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2024年4月の読書メーターまとめ

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
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8
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1750ページ
感想・レビュー
8
ナイス
91ナイス

2024年4月に読んだ本
8

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1

  • ひろし

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼「さあ、これから弱音をはく練習をしましょう」という言葉で始まる。▼著者は神戸出身の牧師。高・大を其々中退、引きこもりの経験があるなど波乱の青年期を過ごした。精神科病院の閉鎖病棟に入院した経験があり、その体験を語った著書もある。▼生きづらさを感じて苦悩した自らの体験、弱さをさらけ出している。心の中の怒りや憎しみや性的な悩みなど、避けがちなテーマについて、著者の経験や思いが述べられている。▼聖書の言葉を引用しつつ語っており「人生のこの苦悩を指して聖書は慰めを語っているのか」と気付かされることが多かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
8

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
タイトルの通り、「若者の読書離れ」は嘘だと著者は語り、様々なデータを用いて、そのことの実証を試みている。中高生が「ラノベ」から離れている事、遺伝の影響、「TikTok売れ」は中高生の読書量を押し上げたとはいえない…など興味深い情報が紹介されいる。でも、若者の読書の実態を目の当たりにしていると、著者の主張に同意することができないことも多かった…。
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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼著者は香港在住の日本人。中国返還直前の1995年に香港に移住、中国化していく香港の姿を眺めてきた。25年にわたって著者が見てきた街の様子とその変化をまとめた生々しいルポルタージュである。▼著者は記者をしていたり、香港で邦人向け出版社に勤めていたという事で、ジャーナリストとしての鋭い視点を文から読み取ることが出来た。▼深圳と新界の関係、香港の友人との会話など、実際に生活した者でしか書けない内容が非常に興味深く感じた。▼デジタルオンリーの出版というのが惜しすぎる。ぜひ、紙で手元に置いておきたい一冊だ。
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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
福岡市周辺のお店やおすすめスポットがかわいい漫画として紹介されている。いつもsnsで読んでいたので、まとめて読めたことを嬉しく感じた。お店の情報が詳しいので、もしかしたら、お店の宣伝も入っているのかな?第一巻の続編だ。
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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼著者はカトリック聖心会の修道女。▼著者は出版時点(2021年)で89歳だった。コロナ禍の自粛生活等、不安と苦痛が多く誰もが不機嫌に成りがちだった2021年。こんな時だからこそ「機嫌よく暮らそう」と著者は説く。▼嫌なことにとらわれている時の身体の動かし方、他人の言うことをどこから気にすべきか、病気になった時に見えてくるもの…心理学的な知識と長い人生経験に基づく知恵が惜しみなく紹介されている。▼さっぱりとした文体。キリスト教信仰がベースにあるが宗教臭さは感じない。励ましを与えてくれる一冊だ。
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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼著者はフランス在住の俳人。読書を主なテーマとしたエッセイ集。40篇で構成されている。▼日常生活の中で感じたことと、自ら読んだ本の一節とを絡めながら文を綴っている。 ▼「事典は雑誌の一種」「同じ本を何度も読む…二十回、三十回と」「わたしは耳栓をして読む」「近所を歩きながら、読み終わった本を思い返していることがよくあって」…著者独特の本との接し方を、味わってほしい。▼語彙が豊かで、表現が柔らかい。そして詩を読むように読み進めることが出来た。
が「ナイス!」と言っています。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼「さあ、これから弱音をはく練習をしましょう」という言葉で始まる。▼著者は神戸出身の牧師。高・大を其々中退、引きこもりの経験があるなど波乱の青年期を過ごした。精神科病院の閉鎖病棟に入院した経験があり、その体験を語った著書もある。▼生きづらさを感じて苦悩した自らの体験、弱さをさらけ出している。心の中の怒りや憎しみや性的な悩みなど、避けがちなテーマについて、著者の経験や思いが述べられている。▼聖書の言葉を引用しつつ語っており「人生のこの苦悩を指して聖書は慰めを語っているのか」と気付かされることが多かった。
が「ナイス!」と言っています。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼著者はカメラマンに「こんな写真を撮って」と指示する立場のアートディレクターをしていたが、40歳を過ぎて写真家に立場を転じた人。▼この本は写真のテクニックを解説した実用書にはあらず、「写真」の良し悪しについて対話形式で書かれている小説のような本だ。▼「自分が好きなものは、好きなように撮って構わない」「技術は表現の中のほんの8%」だと語る。また「写真は文学だ」と述べ、小説など本を読むことの大切さを語る。▼「いい写真」とは何か、について深く掘り下げている。スマホで写真を撮るのが好きな貴方におすすめしたい。
が「ナイス!」と言っています。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
▼青年海外協力隊での勤務経験があるカトリック司祭の講演録。▼心を磨き全ての人が持つ霊性を深め、その上に生活を立てることの大切さを語る。▼著者はキリスト者の聖霊体験について「原因なしに味わう慰め」の時だと説明する。困り果てた場面で不意に何故か「原因不明の安らぎ、慰め」を感じ「平和な気持ち」に至ることがある。それは聖霊体験の一つだと説明する。そこに深い共感を覚えた。そのような場面で、神の祝福が自分に臨んだと感じられる感性を深めたいものだと感じた。 ▼どんな宗教の信仰を持っている方にでもお勧めしたい一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
111お気に入られ4月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/03(3024日経過)
記録初日
2010/07/11(5057日経過)
読んだ本
733冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
123519ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
575件(投稿率78.4%)
本棚
26棚
性別
職業
その他
自己紹介

梅干を食べながら散歩をするのが好きな少年です。豚まんとカールも大好きです。
最近はkindleでの読書が多くなっとるよ。

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