★★★★☆ やっぱり共同生活の終わりがやってきた…。でも、みんないい方向に向かって歩きだして良かった。コウちゃんの「お久しぶりです」もケーキも最終章を読んで全部分かり、ほろりとしてしまった。環のこと見守っていたんだ。環に救われたんだ。月次な言葉だけど、そう思った。おもしろかったです。

★★★★☆ 解説も含んで、よく作り込まれているなぁ、と。本当にチヨダ・コーキが生きている。『スロウハイツの神様』を読んでいると、より深く読み込めると思う。登場人物がなんとなく『スロウハイツの神様』に似ているし。

★★★★☆ やっぱり共同生活の終わりがやってきた…。でも、みんないい方向に向かって歩きだして良かった。コウちゃんの「お久しぶりです」もケーキも最終章を読んで全部分かり、ほろりとしてしまった。環のこと見守っていたんだ。環に救われたんだ。月次な言葉だけど、そう思った。おもしろかったです。

★★★★☆ この共同生活、どこまで続けられるんだろうか。続きが楽しみ。下巻読みます！

★★★★★ 一気に読んだ。おもしろかった…という一言しか咄嗟に出ないほど色んな感情が沸き起こる。もっと他に方法がなかったのか、と思う反面、このくらい強烈なことをしないと時代は動かないのか…と言う思い。彼等に思いを知る人は殆ど居ないのだろうけど、レーエンデは動き出したはず。

【文喫 選書】 読みやすく分かりやすい。日露戦争前の両国の動きなど興味深かった。辛勝ではあったが勝利した日本はその40年後にソ連軍から報復を受けると言う一文が印象に残った。現在もロシアは…と思わざるを得ない。

★★★★☆ ヒンメル一行も好きだけど、やっぱりフェルンとシュタルクと一緒のフリーレンがいいな、とおもったり。あれは猫耳？みんな可愛いね。帝国は…きな臭い感じ。

【もくじ堂　選書】 「秋の足音」が好きかな。しかしなんだろう。全体的に不穏な空気が流れているような…鳥井と坂木の友情の形が歪に感じるからだろうか。続きを読めばこの違和感の正体が分かるだろうか。

【文喫 選書】 個人的には日清日露戦争をもう少し掘り下げてほしかった。それでも、この時代の政治的な流れはよく分かると思う。日本と列強諸国、東アジアとの関わりなど。意外と綱渡りな状況が多い印象。

【文喫 選書】 シベリアを中心にロシアをみた本書。モンゴルが絡んでくるのが、ロシアにさほど詳しくない自分には意外だった。新たな発見。江戸時代にロシアとの接点が思った以上にあったので、ペリー来航のインパクトばかりに目が言ってしまうのは良くないな、と。世界史は広い視野を持って見ないと。そして、ロシアは若く恐ろしい国だと思った。あと、司馬遼太郎は頭に映像が浮かび、読みやすい。

【文喫 選書】 選書で依頼したテーマから大きく離れている本のため、あまり魅力的には思えなかった。「なるほど…」と思う部分もあるし「うーん…」と思う部分もあった。ただ、最初から「批判は聞かない」と言うのも如何なものかと…

★★★☆☆ この物語を読んで、泉鏡花に興味を持ちました。思えば読んでいないな…と思い。いつか泉鏡花作品も読みたいです。もちろん、この作品の続編も。

★★★★☆ チドリさんのお話は読んでいて痛々しかった。似たような状況を味わったからだろうか…。それでもチドリさんが自分だけの仕事に出会えたのは良かった。ホッとした。タンゴくんの話も好きだな。あ、サトミさんのも…結局みんなおもしろかったと思う。

★★★★☆ 全体的に不穏なのだけど、何故かふんわりした読後感。不思議だ…だけど、そこが好き。個人的に第九話が一番ゾクリとした。

【文喫 選書】 東洋の「中華思想」が西洋の「帝国主義」に食われていくさまを見たよう。そして、一歩間違えば清国のようになっていた日本…。末期の清王朝を解りやすくコンパクトにまとめてある1冊。

★★★★☆ こんなふうに少しのきっかけで人生が良い方向に向かう物語は読んでいてほっこりする。しかもお料理。全部美味しそう。メニューがおみくじというのもおもしろい。疲れた時に読むの良さそうな、そんば雰囲気の物語でした。