続き。いまの地球を見ると、人類は本書の「現代の地球人」よりも、ルナリアンにより近い方に進んできているように思えてしまいます。地球内で争ってばかりで人類共同で太陽系を開拓するどころじゃないですよね。執筆当時も冷戦真っ盛りだった事を考えると、一種のユートピア小説と読むこともできると思います。また、作中に出てくる日常レベルの科学ガジェットがいま実在しているものに近いのはお見事な予見力だと思います。しかし「会議時にみんな普通にタバコを吸いまくる」ことができなくなるとは予想できなかったようですねw
海外文学中心。SF・ホラー・ミステリに偏りそう...
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続き。いまの地球を見ると、人類は本書の「現代の地球人」よりも、ルナリアンにより近い方に進んできているように思えてしまいます。地球内で争ってばかりで人類共同で太陽系を開拓するどころじゃないですよね。執筆当時も冷戦真っ盛りだった事を考えると、一種のユートピア小説と読むこともできると思います。また、作中に出てくる日常レベルの科学ガジェットがいま実在しているものに近いのはお見事な予見力だと思います。しかし「会議時にみんな普通にタバコを吸いまくる」ことができなくなるとは予想できなかったようですねw