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2024年4月の読書メーターまとめ

タイ子
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ナイス
2762ナイス

2024年4月に読んだ本
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2024年4月のお気に入り登録
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  • 恋空

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  • 恋空

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タイ子
力強い。文章から「生」と「業」が漲っている。これまでも自然と動物たちの共存を読ませてくれた河崎さん。今作は山奥の小屋で猟犬と共に暮らす一人の猟師の生き様を描いた物語。幼い頃から義父によって自然との暮らし、猟の仕方を学んできた男が熊同士の闘いに巻き込まれ大けがをする。人嫌い、人からも避けられてきたのに助けてくれたのはやはり人だった。世情の変わり目に男はどう立ち向かうのか。男のロマンなど露ほども感じられない、人間の暴力と熊の狂暴性にどれほどの違いがあるのか。「ともぐい」の意味が胸をえぐる。
ケイト
2024/04/17 20:05

タイちゃんのレビューに痺れる〜✨熊だけじゃなかったね!ともぐいの意味が分かった時、鳥肌たったよ。私こんな山で生きていけそうにないw

タイ子
2024/04/17 21:22

ケイちゃんを痺れさせてもうた(*¨*)ともぐいしながら生きながらえる動物たちの凄まじい生き様を読ませてもらったね。猟犬が可哀そうだと思う気持がすでにこの環境で生きられないってことなんだろうなと思いながら読んでた。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
21

タイ子
文人墨客として名を馳せた一人の男・鬼卵が老後田舎の宿筋で営むたばこ屋で元老中松平定信の訪問を受けたところから本筋が始まる。定信は鬼卵と知っているのだが鬼卵の方は定信と知ってか知らずか。その辺りの文章に漂う駆け引きの上手さ。定信に語る鬼卵の来し方。あるお家騒動がきっかけで鬼卵の人生が始まる。上田秋成、円山応挙らとの交流が影響を及ぼしながら様々な土地で暮らし、愛妻との思い出、別れ、鬼卵の人生が紐解かれていきながら時代の背景を映しとることができる。定信に対する鬼卵の態度が何だか清々しいのは今の政治を思うからか。
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タイ子
6人のミステリー作家たちによる新作アンソロジー。どれも書き下ろしだけに新鮮で面白い。誉田さんは姫川玲子を。心の内を吐きながらの魚住刑事との仕事、何だか可愛い。五十嵐律人さんの夫婦の離婚の話。夫の不倫の証拠を探偵に依頼したところ笑っちゃうような結末が。真梨さんはお得意のイヤミスで懐かしのワープロが登場。五十嵐貴久さんの誘拐事件の話が予想外の真相で面白い。サクサク読めて楽しめるトリックの数々を大いに堪能。
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タイ子
銀座で無差別殺傷事件発生。刃物を振り回す男の肩に黒い物体が見える。そして、男は被害者の耳を食いちぎり食べている。これぞミカヅチ班の出動。ミカヅチ班とは世の中で起きる怪異事件を隠蔽する部署。犯人の肩にいる黒い物体とはなんぞや?チームが調査をすればするほど謎は深まる。民話の里、岩手に謎を解くカギを見つけた赤バッジ・極意と怜の二人。彼らが見つけた怪異の元。ここから一気にSFの世界(もっとも本作は全てがSF)とうとうミカヅチの部屋にある謎の扉が少し開いた。向こうから覗く…ぎょえっ!臭いまで漂ってきそうな第5弾。
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タイ子
シリーズ第4弾。江戸のレンタルショップの店主・お庸。普通の貸し物屋ならば借りたいものを貸して一応終わりってことなんだけど、お庸の店の場合は少しでも借主に不審な点が見つかれば追跡して見極めるという徹底主義。ま、そこには彼女なりの好奇心てものが大いに作用しているんだろうけど。女の生霊が憑りついた櫛を子供が拾って恐怖におののく夜の話。髪結い道具を借りに来た男が道具を一切使っていない。そこには父親の愛が隠されていた。一番好みの話は火の用心のための拍子木を借りに来た男。途中、アッと言わせる展開。こういうの好き。
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タイ子
「藍千堂」の娘・さちにたった一人のともだちがいる。おとみちゃんという子はお母さんと二人で長屋暮らしをしていてさちは初めて家に招かれた。翌日、おとみちゃんのお母さんが再婚のため一人で好きな男の元に行ってしまった。娘がいては結婚のジャマになる、母が幸せになるためには私はいてはいけないんだ。それぞれの想いが交錯しながら、子供が成長していく姿、親が子供に対する愛情の深さを切実に描く今作。おとみちゃんの事があり、さちも自分の境遇を想い始める。自分たちを想い寄り添ってくれる大人たちが側にいれば幸せになるよ、きっと。
もんらっしぇ
2024/04/24 10:58

タイ子さん、レビューを拝見しつつ、そのストーリー展開を思い出しながら…そういえば「どう収拾つけるんだろう?」と、一読者ながら余計なお世話のwハラハラ心配した記憶が蘇りました(^^)/

タイ子
2024/04/24 15:11

もんさん、読みながら悪い方向に考えてしまう自分がいたりして。最初はおとみちゃんの叔父さんが彼女を引き取ったあと、どこかに売るんじゃないかなとか。さちの家族は皆優しいから心配はしたなかったけど、とみちゃんの叔父さんごめん!(笑)いい場所と人たちに落ち着いて良かったですよね♪

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タイ子
東京地裁の高遠寺円の元に中国製のAI裁判官が来た。中国ご自慢の<法神>。テスト運用の驚くべき結果。入力後、数分後に出て来る判決文に判事たちは尊敬の念さえ感じ始める。ただ、円にとってこの機器はあくまでも精密機械であり全てを信用する感はない。そんな時、一つの事件が起こり裁判が始まる。18歳の少年が父親の暴力に耐えかねて刃物で殺すというもの。真相は何となく推理できるものの、裁判長とAIの下す判決に驚くしかない。人間が人間を裁く裁判において感情のないAIがどこまで有能なのかこれからの時代においても不信感は募る。
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タイ子
シリーズ第5弾。出直し神社のおけいちゃんに続々仕事が舞い込んでくる。仕事と言っても賃金はもらわないけど。貰えないのではなくて頂かない。最近、たまご売りの店先で卵が盗まれるのを防いで欲しいとの依頼が。閑古鳥の仕業とわかっているから追っ払うのは朝飯前。閑古鳥の正体を知っているのはおけいちゃんとお婆だけだから。そのたまご売り屋で起こる息子を巡るひと騒動。母が2人現れる、お前の母だと。この母たちが後々登場する時の素顔が面白い。団子の大食いバトルあり、同心丑之助の結婚話あり、盗賊騒ぎありで今作も大いに楽しめた。
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タイ子
今作は文書解読班の矢代がライフワークにしているある事件の手がかりとなるカメラの行方を追っているうちに辿り着く7年半の努力と執念の先にある悲劇との対面の物語。矢代の幼馴染み・水原弘子が階段から落ちて死亡して7年半。やっと見つけたカメラから現像された奇妙な写真。片や、凄惨な殺人方法で殺された男の死体が連続して見つかる。そこに残されたダイイングメッセージ。文書解読班が疎まれていた時期もあるが、今や必要不可欠のチームとなり捜査にも参加できる事が嬉しい。真実の惨さと過去との繋がりに因縁の文字が浮かぶ。今作も面白い!
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タイ子
「鯖猫長屋」の住人・貫八が捨楽に妹のおはまに内緒で助けを求めにきた。今では捨楽もおはまちゃんが気になる存在なのでほおってはおけない。貫八の相談は飲めば心が浄化され、つければ白肌になる怪しげなキャッチフレーズの水の話。裏で蠢く何者かの元締め、俗にいうねずみ講のような手段で水を売り始めたヤツがいるとのこと。それは聞き捨てならぬと捨楽、盗賊の仮面をかぶった医者の永徳、同心の掛井の旦那たちが奮闘。あの世とこの世を彷徨う霊と、この世でしっかり生きてる心優しい人たちと猫2匹、犬一匹の物語。サバとさくらの喧嘩が可愛い。
が「ナイス!」と言っています。
タイ子
力強い。文章から「生」と「業」が漲っている。これまでも自然と動物たちの共存を読ませてくれた河崎さん。今作は山奥の小屋で猟犬と共に暮らす一人の猟師の生き様を描いた物語。幼い頃から義父によって自然との暮らし、猟の仕方を学んできた男が熊同士の闘いに巻き込まれ大けがをする。人嫌い、人からも避けられてきたのに助けてくれたのはやはり人だった。世情の変わり目に男はどう立ち向かうのか。男のロマンなど露ほども感じられない、人間の暴力と熊の狂暴性にどれほどの違いがあるのか。「ともぐい」の意味が胸をえぐる。
ケイト
2024/04/17 20:05

タイちゃんのレビューに痺れる〜✨熊だけじゃなかったね!ともぐいの意味が分かった時、鳥肌たったよ。私こんな山で生きていけそうにないw

タイ子
2024/04/17 21:22

ケイちゃんを痺れさせてもうた(*¨*)ともぐいしながら生きながらえる動物たちの凄まじい生き様を読ませてもらったね。猟犬が可哀そうだと思う気持がすでにこの環境で生きられないってことなんだろうなと思いながら読んでた。

が「ナイス!」と言っています。
タイ子
タイトル通りの旅籠物語。最初からめおと物ではなく、1人のヤクザ者・直次が賭博場の検めで捕り方に重傷を負わせ、自らもケガをして逃亡。途中で旅籠「松丸屋」の娘を助けた事から、旅籠の世話になる事に。あまり繁盛していない旅籠に世話になりつつ、街道に追いはぎの出没という物騒な出来事の原因を確かめながら街道筋の事情を知って行く。直次の過去を探るヤツもいれば、知りながら共に探索を続ける見廻り役。「めおと旅籠~」とはいかに?!という疑問もあり、これから始まるシリーズにてまだ序の口なので今後の展開に期待しましょうか。
が「ナイス!」と言っています。
タイ子
刑事一筋55歳の刑事・忠倉がここにきて転属だと。配属先は警察庁B4にある「第二種未解決事件~」なんじゃ、それ?!家に帰れば娘の彼氏がご挨拶。職業は「怪談師」なんじゃ、それ?!この世に怪談なんてないと自負する忠倉と怪談大好きな未来の婿。ここから本作が掲げる物語の始まり~。幾つかの事件を見事な推理と刑事のカンで解決する忠倉だが、この世には科学では証明できない不思議なことがあるのですよ。気が付けばいつの間にか未来の婿の力を借りてるって何と頼もしい婿殿。「お義父さん、続編お願いします」「お義父さんて呼ぶな~~!」
Nyah
2024/05/05 12:49

タイ子さん 楽しかった〜。なんじゃ、それ?!だった。

タイ子
2024/05/05 17:00

Nyahさん、このトンデモ話が家族を一つにしようとしていたり、事件があればお義父さんが予想以上に優秀な刑事だったりとか面白すぎだろう!って。

が「ナイス!」と言っています。
タイ子
お茶「千寿園」の跡継ぎ娘・藍。京都から来た長海和尚の不眠症を治療した縁で今度は藍が和尚とともにお茶のもてなしの心を学ぶため京に旅立つ。江戸から京都まで藍にとっては初めての旅、何もかもが新鮮で珍しくて楽しい。長海和尚は老僧とはいえ驚異的な健脚ぶり。やはり修行のたまものでしょうね。京都は万福寺に着いた藍は近くに開業している医者の下でお手伝い。何やら変わった毛並みの猫までいる。そして、藍の胸の中で芽生えていく恋ごころにキュン!半年後には別れが待っている。切ない。。。けど、新しい自分を見つけた藍に幸あれ!
もじょりん
2024/04/13 18:32

タイ子さん、最近共読本が多いですね(^^)相性度126%で1位でした♪

タイ子
2024/04/13 18:57

もじょりんさん、ヤッタ〜!これからも共読増えるといいですね♪

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タイ子
おとぎカンパニーシリーズ。今作は「遅刻する食パン少女」に次ぐベタなシチュエーションからのアレンジ10作品。例えば笑い話にある「食べて横になったら牛になるよ」「では、隣の牛は誰がなったの?」この話が田丸さんにかかると牛になるのはいいが、実は牛になった後が何ともほっこりするという。これが好き。「原稿中」は作家さんならではの目線なので、もしかすると田丸さんの切なる心境かもね。あまりにも突拍子すぎる話もあったりして引き気味なのもあるけど、この世界観を味わえるのは田丸さんの想像力、創作力のおかげ。続編も楽しみ!
こり
2024/04/22 12:22

この世界観はハマるよね!田丸さんの場合、締切に迫られたら特に辛そう。てるてる坊主も面白かった!

タイ子
2024/04/22 17:27

こりさん、このアレンジは田丸さんならではよね。これ読んでから白線見るとまっすぐ歩きたくなる(笑)てるてる坊主って修行してるんだ~♪

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タイ子
「天上天下唯我独尊」を地でいく浦和医大法医学教室・光崎教授が執刀する不審死の遺体。連続して起こる引きこもりによる事件。どの事件をとっても現代の闇を映しているような。埼玉県警の古手川刑事が奮闘するも、今回渡瀬警部は陰の存在で何だか寂しい。それしても渡瀬警部ってそんなに人に言われるような性格でしたっけ?私は好きなんだけどなぁ。一つ一つの解剖による事件の真相がやはり七里さんらしく面白い。そして、張られていく伏線をたどると見えてくるある事実。なんかムカつく。タイトルの数字の関係にどこか哀しみさえ覚える。
ちょろこ
2024/04/23 18:33

こういうの読むと日本社会の未来って暗いわ〜って思っちゃう。アメリカと日本のひきこもりに対する考え方の違いもなるほど、だった✩⡱

タイ子
2024/04/23 20:49

ちょろちゃん、少し前までは8020とかで歯の事は言ってたけど今やこのいろんな意味する数字だもんね。なんか切なくなってくるわ。。。

が「ナイス!」と言っています。
タイ子
会社が無くなる、そんな事態に直面したのが広告代理店「八千代アドバンス」の制作部に勤務する畑井。いやいや、そんな寝耳に水の話を突然言われても…。畑井はこれまで経験のない総務部部長に異動、清算業務をすることに。暫くの間、社内では内密に動くことに。意が痛くなるような任命を受ける。そんな中、金庫の中の通帳と印鑑が消えた。残高2億円、負債の返済用資金なのにどこに?同時に社員が消えた。誰もが疑心暗鬼の中、次々に現れる真実。小心者の畑井を支える妻の存在がいい。総じてものすごく面白いかと問われたら…うーん、まあまあ。
タイ子
2024/04/10 17:22

よつばちゃん、私も伊岡作品のファンだけど今回はちょっとなぁって感じだったわ。2億円が紛失する事件から面白くなるぞと期待したんだけどね。。。

タイ子
2024/04/10 17:42

ケイちゃん、企業ドラマ+ミステリってなんかワクワクしながら読むんだけど、今回に限ってはちょっと物足りなかったなぁ。

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タイ子
陶芸家の手によって作られた青い壺が人に手に渡りながら、その時々の様々な人生模様を描いていく13話の連続短編集。おとぎ話のようにこの青い壺が奇跡を起こすわけでもなく、誰かの命を救うとかそんな陳腐な物語ではない。それぞれの事情を抱えた家族や50年ぶりに再会する同窓会での女性たちが文中に生き生きと立ち上がってくる。何だか逆に青い壺に見つめられるような人間たちの生き様。時代背景に昔を思わせる要素は多分にあるが、時代は進化しようと人の心は変わらないんだなと思わせてくれる。青い壺を巡っての人生模様を大いに堪能。
ちょろこ
2024/05/05 17:20

この綺麗な青の表紙が色褪せる前に積読崩して正解だった😆同窓会の話とか、充分ショートドラマになりそうな面白さだったね✩⡱

タイ子
2024/05/05 17:29

ちょろちゃん、色あせる頃ってどんだけ先やねん(笑)でも、ここに出て来る壺って見てみたいよね。確かにショートドラマだと面白そう!

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タイ子
こういう形で源氏物語が歴史ミステリになっているのも面白い。紫式部を安楽椅子探偵とするならばその助手は式部に仕える阿手木。この阿手木のキャラがいい。事件の真相を追っかけながら関係者とちゃっかり結婚してるいう。猫の失踪事件あり、源氏物語のある重要なシーンが描かれた帖が一冊紛失。物語のあらすじを一部何となくだが知っている身としては紛失した帖がいかなものだったなどと本作で初めて知った次第。が、この紛失事件の顛末までは面白い。絶賛の裏にある批判、非難の声にめげず書き続け1000年後も読み続けられる偉大な物語に感服。
えにくす
2024/04/23 20:52

大河ドラマのおかげで、二重に楽しめたね😊 歴史小説としても良かったし、ミステリーとしても読み応えあったわ👌 源氏物語は内容知らないけど、紛失したのがあったんだね😳 猫の事件もお見事✌️ ただ牛車て歩みが遅いと思うので、それで宇治まで行くのはかなり時間がかかるのでは?と思った😅

タイ子
2024/04/23 20:53

えにさん、今年は源氏物語関係の本がたくさん読まれるね。ドラマと並行して読むと分かり易くていいわ~。源氏物語に紛失事件があったなんて全く知らなかった。色々勉強になります♪

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タイ子
「うかれ十郎兵衛」改題作。出版において今の敏腕プロデューサーであり、粋人だった蔦屋重三郎。まだ駆け出しで無名だった喜多川歌麿、山東京伝、馬琴、恋川春町、写楽など名だたる絵師や戯作者をメジャーにした男。時代を見る目、先を見通す力、そして何より金を持っている。そんな蔦重に目を掛けられ出世街道をどんどん昇っていく男たち。ただ一人、作中で自分の我を通した奥絵師がいて、その流されない自分の生き方を貫いた姿が清々しい。栄光を手にした後に味わう悲哀の深さが沁みる。読友さん、紹介いただきありがとう。
mirai.R 
2024/04/26 20:10

「うかれ十郎兵衛」読んだのだけど😃「蔦重」こちらの方が手に取りやすいよね。 恥ずかしながら、人物も作品も全く知らなくてね~💧 この作品で蔦重と彼らに興味持っちゃった!来年の大河楽しみだね✨

タイ子
2024/04/26 20:54

miraiちゃん、登場人物を知っていても知らなくてもそれぞれの思いで楽しめる作品だだったよね。それだけに来年の大河が楽しみだね~♪

が「ナイス!」と言っています。
タイ子
ガンさんの刑事生活も残り10年。実母の介護と女優の仕事で大変な実里さん、お互いの気持ちを埋め合う関係が最高。ガンさんが長い刑事生活で初めて衝撃を受けた事件が本巻。高齢施設に入所している高齢者が殺された。容疑者は出頭するもこれまた高齢者。出頭した容疑者は沈黙を守ったまま。動機を調べるうちに徐々に明らかになる過去の出来事。途中で推理はできたので、ガンさん早く気づいてと願うばかり。推理以上のエグさに吐き気がしそう。いるんだなぁ、こういうヤツ。SNSのない時代でまだ良かったかも。ガンさんの新たな出発に大いに期待!
が「ナイス!」と言っています。
タイ子
第2弾。今作はいろんな箇所で涙がジワリと滲むシーンが多い。一膳飯屋「しん」を訪れる訳ありな客を相手に聞き上手の女将が話を聞く。その客の訳ありな話が綴られていく。この2つの筋立てで展開する物語はストレートに胸に響く。「みぞれ雨」小さい頃から妹に何でも横取りされていた姉。ついには夫まで取られた上に子供まで産んだ。子供を見捨てて妹は出奔、姉が育てたのに帰ってきた妹は子供を取った。子供の気持ちが切なすぎて涙。最後の「祖父」がいい。祖父が背中に背負って剣術をしながら育てた女剣士と祖父の葛藤。泣ける。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/05/01(2933日経過)
記録初日
2016/08/14(2828日経過)
読んだ本
1888冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
618094ページ(1日平均218ページ)
感想・レビュー
1750件(投稿率92.7%)
本棚
1棚
性別
現住所
岡山県
自己紹介

本を一日に数ページでも読まないと落ち着かないほとんど文字中毒です。
ジャンルはサスペンス(ミステリー)ものが多かったのですが、数年前宇江佐真理さんの時代小説に出会って以来時代ものも好きになりました。
ラブストーリーものはちょっと苦手かな。

皆さんの素晴らしい感想を参考にどんどん食指を伸ばしていきたいと思っています。
自分も稚拙な文章ながら思ったまま、感じたまんまを綴っていきたいです。
宜しくお願いします。

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