読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

チューリップ
読んだ本
12
読んだページ
3031ページ
感想・レビュー
12
ナイス
152ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

チューリップ
橘の心の機微が静謐な雰囲気の中、どんどん意思ある強さになっていき心にしんと沁みました。音楽の著作権を管理する会社に勤める橘が音楽教室へスパイとして潜り込むが、孤独だった男がそこで自分の居場所を見つける。そこには人への愛があって音楽があって信頼があって素敵な仲間と先生がいた。ただ失うは、一瞬で会社員としてこんな業務があっていいのか、PTSDになるだろうと理不尽さを感じつつも最後の橘の決断と強さに感動しました。バッハを聴きながらこの本を読むと心が落ち着き、余韻がある作品でした。楽器を弾くっていいな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
12

チューリップ
へイスケとコウスケ。大阪の下町で中華店を営む家に生まれた2人の兄弟。クールな兄は高校卒業と同時に東京へ引っ越す所からお話は始まる。自分も兄のへースケと同じく大阪から東京へ上京し、かつ大阪の土足で踏み込む近さに馴染めなかった所があるので痛い程気持ちの共感出来ました。東京に来ると大阪の人情味が恋しくなるものわかる!なんだかんだで2人の関係にほっこり胸が熱くなり最後のお店のシーンは微笑ましかったです。話の中で意外と古嶋の魯迅の話が印象にのこりました。精神を治すのに文学が必要ということ。カフェでの経験も良かった。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
2人の女性の人生の半分が自分の中に入ってくるようなそんな感覚に没入して読みました。作中の水平線の写真と灯台がなぜか頭に浮かんでは消えるそんな作品でした。家庭環境の違う結珠と果遠が7才で出会い互いに強烈にインパクトを与え人生に影響する。1回目の「光のとこにいてね」と2回目、3回目と同じ言葉でも意味が異なっていてるのが強く印象に残り、また登場人物みな静けさの中に強さを持っていて、2人の葛藤だったり享受だったりを感じてぐっと心を掴まれました。同性愛とは違うが友情でもない。心の繋がりを感じました。圧巻の1冊です。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
ノックの音が、の書き出しから始まるショートショート。霜降り明星のラジオで星新一さんの名前が出てくるコーナーがあり、好きなコーナーなので読んでみましたが、凄く好きな作風でした!無駄な文章がないんじゃないかというくらい簡潔だけど、内容は重厚感があってあっという間に引き込まれてしまいました。人間の狡猾さやホラーも描かれていて、今の時代でも通ずる話が多く時代の古さも感じなかったです。なぞの女と警備員のお話と夢の大金が好きでした。他の作品にも目を通して見たいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
軽やかだけど重みのある作品で面白かった〜!約30年前に書かれた作品だけど古さを感じることなく綺麗な終わり方で、タイムリープの矛盾もなくバラバラだったピースがどんどん埋まっていく感じ読んでいて気持ちよかった。プロットが精巧でした。犯人の予想が当たったのは嬉しかったけど動機をもっと深掘りして欲しかった気もする。ただのサイコって事でいいのかな。でも危険を覚悟して対峙する若松くんがかっこよかった。SFでもあり恋愛的要素もありミステリー感もあるので小説が苦手な人にもおすすめできる作品だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
タイムリープしてしまう翔香と頭脳明晰な若松くん。1週間をぶつ切りにして時間をリープしていく。若松くんの仮説をもとに謎に迫っていく。彼がいることで少し心強くなってる翔香が可愛い。内容で気になるところが何箇所かある。お母さんの変わらない佇まい。優子達の含みのある態度。中田先生。車に轢かれそうになる。頭痛の原因。若松くんとの口付け。続きが気になりますね。早く読みたい!
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
なんだろう。既視感のあるルームシェアの話。若者特有のその場が良ければ悪い事も見て見ぬふり、お互い踏み込まないノリみたいな、表層的で、ホラーな出来事が軽快な調子で描かれていて面白かった。人生を適当に生きている感じ、ラストはすこし衝撃でした。私は琴ちゃんの選択に誰も意見を言わないことが悲しかったな。良介の平凡な大学生感とポジティブ思考にくすっと笑えた。読了後は、きちんと話せる人が周りにいる事が幸せに感じた。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
育った環境のせいなのか、大切な存在になるとどうしてと矛盾し、相手を否定してしまう自分をどうしても変えたくて読みました。言葉だけの否定だけでなく態度でも否定してる事があるってたしかになぁと自己啓発にも繋がる事例がたくさんありました。復唱する事やリフレーミング、実況中継など取り入れていきたいけど、特に自分が意識したいのは相手が話し終わるまで2秒待とうでした。関西人だからどうしても会話のテンポが気になってしまうのですが社会人としては是非やらないといけないですね。沈黙は金。喋りすぎな私には背筋が伸びる金言ばかり
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
橘の心の機微が静謐な雰囲気の中、どんどん意思ある強さになっていき心にしんと沁みました。音楽の著作権を管理する会社に勤める橘が音楽教室へスパイとして潜り込むが、孤独だった男がそこで自分の居場所を見つける。そこには人への愛があって音楽があって信頼があって素敵な仲間と先生がいた。ただ失うは、一瞬で会社員としてこんな業務があっていいのか、PTSDになるだろうと理不尽さを感じつつも最後の橘の決断と強さに感動しました。バッハを聴きながらこの本を読むと心が落ち着き、余韻がある作品でした。楽器を弾くっていいな。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
般若心経を現代語に分かりやすく解説しロックにまとめあげた本でした。ラストの般若心経の解説面白かった!この考え方って現代社会にも解釈一つで当てはまって、さすが長年と受け継がれた教えなんだなぁと改めて思った。他人と比較したり、羨んでるするのって時間の無駄だし、捉え方を変えれそうな気がする。ありがとう!!!ブッタと作者!!
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
スピリチュアル系の本で先入観で斜めから読んでしまう自分とすみれちゃんの言ってることを信じてあげたい自分がいた。だけどすみれちゃんが言ってることは全てポジティブなこと。何かをしたらダメとかではなく、今生きている人生を堪能せよ!と自己啓発にも繋がって読んで損ではないと思う。実際、少し前向きにも捉えられたし、かみさまがいるのかどうかなんて誰も分からないので、信じてみてもいいじゃん!とすら思えた。猿から人間じゃないのも面白いなー!赤ちゃんがお母さんを選んでるのか。そう思うと自分が選んだ人生なんだと思えるね。
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
言語化能力を高めたくて手に取った1冊。やはり日本語を生業にしているお二人の努力は凄い!齋藤先生はもちろん。安住さんにも天性の才能があると思うけど、そんなに打ち合わせしたりインプットしてたりやっぱり一流の人は目指すべき目標も高くて、より2人の事好きになりました。テレビをボーナスで何台も買ったのは笑いました。あと意外と安住さんは氷河期世代なのびっくり。先生2人しか採用されないとは。お二人の関係性も素敵でした。魅力な人の話し方をマネしてみることはすぐに出来ると思うのでやってみる。えーっとやめよう!
が「ナイス!」と言っています。
チューリップ
怒り。今の世の中や政治に不満を持っていても怒りの感情にはならず諦めていたなと。知らず知らずのうちに怒ること=みっともないと思っていたけど、怒りの感情って自然に湧くものなんだと。こう言う感覚忘れていたなぁと印象に残った。また、自分は会話で笑いで誤魔化すふしがある。それは大人やめて、会話できる人間になろう。話し方について学びたくこの本を取ったので成長したい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/17(3332日経過)
記録初日
2015/04/17(3332日経過)
読んだ本
384冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
116189ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
362件(投稿率94.3%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
https://plus.google.com/118037483334427589635
自己紹介

週に2冊程度
本を読むことが、唯一の趣味

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう