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2024年3月の読書メーターまとめ

ちどり
読んだ本
15
読んだページ
3076ページ
感想・レビュー
15
ナイス
232ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちどり
うまい、うまいなあ。 コロナ禍における高校生、中学生たちの一年一年の重み。 リモートで手作り望遠鏡を用いて行うスターキャッチコンテストに携わる登場人物たち。 いわゆる青春群像劇なんだけどこの厚みを飽きることなくグイグイと引っ張ってくれた。 私は遠近両用メガネを使用しており、なのでレンズの上側が近眼下側が老眼なもので、涙でぼやけると途端に焦点が合わなくなり読めなくなるのでほんと困った。 またコロナ禍を生きてきた私たちは肌でわかる部分がたくさんあったが、後の人たちにはこの微妙さわからへんのやろなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
15

ちどり
短編。 どの物語にもQRコードが付されていて 二次元から引っ張り出されるような感覚になる。 そしてなんだか音を聞くだけなのに距離がものすごく近くて どきどきした。 家でゆっくり読むタイプではないので いちいちQRコードを読み込み、物語の続きを確認しないといけないのでちょっとめんどくさい。 たまにはこういう試みもいいが 毎回だともう読まないかもしれない。
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ちどり
全然物語が頭に入ってこないくらい 写真がよかった。 ええなあ。 あんな写真撮りたい。
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ちどり
猫のジンジャーに小さな猫さんが仲間入り。 やっぱり 元猫さんには新規猫は鬱陶しいみたい。 うちはまだ1匹しかいないけど 小さい猫さんを呼んだらこんなふうになるのかな。
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ちどり
よしながふみ氏のインタビュー本。 がっつりインタビューのまんまなので、大層なファンでなければなかなか読みづらい。 そもそもエッセイなども好みではなく 著者本人の生い立ちや何が好きなどよりも 生み出される作品だけが好きなのだ。 (そんな人は読んではいけない) そして氏の作品の全てを読んでるわけではないので余計に知らぬことが多すぎた。 作品の作り手と作品は別物。 やっぱりその考えは変わらなかった。
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ちどり
不穏な短編集。 年配の女性と浄水器セールスの女性の話、コンビニ店員から子種を欲しがる女を嘲る話、夫婦で営む定食屋の日よけでシミを隠したい話、保育園の保護者と不倫する保育士の話、逮捕された夫の本棚の刺繍を捨てられる話、いなくなった猫にそっくりな猫が現れて飼い出すけど猫を返してと言われる話、家庭教師だったスミエがいる牧場に行く話、定食屋を営む男が客から養子にしたいと言われる話、ネットで誹謗中傷していた夫の還暦祝のためにインスタ猫に会いに行く話、安楽死できる薬をもらいにドクターFに会いに行く話。みな尋常じゃない
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ちどり
父永井元重は小納戸頭取であり息子の目付重彰とともに 藩主の痔瘻手術に臨む。 痔瘻は麻酔手術でおこなわれ また重彰の息子拡も肛門を人工的に作る手術を受けており 蘭方外科医が蛮医と呼ばれた時代の医学が語られる。 武士であることや家族へのありようは剣の刃の如く緊張感があり研ぎ澄まされているが 深い慈愛に満ちており、そういうところが氏の作品の好きなところだ。 今回の結末は急転直下であっという間に置き去りにされた。 あまりに潔よすぎた。 だけど青山文平氏は大好きなのだ。
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ちどり
2020年3月から2022年2月までのコロナ禍を3人の登場人物の日常で表す物語。 彼らは別々に語られるがどこかの時間でニアミスしている。 この物語では現在進行しているコロナ禍や東北や神戸淡路の震災にまで思いを馳せており 日常の一コマ一コマを丁寧に描いているのにも関わらず 頁を繰る手が鈍くなっていった。 日常の描写はふとした風景にもばっちりピントが合っていて リアルな色彩を感じられるところが氏の作品らしいし、 思いの外重かったけど良い作品だなとしみじみ思う。 出会えて良かった。
ちどり
2024/03/23 22:02

この物語で「まんぼう」が出てきた時、あ?なんやったっけ?ってなったわ。まん延防止等重点措置やったっけ。もうすでに忘れ去ってたわ。

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ちどり
なるほど。寝てる時にそんなことが…。 そういうわけなのね。
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ちどり
うまい、うまいなあ。 コロナ禍における高校生、中学生たちの一年一年の重み。 リモートで手作り望遠鏡を用いて行うスターキャッチコンテストに携わる登場人物たち。 いわゆる青春群像劇なんだけどこの厚みを飽きることなくグイグイと引っ張ってくれた。 私は遠近両用メガネを使用しており、なのでレンズの上側が近眼下側が老眼なもので、涙でぼやけると途端に焦点が合わなくなり読めなくなるのでほんと困った。 またコロナ禍を生きてきた私たちは肌でわかる部分がたくさんあったが、後の人たちにはこの微妙さわからへんのやろなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ちどり
長編だと思ってた。短編集。 一つ目の崖の下は既読やったのに結末忘れてた。 どの話も葛刑事の指揮の下、事件が解決される。 淡々としたその様子からコーヒーは濃いブラック飲みそうなのにカフェオレ。 短いながらも楽しめた。
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ちどり
白石一文氏の作品なので どこかまた異次元へ連れて行かれるんかなと思ったけど その度合いは低い作品だった。 登場人物のだれにも己と重なるところがないし共感もないのだが 義母の幸さんと食堂の親方のふたりの心のありようは 尊いと思う。 そんな人に出会える人生はそれだけで僥倖。
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ちどり
黒いマントを着た不思議なおじさんが 笛を吹いたり気球に乗せてくれたり落っこちたりする。 頭が小さくて体が風船みたいに膨らんだからだのひとたち。 欧州風の古いレンガの家々。 お話の内容よりも画が素敵
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ちどり
毎日遊ぶ仲良しのエイミーとルイス ある日エイミーが地球の裏側くらい遠いところへ引っ越してしまう。 お互い相手が見えない世界でお互いを思う。 大人ならすぐ会いに行けるのに。 世界に呼びかけるルイスが切ない。
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ちどり
今日という日のために編んだセーターと帽子とマフラー。 ろうそくが灯せるくらいのちいさなかまくらたち。 紙面いっぱいに広がるろうそくたちが 静かな冬の日の祈りが美しい。
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ちどり
学生時代からの友だちである50代の民子、理枝、早希。 彼女らとその母、夫、友人、甥、友人の子供、その恋人、などとの短い話たちで構成される。 読みながらマダムたちのルームシェアを思い出している。 いいな。こんな歳を重ねてもお互いを理解し合い労わり合い でも自由に過ごせること。 それにしても理枝、ワイン飲み過ぎ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/04(5017日経過)
記録初日
2010/08/04(5017日経過)
読んだ本
2645冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
577974ページ(1日平均115ページ)
感想・レビュー
1945件(投稿率73.5%)
本棚
18棚
性別
自己紹介

備忘録に記しています。おもに小説が多いかも。図書館に足を向けて寝れませぬ。

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