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2024年4月の読書メーターまとめ

flatscan
読んだ本
3
読んだページ
893ページ
感想・レビュー
3
ナイス
40ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

flatscan
"怪物"テーマの短編集。モンスターがテーマって面白くなるの?と思いつつ入手。正直、タイトルがクトゥルーっぽいと思ったのと、表紙の絵が気に入ったから買ったわけだが。いい意味で裏切られた。どれも面白かった。良き。「怪物」とか「モンスター」とっていうと(特撮っぽい)怪獣とか(ゲームっぽい)敵を思い浮かべてしまうんだが、認識を改めないといけない。解説で「奇妙な味」との表現があって気づいたが、この編者、奇妙な味テーマで短編集を編んでる人か(創元推理文庫で出てる)確かに今回も奇妙な味的な内容がちらほら。
flatscan
2024/04/17 21:45

以下、各作品について。沼の怪:ストレートなブロブ物。怪物自身の視点がポイント。妖虫:孤独な戦い。ラストがあっけない。犬…。アウター砂州~:砂州上のモノの正体にまず驚いて、その後の展開に更に驚いた。ナニコレ…。想像するとかなりキモイ。それ:これも怪物自身の視点。なんだか良く分からない存在の所為で巻き起こる騒動。って言うには人が死んでるしあんまり軽い話でもない。ラストは良いんだか悪いんだか。不思議な雰囲気。千の脚を~:好き。クトゥルーっぽいってか、ラヴクラフトっぽい。ロングは正にラヴクラフト・サークルの人。

flatscan
2024/04/17 21:48

アパートの~:ちょっと描写が足りない。物足りない。船から~:大海蛇探求の浪漫の話。ただ、むしろ船に乗り込んできた人物の言動の方が"モンスター" ラストは"懲りねえなあ"って感じ。獲物を求めて:これも怪物自身の視点。ラストのセリフは狙い過ぎ? お人好し:ちょっとコメディタッチなホラー。世にも奇妙な物語的な。オチに納得。好き。スカーレット・レイディ:呪われた?車がネタの作品。とにかく、これでもかと繰り返されるしつこい事故/流血にぞわぞわしながら読む。好きな作品ではあるがあまり読みたくない的な。やや胸糞。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

flatscan
最終巻。表紙は一見白く華やかな雰囲気だが、表紙カバーを全て広げると不穏な空気が…。キャラクター紹介の見開きは、1,2巻と見比べるとゾッとする。これまで通りカラーページは物語本筋(あの2人によって一気にストーリーが進む。白髪の主人公が至る結末。封印していた辛い現実。かなり駆け足だがちゃんと終わりを迎えてスッキリ) 最後の2作はモノクロで追加のストーリー(主人公のその後が分かる。あの2人との関係も。何より) ただし、人類が置かれている現実は変わらない。たぶん(地下のアレをうまく利用とかどうだろう)
が「ナイス!」と言っています。
flatscan
"怪物"テーマの短編集。モンスターがテーマって面白くなるの?と思いつつ入手。正直、タイトルがクトゥルーっぽいと思ったのと、表紙の絵が気に入ったから買ったわけだが。いい意味で裏切られた。どれも面白かった。良き。「怪物」とか「モンスター」とっていうと(特撮っぽい)怪獣とか(ゲームっぽい)敵を思い浮かべてしまうんだが、認識を改めないといけない。解説で「奇妙な味」との表現があって気づいたが、この編者、奇妙な味テーマで短編集を編んでる人か(創元推理文庫で出てる)確かに今回も奇妙な味的な内容がちらほら。
flatscan
2024/04/17 21:45

以下、各作品について。沼の怪:ストレートなブロブ物。怪物自身の視点がポイント。妖虫:孤独な戦い。ラストがあっけない。犬…。アウター砂州~:砂州上のモノの正体にまず驚いて、その後の展開に更に驚いた。ナニコレ…。想像するとかなりキモイ。それ:これも怪物自身の視点。なんだか良く分からない存在の所為で巻き起こる騒動。って言うには人が死んでるしあんまり軽い話でもない。ラストは良いんだか悪いんだか。不思議な雰囲気。千の脚を~:好き。クトゥルーっぽいってか、ラヴクラフトっぽい。ロングは正にラヴクラフト・サークルの人。

flatscan
2024/04/17 21:48

アパートの~:ちょっと描写が足りない。物足りない。船から~:大海蛇探求の浪漫の話。ただ、むしろ船に乗り込んできた人物の言動の方が"モンスター" ラストは"懲りねえなあ"って感じ。獲物を求めて:これも怪物自身の視点。ラストのセリフは狙い過ぎ? お人好し:ちょっとコメディタッチなホラー。世にも奇妙な物語的な。オチに納得。好き。スカーレット・レイディ:呪われた?車がネタの作品。とにかく、これでもかと繰り返されるしつこい事故/流血にぞわぞわしながら読む。好きな作品ではあるがあまり読みたくない的な。やや胸糞。

が「ナイス!」と言っています。
flatscan
鬼太郎というか、割とねずみ男を軸にした短編集。20作以上収録されていてお得感。宇宙人とかSFちっくなネタが多めで、ちょっと毛色が違う印象。ネタ(アイデアやオチ)がメインの話が多い気がする。これらは、鬼太郎である必然性が薄いので、飽くまで「鬼太郎の漫画というフレーム」を使ったSF短編作品と言えなくもない。この頃の漫画家はSFテーマからは逃れられないのかも。「終末株式会社」は、正に来たるべき20世紀末の終末観を含みつつ(でも初出が1978年でやや早い。ある種の予言的な側面も含んでいる)、→
flatscan
2024/04/06 22:01

→新たな星への移住計画を軸としたSF的な設定に、ねずみ男らしいオチも加わって、非常にバランスのいい作品。「かくれ蓑」は、なんかそっくりな昔話があった気がするが、なんだっけ。「影くい猫」は、雰囲気はいいのに、爆弾1つで終わらせてしまったのが惜しい。もっと色々話を広げられたんでは。「猫町切符」本のタイトルになってるだけあって、いい作品。よくよく考えると、鬼太郎もねずみ男も完敗してるな、これ。記憶は消されたけど、戻ってこれただけでヨシとしないとな。たぶん作者の願望なんだろうと思う。猫になって暮らしたい願望。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/19(2935日経過)
記録初日
2016/04/19(2935日経過)
読んだ本
735冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
167103ページ(1日平均56ページ)
感想・レビュー
472件(投稿率64.2%)
本棚
5棚
性別
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