読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

かじ
読んだ本
2
読んだページ
861ページ
感想・レビュー
2
ナイス
25ナイス

2024年3月に読んだ本
2

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かじ
東京で核テロ。などと一言で言ってしまうと荒唐無稽にしか聞こえないのをどう料理してくれるんだろうと読み始めたら、圧倒的なリアリティ。緻密な計画と思惑のせめぎ合い。いやこれ理論上は本当に可能ってこと? と最後までずーっと思いながら読み進める羽目に。震災から東京五輪への現実の経緯が嫌でも思い出されるのがまた拍車をかける。但馬の迎える結末は、どうしたって「朽ちていった命」を思わずにいられなかった。この国に原発があって、世界に核兵器があって、それが今の地球である以上、誰にとっても他人事にはならないということだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
2

かじ
東京で核テロ。などと一言で言ってしまうと荒唐無稽にしか聞こえないのをどう料理してくれるんだろうと読み始めたら、圧倒的なリアリティ。緻密な計画と思惑のせめぎ合い。いやこれ理論上は本当に可能ってこと? と最後までずーっと思いながら読み進める羽目に。震災から東京五輪への現実の経緯が嫌でも思い出されるのがまた拍車をかける。但馬の迎える結末は、どうしたって「朽ちていった命」を思わずにいられなかった。この国に原発があって、世界に核兵器があって、それが今の地球である以上、誰にとっても他人事にはならないということだろう。
が「ナイス!」と言っています。
かじ
カンディンスキー好きなので、どんなこと考えて描いていたんだろうと単純な興味で手を出してみたら……もろに学術書だったので頭を抱えた。でも、その作品の直接的な背景として、最初のほうから出てくる「響き」という言葉があるのはストレートだし、線に温度をもたせるなんて考え方はなるほどそういう発想があったのかと思うし、その論を完全に理解するのは全然無理なんだけど、カンディンスキーの感覚がどういう方向を向いていたのかということに触れられたように思う。そういう意味ではやはり面白い1冊ではあった。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/09(5012日経過)
記録初日
2009/04/21(5487日経過)
読んだ本
742冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
274287ページ(1日平均49ページ)
感想・レビュー
718件(投稿率96.8%)
本棚
8棚
現住所
東京都
自己紹介

主に図書館の蔵書で読んでいます。最近は海外:国内=7:3くらい?
購入するときは作家買い。もしくは「もう1回読みたい」と思うもの。
読むだけ(そして中身を忘れる)が多かったので、読書メーターは自分用メモに。

●国内の柱
 高村薫、円城塔、宮田珠己

●わりと読むもの
 SF、ノンフィクション(科学、犯罪)、エッセイ(脱力系)、ミステリ、アクション、歴史小説(日本史)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう