ネタバレシリーズ11冊目。毎回エピローグの真夕ちゃんが好きなのですが･･･今回の真夕ちゃん、共感！信じたくないけど、認めたくないけど、大好きな人が決めたことなら認めて喜びたい！あれこれ細かく考え続ける沙名子と、『俺は、ずっと仲良くて楽しいのがいい』と臆面もなく言える太陽。沙名子からの愛情を実感して、彼女の計画をうまく受け入れられる程度に崩して･･･。うん、いいコンビだ。結婚準備で揉めることも多いけれど、二人のその時期をこれから読むのが楽しみ。それにしても、沙名子の家族大歓迎で太陽の人たらしさを実感した巻だったな。

ネタバレシリーズ9冊目。太陽と沙名子、相性がいいんだろうなぁ。公私の区切りがばっさりで、自分と他人の区切りもばっさりの彼女を、ツン過ぎても自信なくさず、しっかり受け入れている彼はえらいと思う。『怖そうに見えるが怖くない。あれで、ときどき甘えてくるのが可愛い』『彼以外の男は好きではないし、この先好きになれる自信もない』めっちゃ両思い。沙名子の『太陽が結婚したいんだったらわたしもしたいわよ。しましょう』も駅のホームの『愛してる』の応酬もキュン。で鎌本、なにがしたいのかな？やっぱり嫌い。真夕は相変わらず癒やしだな。

ネタバレ七つの「ちいさな世界」、読み終えました。自分の生きる世界ではすれ違う人だけの人でも、その人にとっては私もまたしかり。それぞれに見えない世界がある。「―誰の人生だって、激動だよなぁ。」どの話もすっきりしないけれど･･･でも、それがホントなんだろうなぁ。真っ白な人なんてきっといない。ネオンテトラで始まってネオンテトラで終わった小さな世界。終わりのネオンテトラには少し明るい光があった気も･･･。気になるのは･･･真実･･･無事に成長してくれたんだろうか？