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2024年3月の読書メーターまとめ

Ise Tsuyoshi
読んだ本
19
読んだページ
2972ページ
感想・レビュー
18
ナイス
102ナイス

2024年3月に読んだ本
19

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ise Tsuyoshi
かず子「そうして私も、札つきの不良になりたいの。そうするよりほかに、私の生きかたが、無いような気がするの」(p.114) 母「世間は、わからない」「わかっているひとなんか、無いんじゃないの?いつまで経っても、みんな子供です」(p.148) 上原「死ぬ気で飲んでいるんだ。生きているのが、悲しくて仕様が無いんだよ」(p.179) 直治「僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです」(p.182)
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
18

Ise Tsuyoshi
竹清翁と堂島政子がいい味出してる。絵画をめぐる物語も、「倍返し」もあざやかでした。
が「ナイス!」と言っています。
Ise Tsuyoshi
藤壺の宮、紫の上、葵の上、朝顔の君、六条御息所、女三の宮、朧月夜の君、明石の君の8人を中心に手ほどきする源氏物語の入門書。初心者でも大雑把なイメージがつかめて、いい企画でした。いろんな人が現代語訳を出しているので、そのうち挑戦してみよう。
が「ナイス!」と言っています。
Ise Tsuyoshi
ネタバレアメリカ独立戦争の現場へ。水曜のクリスマス、ワシントンがDelaware Riverを渡る場面に出会う興奮は、日本でなら桶狭間の戦いに出陣する信長を見るようなものだろうか。日本語では独立戦争というけど、アメリカではRevolutionary War。あれはthe idea of obeying a king を打ち砕いた革命だったんですね。 The harder the conflict,the more glorious the triumph.
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Ise Tsuyoshi
ネタバレ南北戦争の戦場へ。結構勉強になる巻。▽南北戦争では若者の5人に1人が死傷し、米国史上最も悲惨な戦争▽Blue=北軍=Union、Gray=南軍=Confederate▽戦場で指示を伝えるdrummer boysが使われたのは南北戦争が最後▽看護師は男性の仕事だったが、南北戦争を機に女性にも広がった。Angel of the Battlefieldというと日本ではナイチンゲールのイメージが強いけど、米国ではクララ・バートンなんだろうな。Do not forget the ones who love you.
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Ise Tsuyoshi
ネタバレオーストラリアの山火事で動物たちを救出。Teddyの魔法を解く4つのGift、タイタニックでもらった時計には、なんか 違和感があったけど、時間を大切にしないTedを教育するためのものだったのか。ほかの話がアメリカ先住民、インドの虎、カンガルーと、近代化・西洋化によって抑圧された立場に寄りそうものだったので、タイタニック以外の話を持ってきたほうが、つながりが良かったのになあ。こんなふうに思ってしまうのは、理屈で考えてしまう大人の悪い癖ですね。
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Ise Tsuyoshi
ネタバレ案内役の猿はハヌマンのイメージか。hermit=隠者の意味を説明するくだり、日本語版では削られちゃってるんだなあ。日本ではイメージしやすい存在だと思うけど、なぜだろう? “This perfect lotus blossom grows from dark,thick mud.””Its beauty cannot live without its ugliness.”虎を救うなら獰猛さも一緒に救うことになるというのは深い話。”You cannot have one without the other.”
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Ise Tsuyoshi
ネタバレ「推しは命にかかわるからね」(p.11)「あたしは推しの存在を愛でること自体が幸せなわけで、それはそれで成立するんだからとやかく言わないでほしい」(p.75)「やめてくれ、あたしから背骨を、奪わないでくれ。推しがいなくなったらあたしは本当に、生きていけなくなる」(p.133)。推しを持つ人の心情を言語化したところが評価されたのでしょう、たぶん。個人的にはあまりハマらなかった。帯のコピー、「TikTok世代のキャッチャー・イン・ザ・ライ」は言い過ぎだと思う。
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Ise Tsuyoshi
ネタバレネイティブ・アメリカンのLakotaのキャンプへ。Stampedeを止めてしまうAnnie、まるでナウシカのようだ。まあbaffaloと心を通わせたわけではないのだけれど。” One thing always leads to another.Everything is related.” “People cannot own land.The land belongs to the Great Spirit.””the Great Spirit won’t ever vanish.”
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Ise Tsuyoshi
かず子「そうして私も、札つきの不良になりたいの。そうするよりほかに、私の生きかたが、無いような気がするの」(p.114) 母「世間は、わからない」「わかっているひとなんか、無いんじゃないの?いつまで経っても、みんな子供です」(p.148) 上原「死ぬ気で飲んでいるんだ。生きているのが、悲しくて仕様が無いんだよ」(p.179) 直治「僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです」(p.182)
が「ナイス!」と言っています。
Ise Tsuyoshi
ネタバレunsinkable と考えられていたタイタニック号が沈む現場、なかなか臨場感があって面白い。Teddyの魔法を解くのが、#17からの目的らしいけど、Teddyの正体が気になるなあ。
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Ise Tsuyoshi
ネタバレタイトルを見たときはプラトンや民主主義、女性が排除されている社会の話になるとは思わなかった。13-16は、constellationつながりだったんですね。 The old stories are always with us. We are never alone.
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Ise Tsuyoshi
北方水滸伝ファンブック。年表、人物事典は、通読した読者が名場面を思い浮かべて楽しめるご褒美のようなもの。編集者からの手紙も連載当時の雰囲気が窺い知れて面白い。「いやあ、久しぶりに殺意に燃えました」「許せんのは、おまえじゃおまえじゃ」とアルバイト院生に激怒したところ、そりゃ、7巻の名場面をネタバレされたらブチギレるわ。司馬遼太郎賞受賞時の文章に「司馬遼太郎氏は、私が歴史小説を書きはじめた時、眼前に聳える巨大な山であった」「意識の中には、常に司馬氏の存在があった」とあり、改めて、司馬氏の存在感の大きさを実感。
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Ise Tsuyoshi
ネタバレ中世のアイルランドへ。この本では、食べるだけで忙しく、文化的な活動をする時間がなかった時代=Dark Agesとして説明されていた。中世のヨーロッパを暗黒時代とみるのは、最近の歴史学では否定的だったと思うけど。ヴァイキングの小さいヘルメットを見つけて、ヴァイキングにも子どもや家族がいることに気づくのは、ヴァイキングにも生活や事情があることを想像させる仕掛けで面白い。どうせならヴァイキングとのやりとりも、もう少しあれば良かったのに。
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Ise Tsuyoshi
何十年かぶりに再読。狸、赤シャツ、野だいこ、山嵐とキャラ立ちしてるなあ。主人公のちょっと地方を下に見る態度は、漱石のものなのだろうか? 「新聞なんてむやみな嘘を吐くもんだ。世の中に何が一番法螺を吹くといって、新聞ほどの法螺吹きはあるまい」。この言葉を書いてから結構すぐ、朝日新聞社に入社してるんだよな…
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Ise Tsuyoshi
ネタバレ秦の始皇帝の時代へ。Dragon Kingって呼び方、カッコいいと思うけど日本語版には出てこないのは、日本だと始皇帝でみんな分かるからかな。「焚書」の場面だけで、「坑儒」に具体的に触れていないのは、児童書だと仕方ないか。また2週間後の冒険を予告され、こうなると図書館の非常勤職員だな…
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Ise Tsuyoshi
ネタバレMaster Librarian になってから最初の冒険は古代ローマのPompeiiへ。このタイミングでこの場所に行かなくても、というツッコミは置いといて、AD79年のローマの街や生活も窺い知れて面白い。Herculesは現代人には神話だけど、ローマ人にはリアルだという考えは、なかなか深いものを含んでいると思う。”When in Rome,do as the Romans do” のオチはうまい! (日本語版では「郷に入っては郷に従え」と言ってから、ことわざの説明までしていて、訳者の苦労がしのばれます)。
が「ナイス!」と言っています。
Ise Tsuyoshi
ネタバレ原始時代に行ったときのように、また寒いところに薄着(今回はパジャマ)で行ってしまう2人。今回は北極圏。seal hunter に出会うからいいんだろうけど、もう少し寒さ対策はしたほうが……今巻のテーマは、"Always thank the animal spirits"。クマのイラスト、個人的には日本語版よりこっちのほうが好き。4つめの謎を解いたら、また新たなriddleが。これは簡単だった。Master Librarians になると、冒険の形は変わってくるのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
Ise Tsuyoshi
ネタバレアフリカ編。hyena の鳴き声、high-pitched human laugh みたいなんですね。 a thief and a coward 、人間の子どもが脅かすぐらいで本当に逃げるんだろうか? peanut butter とhoney のサンドウィッチ、外国文学では時々見かけるけど、甘すぎないのかな? 昼ごはんを食べた言い訳に、“it’s a really long story” “like ten chapters”というのは、メタな台詞でちょっとおかしかった。次巻はいよいよ最後のriddle。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/09/25(3139日経過)
記録初日
2015/09/04(3160日経過)
読んだ本
642冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
171148ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
616件(投稿率96.0%)
本棚
43棚
性別
外部サイト
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