小学校の図書館の片隅にあった一冊を、夢中になって読んだ記憶。Kindleで見つけて、ポチってしまった。今読み返しても、あまりに絶望的な戦いだなあ。そして、狡猾なイタチ、ノロイも恐ろしいけれど、追い詰められたときのネズミ達の仲間割れが妙にリアルで怖かった。児童書には珍しい種類のリアルさかもしれない。伝承の歌が助けになったり、呪いのごとき歌や踊りがあったり、不思議なバランス。

小学校の図書館の片隅にあった一冊を、夢中になって読んだ記憶。Kindleで見つけて、ポチってしまった。今読み返しても、あまりに絶望的な戦いだなあ。そして、狡猾なイタチ、ノロイも恐ろしいけれど、追い詰められたときのネズミ達の仲間割れが妙にリアルで怖かった。児童書には珍しい種類のリアルさかもしれない。伝承の歌が助けになったり、呪いのごとき歌や踊りがあったり、不思議なバランス。