ネタバレ何度も親がかわり、現在血のつながらない森宮さんとくらす高校生の優子のお話。物語が進むごとに今までの親たちとのエピソードやどういう経緯で何度も親が変わったのかが明かされていきました。 どの親にも愛され、健やかに育った優子。早瀬君との結婚のため、今までの親に会いに行ったり、実父が登場したりと最後までページを捲る手が止まりませんでした。 また結婚式ではバージンロードを共に歩く父を森宮さんに選んだところは涙が止まりませんでした。血が繋がっていなくても、親と子の絆を感じる、優しい物語でした。

ネタバレ戴で驍宗を探す泰麒と李斎。道中で運良く禁軍であった項梁、瑞雲観の去思と出会う。他にも酆都の協力も得て、文州へ向かう一行。まさか途中で泰麒が項梁と鴻基へ向かうとは…白圭宮の内部や驍宗失踪時の詳しい話も徐々に明かされていきます。気になるのは阿選がどうして表に出てこないのか、そして驍宗らしき人が風邪で寝込んでいるところです。これから彼らの命運がどうなっていくのか、2巻も期待です。

ネタバレ戴の王と麒麟が行方不明となり、数年後、荒れ果てた戴のため慶に助けを求めた李斎。そこから陽子の提案もあり各国と協力して泰麒を探すお話でした。魔性の子の裏側、その間の泰麒の使令たちのことが明かされ続きが気になって仕方なかったです。なんだかんだ六太に言われて手を貸してくれる尚隆も好きです。泰麒は角はないままですがなんとか穢れもなくなり、李斎と戴に発つところで物語は終わります。これから驍宗が見つかるのか、戴国がどうなるのか非常に気になります。

ネタバレついにこちらに手を出してみました。主人公はどこか世間に違和感をもつ教生・広瀬。そのクラスにいた不思議な雰囲気をもつ高里という生徒。高里に対して攻撃的な態度をとると怪我をしたりしまいには亡くなってしまったりと祟りのような現象が続いていきます。そして時折街に出現する泰麒を探す汕子たち。口コミではシリーズ1冊目に読むのも味があるようで、少し後悔してます。たくさんの人が亡くなり、怪我を負いましたが、最終的には延王が迎えにきて無事泰麒は帰還となりました。全体的に暗い感じが小野不由美作品といったかんじで良かったです。

ネタバレ戴、芳、柳、才、陽子と楽俊の短編集でした。泰麒が漣に行き、王と出会うことで前向きになることができたのはなんだか微笑ましかったです。才は、沈みゆく国の話で切なかったですが、国を正すことがいかに難しいか思い知らされました。政治とはやはり難しいですね。また以前出てきた奏の利広が柳を偵察にいくエピソードがありましたが、雁の王と知り合いだったとはびっくりです。

ネタバレ何度も親がかわり、現在血のつながらない森宮さんとくらす高校生の優子のお話。物語が進むごとに今までの親たちとのエピソードやどういう経緯で何度も親が変わったのかが明かされていきました。 どの親にも愛され、健やかに育った優子。早瀬君との結婚のため、今までの親に会いに行ったり、実父が登場したりと最後までページを捲る手が止まりませんでした。 また結婚式ではバージンロードを共に歩く父を森宮さんに選んだところは涙が止まりませんでした。血が繋がっていなくても、親と子の絆を感じる、優しい物語でした。