るための嘘で。親切な顔をしてつくその嘘は、どんなに言い繕ったところで嘘は嘘だ。イングリットや由起奈にはその後再会したんだろうか。暁には幸せになってほしいな。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ4作目。どうしてこうもトラブルに巻き込まれてしまうのか。中途半端な吸血鬼だから仕方ないけれど、いろいろ誤解されるのも無理はない状況になってしまうことが多くてなんとも言えない気分だ。キエフの主張も暁の決断もどちらも正しいんだろう。でも暁の側には誰かいて欲しいと思うし、それにはアルが一番だと思う。でも多分今のアルのままではダメなんだろう。がんばれ、アル。今回の教団絡みの事件はこれでスッキリするのかな。スタンリーはね、私も怪しいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
moo
未読だった「中本軍団」の警察小説集。25年前の作品だけれど、今読んでも面白かった。昔の刑事ドラマを思い出す。事件が解決してもどこかスッキリしない、やりきれなさを感じます。
moo
2024/04/24 08:18

おはようございます。ここから始まったのに、読むのが1番最後になりました。シリーズ再読したくなりました。

いつでも母さん
2024/04/24 08:19

私は完全に忘却の彼方です😂

が「ナイス!」と言っています。
moo
「あなたは選ばれました」このメッセージが届くと周囲に女の子の幽霊が現れ、どんなに逃げても追いかけられその人は姿を消してしまう。そんな都市伝説にも思える話の裏にあったものは…。これは怖いなあ。AIがどんどん進化していくとこんなこともあり得る?絶対ない、ということも信じきれない。無事に解決したかと思ったら、これは終わってないよね?あー、怖い😱。
が「ナイス!」と言っています。
moo
本所深川随一の豪商「きぬた屋」の娘のお糸は鈴江藩江戸屋敷で奉公中。ここで暮らす正室の珠子さまは実は人間ではなくて…。初めは戸惑うものの次第に慣れて馴染んでしまう。そんな時藩主の叔父による謀反の疑いが起こる。最初はとんでもない設定も楽しく読んでいたのだけれど、珠子のダディの登場でちょっとついていけなくなる。以前挫折した「さいとう高校」がよぎり、流し読みとなってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
moo
今作の主人公は絵師の春朗。探索の過程で知り合った蘭陽とのコンビが楽しい。仙波の頼みで探索に走り回る事は、春朗には向いているみたいだ。父親との確執も叔父への蟠りも解け、家族と暮らせる目処もたった。どの話も良かったけれど、「いのち毛」「姿かがみ」「父子道」が好きでした。次は今作で春朗といいコンビとなった蘭陽の物語だ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ11作目。貫八が拾楽に助けを求めてきた。どんな厄介事かと思ったら、恩人が怪しげな儲け話に嵌っているらしい。ねずみ講を疑った拾楽は調べてみることに。堅気の暮らしに馴染んできて勘が鈍ってきたような拾楽。医者を装う英徳と成田屋の旦那も加わって調べることに。最後に力を発揮したのはサバとさくらと天。特にさくら、強くなったねえ。拾楽の気持ちがやっとおはまちゃんに向いたのに、今までのことがあるからちっともおはまちゃんには届かない…。まあ、仕方ないよね。
が「ナイス!」と言っています。
moo
神奈川県警の訟務課が舞台。警察が訴えられた時に裁判での対応をする訟務課に、弁護士の新崎がやってきた。弁護士から警察官になった新崎を怪しむ水沼。裁判で訴えられた時、変に隠し事をされたら守れるはずがないのに。捜査一課ってそんなに偉いの?と思ってしまう。新崎を調べるうちに浮かんできた「R」という組織。こんなものが正しいとされてはたまったものではない。本当にあったら嫌だなあ。捜査一課に行くと決めた水沼。無茶はしないでね。たまたま今日泉平の稲荷寿司を食べていたので、うん、おいしいよねと頷いてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
おはぎ長屋で暮らすお麓、お菅、お修の三婆。幼馴染の3人の掛け合いは楽しいけれど、ちょっとめんどくさいなあという気もした。一緒にいると元気を吸い取られそうなのだ。そんな三婆が声の出ない少女を引き取り育てる様子に、いいところもあるなあと思わされ苦手意識が少し薄れた。それぞれ家族の問題を抱えていることもわかってくる。そして少女を守るため三婆が仕組んだ事は…。やるじゃないか!と拍手したくなるほど爽快だった。西條さん、好きだなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
オンライン塾の講師・能見が突然失踪した。彼女を慕う生徒2人に捜索を嘆願され、副社長の上谷は能見を探すことに。読み進めるうちに能見の人物像がブレ始めてくる。それにしてもこの終わり方はねえ…。多分こういうことだろうなあと推察する事はできるけれど、何一つはっきりしないまま終わってしまった感じだった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
大物覆面作家が森の奥に建てた洋館に招待された作家と編集者、文芸評論家。雪に閉じ込められた洋館なんて、いかにも何か起こりそう。みんな何か思惑がありそうで、誰も彼もが疑わしい。QRコードからのぞいてみた洋館は本当に細部まですごくて、もしここに閉じ込められたら…と思うと落ち着かない気分になってくる。物語の最後にははあ〜とため息。そうきましたか、という感じでした。
が「ナイス!」と言っています。
moo
21回「このミス」大賞隠し玉。弁護士資格のあるエリスが法律知識を活かして合法的復讐を果たしていく。女装すれば美女、男装すればイケメンなエリスと事務所では優秀な秘書兼助手の楓ちゃん。(小学4年生)事務所にはこの2人しかいないけど、依頼はきっちりこなします。法律の範囲内だけど道徳の範囲外、復讐したいという気持ち自体が道徳的にはいかがなものか?だから仕方ないよなあ。だって彼らはそれだけのことを人にしているのだから。こう思う私もダメかなあ。ケンちゃんの心配はわかるけどエリスは覚悟を決めている。続編も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
moo
南部煎餅手作り体験をしたことを懐かしく思い出した。ピーナッツがきれいにのせられなかったっけ。祖父のよっしー、いいなあ。弘毅と潤の友情、家族の結びつき。いろんなことがありました。切ない別れも…。水飴を挟んだ飴煎、知らなかったけどおいしそう。最近はりんごの南部せんべいばかり買っていたけれど、久しぶりに胡麻やピーナッツのものが食べたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
「海が見える家」から「山に抱かれた家」へ。限界集落でもあるところに畑付きの家を手に入れた文哉。長く放置されていた家は、住めるように整えるのも大変そう。梅育てるのも同じく。以前は父の残してくれた人間関係があったけれど、それもここでは一から自分で築かなければいけない。何もかも一から自分で、なんて…。でも豊かな自然の恵みや風景は変え替えのないものにも思える。次からは凪子と2人の暮らしになるんだろうか?大変な事はまだまだありそうだけど、楽しみでもある。
が「ナイス!」と言っています。
moo
2024年本屋大賞で、超発掘本に選ばれた今作。フロッピーディスクとかワープロとかすっごく懐かしい。54個の文書ファイルが収められた1枚のフロッピー。ここの書き込まれた主婦・向井洵子の日記が全ての始まりだった。ここに書かれた不可解な出来事と洵子の不安に胸がザワザワした。途中でもしかしたら…という想いはよぎったけれどここまでとは思わなかった。彼女はどんな決断をするんだろう。最期のファイルに彼女は何を綴るんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
moo
8秒はバレーボールのラリーの間の時間。その8秒の間に次のラリーで生じうる可能性について、頭をフル回転で考えるのだそうだ。春高バレー予選の大事な試合前に怪我をしてしまった景。彼は一見クールなせいで、熱がないと思われてしまう。高校生にははっきりわかる熱量がないと、うまく伝わらないらしい。怪我の間に自分の場所を他の部員が埋めても焦りを感じない彼の心を動かしたのは漫画家志望の同級生が描いた漫画のセリフ。それが景をもう一度やる気を取り戻させる。青春だなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
初読みの作家さん。中学3年生の詩織、千秋、璃子。3人で仲良くしているようだけれど、実際の関係は微妙なところ。3人てこういう感じありがちだなあ、なんて思ってしまう。ある出来事をきっかけに3人の関係性に変化が…。それぞれの家庭環境からくる心の中のモヤモヤ、うまく言葉にできない思い。それを口に出すことで少しずつ晴れていく。話せる人がいてよかったね。情けない大人の姿もここにはあった。家族だから弱いところも見せていいのかな。それぞれがいい方向に進んでほしい。目玉焼きのせの焼きそば、おいしそうでした。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ2作目。「マヨナカキッチン」第二クールもスタートです。今回は人気若手俳優・群野くんも加わりちょっぴり文山さんの存在が薄くなってしまったようで…。おまけに文山を降板させろ!というメールが番組に届くようになりハラハラ。文山さんの微妙な気持ちも群野くんの憤りもわかるので、今回過去の出来事の真相が明かされたことでいい方向に行くといいな。なかなか進まない文山さんと霧歌さんの関係も進むかなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ2作目。理は別れた元妻をまだまだ引きずっている模様。向こうはしっかり前に進んでいるのにね。蔦屋敷で暮らすうちに今までの自分の言動を振り返り、居た堪れ無さに反省仕切りだけど、気づけただけでもすごいことだと思うよ。起業を夢見る若者たちの世話を焼いたり、少しずつ変わっている。神鳴の実母はこれで治まるんでしょうか?彼女の呪いの言葉は本人が一番恐れていることなのかもしれない。確かにややこしいボーイミーツガールでありました。なんだかいいコンビの理と神鳴、むぎちゃに癒されてください。
が「ナイス!」と言っています。
moo
この夜叉島という島がとっても気味悪くて、怖かった。閉鎖的で排他的で。失踪した作家を探して島にやってきた式部が無事に帰れるのかずっと心配していた。古い因習に縛られていて、人間関係が入り組んでいて、もしかしたら…と想像していたことがあっていたところもあったけれど、犯人はもう予想外!面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
死を選ぶ気力がないから、とりあえず生きている。そんな気持ちを抱えて生きている槐。両親は失く仕事の合間に叔母の染織の仕事を手伝いながら暮らしている。その暮らしの中に事故にあってから心を閉ざしてしまったいとこの綸が加わる。綸の心を動かしたのは青い糸だった。青い糸でただ織り続けることで少しずつ変わっていく綸の姿は槐のことを変えていく。手をかけて藍を育て糸を染め、自分の思いを織り上げていく。手間がかかることだけれどこういう生き方に少し憧れる。いろんな草木で染める過程も興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
とうとうシリーズ完結編。元精神科医の死刑囚・楠木から指示を受けた実行犯たちが絵麻の周囲の人たちを傷つけていく。絵麻たちは必死に捜査するものの、なかなか尻尾を掴めない。連絡係はここにいるのでは?と想像はつくもののそこから先は意外というかなんというか。人って不思議だなあと思うばかり。本当にこれで最後?またどこかでエンマ様に会いたいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
初読みの作家さん。さまざまな悩みを抱える人たちを繋いでいた、横浜の住宅街にひっそりと佇むチョコレート店。チョコレートって確かに人を元気にする力があるかもしれない。ほんの少しでいいから誰かのためを思えたら、何かできたなら小さな幸せが少しずつ広がっていくかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
moo
幼い頃から自身の発達障がい障がいを持つ子と向き合いながら、任官7年目の裁判官としてY地裁で働く安堂清春。突発的に起こる衝動を必死にやり過ごしながら仕事に励む日々だ。彼が山路医師と出会えた事は幸いだ。医師と一緒にASD、ADHDから生じる困難さををなるべく抑え、社会に溶け込む術を学びながら今に至っている。でもその特性からのひらめきが裁判で有利に働くこともある。同じ障がいを持つ家族がいたら現在の安堂は羨ましいくらいだと思うけれど、今も苦しさを抱えていると知ると胸が締め付けられる。彼が好きな人に出会えてよかった
Nyah
2024/04/12 08:40

読みたいにあげました😃

moo
2024/04/12 10:55

安堂は裁判官という職を得てちゃんと仕事をしていてもうすごいなあという感じなのですが、そのためにいろんな努力をしていて葛藤を抱えていて…。ここまで頑張らないといけないの、と少し考えてしまいました。

が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ完結編。拉致された小柳は沖縄で「聖人」と呼ばれる人物について調べていたことがわかる。詐欺師の藤岡、沖縄在住の元刑事の大原の協力を得て調べ始める徳永。東京でも友人たちがそれぞれ調べ始め、瞬の能力で聖人の過去を突き止める。聖人と呼ばれた彼もずっと辛かっただろうな。これでやっと楽になれるんじゃないだろうか。これで完結らしいけれど、瞬についてはすぐに驚いて大きな声を出したり表情を繕えないあたりはずっと反省してるのに改善はされなかったんだなあ、というのが正直なところ。この先がちょっと心配だな。
まぁねぇ
2024/04/11 11:07

mooさんのシリーズ完結編のお言葉に、手を出すことに決定しました。 1巻忘れない男を積読にしました。これから追っていきます。シリーズ後輩になります。

moo
2024/04/11 18:46

完結してから読んだ方があれ、この人誰だっけ?ということがなくていいと思います。私はところどころ忘れていて?と思うことがありました。😅

が「ナイス!」と言っています。
moo
光が強ければ強いほど、影も濃くなる。なるほどなあ。栄華を極めようとしている道長と彼を恨む人たち。一矢報いるために、ここまでしてしまうとは。呪われた家系に翻弄されながらも家を守ろうとした保昌と、亡き兄について調べるうちに少しずつ強くなった小紅。嫌がらせをしてやろうと画策しながら生きてきた人に蔑まれる謂れはない。保輔の姿に大河の彼が重なってしまってなんだか切なくなってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ8作目。警察のイメージアップのためとは言え、特能係をテレビで取り上げたりしちゃいけないんじゃない?ちょっと記憶力に自信のある人が「にわか見当たり捜査官」になったりしても不思議じゃないと思う。そのせいで捜査に支障が出ることを想像できなかったのかな?さらに週刊誌に徳永の写真が掲載されてしまう。記事を書いたのは過去の事件で彼に恨みを持つ女性。ちょっと徳永も彼女に遠慮しすぎ、にも思えるけれど、彼女が何者かに拉致されてしまっては捜査しないわけにはいかないよね。話は次巻に続いて、舞台は沖縄です。
が「ナイス!」と言っています。
moo
二代目オーナーシェフのくるみがホール兼スイーツ担当の真湖と菜園の世話兼務のアルバイトの蒼、看板猫のネロと営む「洋食屋オリオン」。初代オーナーシェフだった祖母の味を受け継ぐ街の洋食屋さんだ。いつ行っても変わらない味を楽しめるそんな洋食屋さんが近所にあったら、それは通ってしまうよね。疲れた人の気持ちを和ませてくれる、そっと背中を押してくれる。あずきさんについてはすっかり騙されてしまった。でもこういう驚きは嫌じゃないです。
が「ナイス!」と言っています。
moo
拾った犬をこっそり飼っていたことがバレてアパートを出ていかなければならなくなっためぐみ。少し前に契約を切られて職も失ってしまいまさに崖っぷち!ひょんなことから天才装丁家の青のところで働くことになる。天才だけれど仕事以外はまるでダメな青の面倒を見ながら少しずつ仕事を始めるめぐみだけれど、青との才能の違いに打ちのめされる。でも違うからこそ助け合えることもあるはず。少しずつ距離を縮めていく2人はやがて仕事のパートナーになる。本が出来上がるまでにはいろんな工程があるんだなあ、と本を読んでいて楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
近藤さん初の警察小説シリーズ<新装版>1作目。夢だった刑事に配属されたのに、初現場でミスをしてしまい捜査班を移動させられてしまった新米刑事の會川。新たに組むことになったのは変わり者と噂される女性刑事の黒岩。2人が追うのは夫が殺され妻が失踪した事件。途中に挟まれる寓話は何を意味しているのか、この夫婦に何があったのか…。夫婦の過去を紐解いていくとなんとなく原因がわかってくるけれど、さらにまた込み入っていた。こういうのは辛いなあ。犯人を庇う気持ちがどうしても消えません。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ3作目。前回の衝撃的な終わり方からどう進むのか気になって仕方なかった。琴音さんが真犯人のはずがない、と思ってしまう。井出のピンチもなんとか凌ぎ、結果村崎課長ともお互いに理解が深まったのは何よりでした。小暮もずっと抱えていたものを南雲にぶつけてみたけれど…。少しずつリプロマーダーに近づいているはずなのに、今回もまたとんでもない終わり方をした。あー、どうなるんだろう!早く続きが読みたいぞ!
が「ナイス!」と言っています。
moo
家族の物語だった。親ならば子供には安定した幸せな生活を送ってほしいと願うもの。でもそれが子供の望むものとは限らない。子供の気持ちを知らず知らずのうちに押さえつけてこなかったか、そんなことを自問します。自分だって子供の頃はどうして親は自分の考えを一番正しいことのようにいうんだろうと思ったりしたのに。家族だって言葉にしなければ伝わらないことがある。今回は2つの家族が救われた。補導委託という制度を初めて知りました。
が「ナイス!」と言っています。
moo
芸能界を舞台にした短編集。7編のうち気持ちよく読めたものは少ない。恐ろしさや気持ち悪さを感じたものの方が多かった。キラキラして華やかに見えるけれど、その裏にはこういう部分もあるんだろうか?私たちの目に映るのは実際にテレビに出ている人たちだけど、その向こうにもたくさんの人がいる。それだけいろんな思いを抱えた人がいるということで。読み終わってうーん…と少し唸ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
moo
今回は腕の立つ武士ばかりを狙う辻斬りを追う。辻斬りが手にしているのはある旗本家から盗まれた妖刀・雲切丸。今回も長谷川様は勝手なことばかり言っていて腹が立つ。事件の陰にいた暇を持て余した大店の店主はもうイカれているし、読み終わってもスカッとはしなかった。刀に魅入られてしまった武士も哀れ…。かつて剣一郎と同じ道場に通った兄弟子の隠されていた嫉妬心、知りたくはなかっただろうなあ。
が「ナイス!」と言っています。
moo
ずっと気になっていた本。やっと読めました。うん、ちょっと変わっている成瀬あかり。なんでもできてしまうことで周囲から煙たがられてしまう成瀬。でもそんなことを気にしたりしない。自分の好奇心を第一に、地元愛を胸に我が道を突き進む。彼女なら将来デパートを建ててしまうかもしれないし、200歳まで生きるかもしれないと思えてしまう。そんな彼女と漫才コンビを組む島崎。彼女の引っ越しに動揺する様子にはより愛おしさが増してしまう。大学生になった成瀬は何をするんだろう。滋賀に行ってみたいな、ミシガンに乗りたいなと思った。
moo
2024/04/04 19:30

私も最初は興味なしだったのですが、読メでの皆さんの感想を見て読みたくなりました。待った甲斐がありましたよ。

moo
2024/04/04 19:33

ずーっと琵琶湖に行ってみたいと思っているんです。それが滋賀に行きたいになってミシガンに乗りたい!が加わりました。地元は当然盛り上がりますよね。

が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ15作目。15作目ともなれば、登場人物たちに変化があるのも当然だなあ。万里も修行が順調に行っているようで独立も考え始めたみたいだし、皐もすっかりお店に慣れたし。ちょっと心配になったところもあったけれど、何事もなくてよかった。お店を経営していればいろいろあるもの。今は昔とは全く違う経営の仕方があるみたい。そうなんだ、と1つ勉強になりました。一子さんもまだまだお元気そうでよかった。失敗したホワイトソースの復活法、覚えておこう!
が「ナイス!」と言っています。
moo
お弁当についての44篇のアンソロジー。ちょっと笑えたり、切なくなったり…。人の数だけいろんな思い出があるお弁当。覚えているお弁当箱は幼稚園の頃のもの。全体が淡いピンクで蓋には赤いチューリップの絵がありました。お箸入れは3匹の子豚のブーフーウー。父が選んで用意してくれたものでした。お弁当にはいつもピンクの桜でんぶがのってたなあ。覚えていないけれどあの頃の好物だったのか、少しでも彩りよくという母の工夫だったのでしょうか?懐かしい気持ちになりました。
が「ナイス!」と言っています。
moo
初読みの作家さん。イタリア生まれイタリア育ちのユージ。音楽好きな母に連れられて行った国立音楽院の生徒たちによる出張コンサートで聴いたフルートの音色に魅せられ、この音楽院でフルートを学び始める。それまで全くフルートに触ったこともないのに合格できたのはもともと素養があったのだろう。最初はただ夢中だったとしても成長するにつれ楽しいだけでは続けていけなくなってくる。それでも再び音楽の楽しさを知り変わっていく。ユージの迷いも葛藤も成長のためには必要なこと。一歩一歩進んでいくユージを応援したくなる。爽やかな読後感。
が「ナイス!」と言っています。
moo
シリーズ4作目。消えたケントはフランスにいました。ルーヴル美術館で修復の仕事に携わっていました。専門チームを率いるマルタンはなかなかに気難しくて受け入れてもらえるのか心配だったけれど、ちゃんと2人を評価してくれたようでよかった。絵画を収める額縁も大切なんだなあ。サモトラケのニケ、コローの風景画、ドラクロワの切り裂かれた肖像画について解決した後、館長から示された真の依頼はダ・ヴィンチに関わる極秘調査。次も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
moo
もう少し続くのかと思っていたので、これで完結とはちょっと驚きでした。でも当初から比べて爽良は強くなったなあ。自分の気持ちもはっきり言えるようになり、無鉄砲さは少し減ったかな?依の状況は今までしてきたことを思うと仕方に気もするけれど、無事でいてくれたらいいなと思ってしまいます。礼央はもうここまできたらうーんと気長に待つんでしょうね。どこかでその後の彼らの様子や鳳銘館の様子もしれたら嬉しいです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/15(3305日経過)
記録初日
2015/01/04(3406日経過)
読んだ本
6963冊(1日平均2.04冊)
読んだページ
2205231ページ(1日平均647ページ)
感想・レビュー
6222件(投稿率89.4%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
現住所
神奈川県
自己紹介

読書メーターを利用し始めてから5年たち、今まで読むことのなかった時代小説を読んだり新しい作家さんを知ったり楽しい読書生活を過ごしています。図書館も地元と近隣併せて4館を利用し、返却期限と場所を間違えないかがちょっと心配な今日この頃。好きな作家さんを追いかけつつ新たな出会いを期待して、本のある生活を過ごしたいなあと思います。 2020年 春🌸

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