弁護士であり青山学院大学法学部教授の木山泰嗣が、税法の重要なポイントをまとめた本。ざっくりではあるが、丁寧に説明されており、引用文献や引用条文もきちんと記載されている。目次もあるので便利。教養というけれど、税法のぜの字も知らない人にとってすんなり読めるものかどうかは疑問。税法を多少勉強している人の復習教材や、税法の勉強を開始した人の補助教材としておすすめだと思う。とても読みやすかったし、知識の定着としてよい復習になった。

トランスジェンダーの杉山文野が、パートナーとゲイの友人の3人で子育てをする中で気付いたこと、大変だったことをまとめたエッセイ本。子供が小さいうちはどこの家庭でも大変で、特に子育てがメインとなりやすい母親にとっては今までの生活が一変するのでとても辛いし大変。それはLGBTQだろうが何だろうが変わらない。家族がどういうものという定義も、社会が便宜的に置いているだけである。それぞれがこうありたいと願ったときにそうなれるような世界になっていけばいいなと思う。

国民的美少女として話題になった後藤久美子。人気絶頂だった当時に引退、F1レーサーだったジャン・アレジと結婚、渡仏、出産を果たした彼女が、なぜ事実婚を選んだのか気になって読了。しかし残念ながら言及なし。ネット上では略奪婚(元妻との離婚がまだ完了していなかった。)だからとも言われているが、法律婚に縛られないフランスというお国柄(法的にも不利がない。)と、ジャン・アレジが、法律婚でなくても何も困らないほどの資産家なので、現状何も困っていない、必要がないということなのだろう。

弁護士であり青山学院大学法学部教授の木山泰嗣が、税法の重要なポイントをまとめた本。ざっくりではあるが、丁寧に説明されており、引用文献や引用条文もきちんと記載されている。目次もあるので便利。教養というけれど、税法のぜの字も知らない人にとってすんなり読めるものかどうかは疑問。税法を多少勉強している人の復習教材や、税法の勉強を開始した人の補助教材としておすすめだと思う。とても読みやすかったし、知識の定着としてよい復習になった。

些細なきっかけでクラスのカーストトップからいじめを受けることになってしまった少女が、昔の友人であるカンナに出会い復讐を決意する話。心がどす黒くなっていく少女を手のひらで転がしていく様は絶妙でもあり、イジメそのものは因果応報であるという話でもある。カンナのお父さんがどんなに権力があっても絶対に無理なことばかりではあるが、中高生が好きそうな内容と展開であった。