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2024年3月の読書メーターまとめ

tokko
読んだ本
8
読んだページ
2003ページ
感想・レビュー
8
ナイス
190ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tokko
今も現役で活躍中の小説もたくさんあります。「少年の日の思い出」取り返しのつかないことをやってしまった経験は、少年誰しも持っているものなのでしょうか。たまに読みたくなります。「故郷」これも古くからの定番教材。何かを捨てて大人になるという「あの感覚」は、通過儀礼のように普遍性を持っているような気がします。他にも教科書ではないかもしれませんが、読んだ記憶のあるものがありました。それくらい少年の心の言葉にしにくい葛藤は共感を得るのかもしれません。ただ、周りにいる人は迷惑を被るかもしれませんが。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

tokko
ちょうど民主主義とはどのような制度なのか、民主主義とはどのような歴史的文脈の中で生まれたものなのかを知りたかったので手に取った。書店に行くと、本当にそういう「偶然の出会い」があるので嬉しい。400ページを超える書物だが、とにかく書き手の熱意が伝わってくる。教科書だから若者を想定読者にしているからだと思うが、とても「頼むから読んでくれ」という「条理を尽くしている」感がある。が、戦後に青年だった今の「大人」たちが、果たして民主主義を正しく理解しているかと言われると、どうでしょう。返答に苦しむかもしれません。
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tokko
読者は見習い記者のマックスウェルと同じ視点で情報を獲得していく。しかしその情報が、あまりにもお誂え向きで一つの事実へと向かっていくのだが…。喋り続けて死にいたる病気、というのが曲者で、彼らは真実を話しているのだろうか。エーケンの手記や告白、カークの手紙すら疑わしくどれを信じたらいいのかわからない。そもそも真実なるものが、本当に存在しているのだろうか。次第に街の人々の言う「真実を語ることができるのは、あなたがあまりよく知らない時だけ」という言葉が、謎めいた箴言から具体的な警告として機能し始める。必読書です。
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tokko
国語の教科書にも歴史小説が載っていたとは意外でした。戦争を題材とした小説(「赤帯の話」「凧になったお母さん」)が教材になるのは納得できます。が、「無名の人」「最後の一句」「鼓くらべ」「内蔵允留守」「形」「前野良沢」など、おじさんの好みそうな題材が教材として掲載されていたのが興味深かったです。それぞれに、ちょっとひとひねりが効いているので、その辺りを生徒たちに読ませようという意図なのでしょうか。
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tokko
今は東欧紛争、中東紛争、米中関係、米大統両選挙がほとんどです。まぁ、もしドナルド・トランプ大統領再選となれば、というシミュレーションは割と現実的であるだけにさまざまな予想をしておくべきでしょうね。NATO、露、中のパワーバランスが崩れて、中東を巻き込んでの第三次世界大戦という結末を避けるために、日本としては何をすべきなのでしょうか。裏金問題で内閣支持率が…というのは情けなさすぎます。
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tokko
やや徳育効果をねらったものも見られるが、どれも教科書に掲載されそうな文章だ。最近のものでいうと「二つの悲しみ」(杉山龍丸)と「握手」(井上ひさし)が印象的だ。戦争が引き起こす家族の悲しみは、もうすぐ戦後80年を迎えることになるが、忘れないように語り継ぐ必要がある。人間はすぐに忘れる、忘れたら同じ過ちを繰り返すかもしれない。それを防ぐためにも経験と心情を共有、継承することが大事だ。そう考えると国語の教科書のはたす役割は大きいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
tokko
今も現役で活躍中の小説もたくさんあります。「少年の日の思い出」取り返しのつかないことをやってしまった経験は、少年誰しも持っているものなのでしょうか。たまに読みたくなります。「故郷」これも古くからの定番教材。何かを捨てて大人になるという「あの感覚」は、通過儀礼のように普遍性を持っているような気がします。他にも教科書ではないかもしれませんが、読んだ記憶のあるものがありました。それくらい少年の心の言葉にしにくい葛藤は共感を得るのかもしれません。ただ、周りにいる人は迷惑を被るかもしれませんが。
が「ナイス!」と言っています。
tokko
今回は「いきものたち」特集。やはりダントツはジョn・アーヴィングの「ペンション・グリルパルツァー」でしょう。柴田さんの注釈を見て本棚にあった文庫版『ガープの世界(上)』を手に取った。確かに233ページからの小説内小説にあります。筒井さんの翻訳と比べてみるのも面白いかもしれません。それとブレイディみかこさんの「恋の帰結」も最高です。「でゅっでゅる、…でゅ、わっすべらえらりほーう」思わずYoutubeで検索しちゃいました(笑)
が「ナイス!」と言っています。
tokko
いやぁー、おもしろかった。おそらく国語の教科書では読んだことのない随筆ですが、もし国語の教科書に載っていたら授業中にこっそりと読んでいただろうな。こういう滅多に自分では読もうと思わない文章に出会えるからこそ、国語の教科書・授業って意義があると思うのだけれど、昨今は大人になったら使わない知識は「無駄」だと思う浅薄な方が多いですね。福井謙一さんの言葉が心に沁みます。「人間、学ぶことに無駄なものは何も含まれていない。学んだことの何が、後になってものをいうかわかったものでない。」まったくその通りだと思います。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/01(5020日経過)
記録初日
2010/06/04(5078日経過)
読んだ本
931冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
317173ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
858件(投稿率92.2%)
本棚
10棚
性別
年齢
46歳
血液型
O型
現住所
大阪府
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