本作は、事務員洋子の殺人容疑、懲戒請求、発信者情報開示請求、無戸籍問題と様々な要素が詰め込まれている。 今の時代に起こる匿名の誹謗中傷問題などとても興味深い。『君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる』殺人の容疑で逮捕された事務員の洋子との接見の際に御子柴が告げた言葉。胸が熱くなった。

本作は、事務員洋子の殺人容疑、懲戒請求、発信者情報開示請求、無戸籍問題と様々な要素が詰め込まれている。 今の時代に起こる匿名の誹謗中傷問題などとても興味深い。『君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる』殺人の容疑で逮捕された事務員の洋子との接見の際に御子柴が告げた言葉。胸が熱くなった。

本書のテーマは加害者家族。本作品を読むと、加害者家族はもちろんだけど、被害者家族のその後の人生もとても悲惨であることがわかる。今回は御子柴の実母の弁護。実際殺してるみたいだから、どんな手法で無罪を勝ち取るのか。いやーそういうことか〜🤔すごいわ〜。

御子柴が過去に起こした事件のことは抜きにして、事件がなぜ起きたか過去に遡って真相に近づく様はすごい。

うわー、すごい展開になった〜。御子柴弁護士の観察力、洞察力はすごいな。まさかの展開に驚きました。御子柴はどうなってしまうのか。3作目が気になるので続けて読みます。

殺人の前科のある悪徳弁護士が主役ってすごいお話ですね。この御子柴弁護士、シリーズ化されてるので、この先どんなミステリーが飛び出すか楽しみです。