読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

etclair
読んだ本
4
読んだページ
1025ページ
感想・レビュー
4
ナイス
52ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

etclair
病気治療をするようになって、先生の立場だったら患者さんにどんな声掛けをするのか興味があり読んでみた。ガチ精神科の先生だったので驚いたが、この本で語られる内容は、そもそもの病との向き合い方、患者と医者の関係に通じるものだと思う。何より病気中心になってはいけない、というのがズーンときた。易しいシンプルな言葉で語られており、かるたも楽しかった。病が頂上で日常という生活に下山するとの例えも納得した。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

etclair
今更ながらの読書。ここまで負け犬を連発すると勝ち負けはどうでもよくなる。時代の空気というものをよくすくったエッセイだなぁ。どちらがいいとか比べられない。結婚してもシングルに戻ることだってあるし、一人で自立してしっかりしていなければ、二人になったら余計ややこしい。結婚だけが人生ではないと改めて思った。とにかくセグメントしたがる世の中、どちら側についても答えはない。無駄に比較し分断させられてることを忘れてはいけない。
が「ナイス!」と言っています。
etclair
病気治療をするようになって、先生の立場だったら患者さんにどんな声掛けをするのか興味があり読んでみた。ガチ精神科の先生だったので驚いたが、この本で語られる内容は、そもそもの病との向き合い方、患者と医者の関係に通じるものだと思う。何より病気中心になってはいけない、というのがズーンときた。易しいシンプルな言葉で語られており、かるたも楽しかった。病が頂上で日常という生活に下山するとの例えも納得した。
が「ナイス!」と言っています。
etclair
前作よりも踏み込んで「ナラティブ」がわかりやすくなっていた印象。安易に試してみるのはいけない、簡単に問題解決してはいけない、お困りごとの内容がはっきりしていなくてはならない。2on2は万能ではなく、1on1等で打開策がない場合の秘策みたいな感じがした。自分も問題の一部かもしれないと気づくこと、反転の問い、症状を怪物ととらえ、名前をつけてゲーム感覚にする、というのはすごくわかりやすくて良いと思った。まずは自分の仕事がうまくいかない時にどういう状況になるのか、自分の怪物診断からかな。
が「ナイス!」と言っています。
etclair
時事問題は少し古いが、状況はあまり変わっておらず内容は面白かった。個人主義、自由主義の表層だけを導入した日本の混乱、正しい責任の取り方とは過ちの原因を明確にすること、相対するものは似ているということや、アメリカに対する日本政府の卑屈な態度は精神分裂病の症例(被害妄想に苦しみながら誇大妄想にしがみつく)に似ているとの指摘はオリジナリティがあった。現実を認識し現実と対決する、事実を隠さない、社会からも自分からも目を背けてはいけないことなど、精神分析的なことと関連づけて社会を分析する目線が興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/06(2780日経過)
記録初日
2014/08/05(3573日経過)
読んだ本
450冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
120400ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
438件(投稿率97.3%)
本棚
2棚
外部サイト
自己紹介

アナログとデジタルどちらも好き。
MBA修了。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう