ネタバレ事例が極端だが、極端ではない現実に当てはめると様々な意味で難しいと感じた。記載のギバーは実は自分に自信がある人だと思う。逆に燃え尽き成功できないギバーが多いのが理解できる現代社会では人脈形成もままならない。ギバーでもマッチャーへの移行を目指す人が多いと思うが、これも時に良い選択の模様。メモ：責任感の強さ、柔らかい話し方、大きな目線、自己利益と他者利益のバランス、計画性、助けを求める。相手の心より頭の中注目。臆病になり過ぎない。愛想の良さ関係なく意図をくむ。交渉は他人のためのつもりで。共通点・帰属意識注目。

ネタバレこの本での話し方の対象者はリーダ以上のエグゼクティブレベルが主だが、どんな人にもヒントとなることが多い。文章も読み易くまとめ方も上手いので、頭にも入りやすいと思う。特に話し方には３つの階層があり、それぞれ必要な要素が違うという部分が、今まで話し方系の本を読んできた中で感じた違和感をなくしてくれた。話し方をマネージメントする必要があるという大前提は、精神論も含め、分かっているようで明確には分かっていなかった目から鱗部分であった。テクニック本ではあるが、自分表現のひとつとして誰でも活用できることが多いと思う。