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2024年3月の読書メーターまとめ

hutaro
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
1

  • だんぼ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hutaro
京大を受けたり、 琵琶湖親善大使になったり、成瀬の人生は相変わらず変化の連続で楽しい。普通、考えて躊躇するようなことも、成瀬は一度決断したらひたすら突き進む。時に周りの人を巻き込むこともあるが、それは成瀬のせいではなく、成瀬が影響力を持っているからなので、彼女に非はない。成瀬信者がいるのも納得だ。我が道を行く成瀬だが、島崎との友情は健在みたいで心が温まる。離れていても、再会した瞬間、それまでの会えなかった期間が嘘のように交流できる、そんな関係が築けている友達は貴重な存在だ。☆3.5
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

hutaro

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2024年3月の感想・レビュー一覧
12

hutaro
高校生のときに同性を好きになって両思いになることのハードルの高さと言ったら、それは絶望的に高いと思う。同級生、親からの視線。住んでいる場所が地方だと注目度も高い。2人はそれでも楽しく過ごしていた。しかし、互いのこれまでの環境、親の考え方も異なる2人はやがてすれ違い始める。ほとんど恋愛小説を読まないが、これはまさに青春恋愛小説ど真ん中。それでも面白く(時に辛く)読んだ。相手が自分より自由でどんどん離れていってしまうような気持ちが切ない。恋愛において正解はないんだろうな。☆3.5
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hutaro
短編集。過去に恋愛関係があった等いろいろあったとしても、今現在自分の生活が充実していれば大して気にならない。たとえ、夫が昔付き合っていた人が、パートナーを連れて家に来ることがあっても。表題作ではそんな展開になる。恨みあっている訳でもなく、しかし互いの本心は読めない状況。傍から見ている(読んでいる)分には面白いが、実生活でこういう状況に陥るのはごめん蒙りたい。/妻を亡くした高齢男性を間近に見て、自分たちの未来を予想し不安を抱く夫婦(『焚いてるんだよ、薪ストーブ』)の話は他人事とは思えなかった。☆3.5
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hutaro
期待していたが、肩透かしを食らった気分。何だか全体的にぼんやりした印象。途中眠りかけた。ストーカー犯人、出てき過ぎで食傷気味。舞台俳優の後追い自殺は意味わからんし、四季は頑張ってたけどもうちょっとどうにかならなかったのか。楓の祖父の認知症は相変わらず強く症状が出たり出なかったりで、楓を楓の母親と思って向ける眼差しが切ない。認知症は治る病気ではないとは言え、ミステリの話をしているときはこんなにはっきりしているのにと思うと余計やり切れないと思う。☆3
hutaro
2024/03/29 20:09

きっとよたろうさんは楽しめると思います!古典ミステリもいろいろ触れられていますし。

よたろう
2024/03/30 09:43

ありがとうございます。楽しむ気持ちで読みます!

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hutaro
愛人を殺して男性器を切り取って持ち去った女性。こう書くと猟奇的犯罪者か性的異常者かのように思えるが、阿部定の頭はおかしくも何ともない。人より性欲と独占欲が強いだけの普通の感覚を持った女性だ。彼女の周囲に居た人たちが、彼女について事細かに語ることができるのも、それだけ魅力のある人間なのだからだろう。散々誉めたが、定は異常な悋気持ちで私が男だったらあまり関わりたくはないと思う。しかし、結局は定の虜になってしまうような気もする。吉蔵は死の直前、何を思ったのだろうか。私には吉蔵が最期抵抗したとは思えない。☆4
hutaro
2024/03/28 12:15

よたろうさんは要領よくちゃちゃっと仕事をこなされていきそうなイメージです。互いに仕事はちゃちゃっと終わらせてゆっくり読書したいものですね。

よたろう
2024/03/28 21:24

これからの合言葉は、ちゃちゃっとですね!笑

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hutaro
現実にある美術館を舞台にアートに触れる旅に参加する主人公。どうやら自分のことを知っていそうなガイドの女性。アートの魅力に触れて自分の本当の気持ちを見つめ直すという最初の章から始まる。アートは観るときの気分によって様々に感想が変化する。また、誰かとの思い出に浸ったりもできる。ツアー参加客の邪魔をしない程度にそっと寄り添うガイド桐子の手腕に惚れ惚れする。「沢山のアートを観ることができたから満足」なのではなく、アートとゆっくり向き合い、自分とも向き合うことができる旅とは何とも魅力的。『碌山美術館』いつか行こう。
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hutaro
クローズド・サークルに魅せられた作家が、自らの館に人を招き、間もなくやはりなと言う感じに事件が起こってしまう。しかも発表予定だった盗作疑惑の謎は残されたまま。館に集まった人たちは互いに因縁や面識があったりするものの、何故自分たちが呼ばれたのかは分かっていない。なんと面白い状況。探偵がいるにも関わらず、自分の判断で状況を探ろうとする人たちのせいで、犯人像がその都度ゆらいだ。最後のオチに関しては、私はなくても良かったと思う。あと、自分の名前が小説の中に登場するとしたら、被害者にはなりたくないなと思う。☆4
hutaro
2024/04/26 12:08

お帰りなさい✨️涼しいですよね、湿度もそんなになく快適です。茶碗蒸しのような食べ物なんですね!インスタ映え…む…難しそうです笑 写真のセンスが壊滅的な私には何も言えません😭笑

よたろう
2024/04/26 22:16

拡大して見てみましたが、確かにヨーグルトのようなものにエビとかニンジンとかスジコとか赤ければオッケーと考えたような異物がむやみにのっている不思議な造形物になっていますね。美味しかったはずなのですが…笑。何はともあれ楽しいGWをお過ごしください!

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hutaro
仲間内、その世界にいる人同士でしか分からない言葉が押し寄せてきて理解するのが大変だったが、途中から理解することは放棄し、ノリで読んだ。彼らはそれなりに危険で悪いことをしているのだが、生きているのが楽しそうだなと思った。痛い思いをしてひよるもヤクでハイな気分になるも私は味わったことがないが、この小説の人物たちは経験している。そんな体験を擬似的にさせてくれるので、途中没頭して読んだものの、やはり会話のほとんどが何を言っているのか分からないのはストレスであり、手放しで好きとは言えない本だった。☆2.5
tosca
2024/03/22 19:56

hutaroさんは、本当に色々な本を読まれますね〜!「会話のほとんどが何を言っているか分からない」本ってどんな感じなんだろう?と逆に興味が湧いたりします(笑)

hutaro
2024/03/23 12:32

toscaさんほどではないですよ~(*ᴗˬᴗ)若者言葉(しかもアングラな)が私には何を言ってるのか分からなくて…でもノリで読めちゃいます! しかし、強くオススメはしません笑

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hutaro
久々に頭脳戦ゲームの話を読んだ。自分ではゲームにどう勝つのかとても分からないので、鉱田ちゃん目線で真兎の快進撃を応援する立場である。ゲームのルール公開時から勝負は始まっていて、その時点で対戦相手はもう負けが決まっていたんだなと思うと、真兎の存在が少し恐ろしい。よく人間の心理をついていて、且つ、審判に自分の意図が伝わっておりルールに反しないかを確認する方法も見事。「だるまさんがかぞえた」のように誰も予測できない意表をついた作戦も、確かにルール上は何も問題はない。気持ちよく勝利してくれて楽しかった。☆4
hutaro
2024/03/18 13:11

覚えていらっしゃるのですね!私もこれは珍しく記憶に残る気がします笑 きっと数年後にはまっさらな状態になるのでしょうけれど…

よたろう
2024/03/19 07:44

その頃にはまっさらな新鮮な気持ちでまた読めますよね!笑

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hutaro
京大を受けたり、 琵琶湖親善大使になったり、成瀬の人生は相変わらず変化の連続で楽しい。普通、考えて躊躇するようなことも、成瀬は一度決断したらひたすら突き進む。時に周りの人を巻き込むこともあるが、それは成瀬のせいではなく、成瀬が影響力を持っているからなので、彼女に非はない。成瀬信者がいるのも納得だ。我が道を行く成瀬だが、島崎との友情は健在みたいで心が温まる。離れていても、再会した瞬間、それまでの会えなかった期間が嘘のように交流できる、そんな関係が築けている友達は貴重な存在だ。☆3.5
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hutaro
ネタバレ教師(内地留学中)のしのぶ先生が、色んな事件に遭遇し、真実を見抜いていく。しのぶ先生のキャラクターがかっこよくて(いささかガサツだが)好き。教え子にも慕われている感じがする。印象的だったのは、元教え子が企てた誘拐事件。どこかそわそわした両親の態度、身代金の受け渡し時の違和感から何が起こっているのか組み立てていくしのぶ。結末もちょっと胸に来るものがある。子どもが両親の仲を何とか修復するためできることと言ったら…。そうだよね、よく考えたねと言いたい気分。しのぶ先生にはずっと教師を続けてほしい。☆3.5
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hutaro
ネタバレ架空の殺人事件犯人当てゲーム、楽しそうだな。私が参加するとしたら推理はできないと思うが、犯人役を演じるのには自信がある。ピップはゲームが始まるとどんどん推理を深めていき、最後には犯人当てを披露する。その推理も見事で、よく限られた証拠から答えを見つけ出したなと思う。ただ、そんな終わり方なのねー!と正直思った。こういうゲームはストーリーテラーの力量にかかっていて、矛盾が生じれば一気に崩れていってしまう。ピップは周囲より推理力、観察眼が優れているが、今回は本人にとって悔しい結末となってしまった。☆3.5
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hutaro
バーのマスターの観察眼たるや恐るべし。この人の前では嘘はついても意味が無いだろうな。マスターがいろんな出来事を解決していく連作短編集。特に良かったのは『査定の女』。結婚候補相手をバーに連れてきてはマスターに男性が嘘をついていないか見抜かせていた女性が、やっと望み通りの男性と知り合えたと思ったら、最後は違う意味で幸せな展開になった。女性の意思の強さが格好良かった。どの話も後味が良く、しかも予想していた展開のさらに先の展開があるので、読んでいて楽しかった。☆4
よたろう
2024/03/06 21:40

私は溜まるまで寒いので体育座りの後でシャワーの①派です!

hutaro
2024/03/07 22:59

ですよね!私も行き着いたさきは①でした。でも本当はシャワーで身体を綺麗にしてからゆっくりお風呂に浸かりたいです。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/08/13(3182日経過)
記録初日
2015/08/13(3182日経過)
読んだ本
1193冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
373624ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
1008件(投稿率84.5%)
本棚
1棚
性別
年齢
38歳
血液型
B型
職業
公務員
現住所
茨城県
自己紹介

〇本は娯楽。
〇おすすめの本は?って聞かれたときあり過ぎて絞りきれない。
〇山田風太郎好きなのに全部読めてない。
〇自分の読んだ本、ほかの人の感想読むのが好き。私に勝手にお気に入り登録された方、申し訳ございません。
〇どこか行くとき最初に考えることは「何の本持ってこう」。
〇読む時は雑音のないところで。これ譲れない。
〇電子書籍より紙の触り心地を楽しみたい。
〇人が本について語ってるのを聞きたい。
〇本は読んだ人の分だけ感想がある。自分の好きな本をつまらなかったと思う人の感想も大事だと思う。
〇本好きな人が好き。
〇映画好きな人も好き。
〇馬の出てくる小説を常に探している。
〇まとまりつかない自己紹介ですみません。

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