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2024年5月の読書メーターまとめ

黒まじ
読んだ本
11
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感想・レビュー
11
ナイス
166ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

黒まじ
ネタバレ月の荒野にいる夢を見た。 真っ赤な月の夢を見る。 調香師の朔とバイト先のカフェで出会った満。 朔の元で働かないかと声をかけられ、調香師の手伝いということで洋館での仕事が始まる。 前作同様に、色々な人が朔に調香の依頼をしにやってくる。 人の本当の姿、嘘の姿、欲望、本能、そういったものにまみれていく満。 香りによって封じ込めていた記憶が開き、赤い月の記憶がよみがえる。 救われる話ではない。救いたい話でもない。 ただ、真実が見えていく。 そうすることで自分の道を歩いて行ける。 そういう人生もある。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
11

黒まじ
ネタバレIT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った6人の大学生。 彼らの最終選考は、6人でディスカッションをして内定者を1人選ぶこと。 ディスカッション当日に謎の封筒が見つかり、そこには6人それぞれに宛てた封筒が入っていた。 そこには、メンバーの秘密が隠されていた。 ディカッションは急展開。 最終的に選ばれたのは‥‥ 一面だけでは人の本質は分からない。 良い面も悪い面もみんな持っている。 試験に選ばれなかったからと言って不幸になったわけじゃない。 どんな道でも幸せをつかむ力を持つことが大切。
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黒まじ
ネタバレ銀座の老舗真珠店に勤務する32歳の真奈。 真珠の買い付けために訪れたタヒチで10年前に別れた元彼と偶然再会する。 日本で社会人としてやっていけない彼がタヒチで自由に生きていた。 そんな彼が魅力的に見え、無意識に惹かれていく。 正直二人の関係になんだかもやもやしてしまった。 王道の話で、ストーリー展開も良く、すんなり読める。 でも、物足りなさなのか、王道過ぎるのか、今一つ楽しめなかったかな…
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黒まじ
ネタバレ高校生の秀美。勉強はできないけれど、女の子にモテる。 凝り固まった常識をぶちやぶる、ちょっと屁理屈で賢い秀美の高校ライフ。 結構な名言だらけのこの本。 極端に善や悪かに偏ること、全てが健全であることはなんだか不健全。 そんな疑問を投げかけていく。 色々と体験し良し悪しを自分で判断し、当たり前に流されないと言うことが自分の魅力に磨きをかけてくれる。 桜井先生が良き。 「不純異性交遊は楽しいもんな。先生も良くやったぞ」 なんて言われた日には信頼しちゃう(笑)
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黒まじ
ネタバレ留年が確定していた医大生の習。屋上で出会ったさやこに惹かれていく。 さやこは右半身が小児麻痺で、右手が動かない。 それでも残された左手で見事なピアノを弾く。 恋愛ミステリーともいうべきお話だろうか。 なんとなく感じる違和感が二人の絆を浮かび上がらせる。 文章の中からピアノの音が聞こえてくるようよな、そんな躍動感と、元気と勇気を貰える一冊だった。 失ったものは戻らない。 残されたものでどう向き合っていくのか。 前に進む力は自分の中にある
が「ナイス!」と言っています。
黒まじ
ネタバレ月の荒野にいる夢を見た。 真っ赤な月の夢を見る。 調香師の朔とバイト先のカフェで出会った満。 朔の元で働かないかと声をかけられ、調香師の手伝いということで洋館での仕事が始まる。 前作同様に、色々な人が朔に調香の依頼をしにやってくる。 人の本当の姿、嘘の姿、欲望、本能、そういったものにまみれていく満。 香りによって封じ込めていた記憶が開き、赤い月の記憶がよみがえる。 救われる話ではない。救いたい話でもない。 ただ、真実が見えていく。 そうすることで自分の道を歩いて行ける。 そういう人生もある。
が「ナイス!」と言っています。
黒まじ
ネタバレ調香師の朔の元でバイトを始めた一香。 特別な力を持つ朔の元には特別な香りを求める客がやってくる。 その香りは記憶を思い起こし、永遠に記憶される。 香りによって、大切な記憶を思い出したい人々の欲は尽きない。 一方でそんな香りは、忘れたい記憶の扉も開くことができる。 美しく切なく、不思議な世界。 決してハッピーな話ではないけれど、香りの美しさ、苦しみ、目に見えないそういったものが世界を作っていく。
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黒まじ
ネタバレ・出会いなおし ・カブとセロリの塩昆布サラダ ・ママ ・むすびめ ・テールライト ・青空 の6つの短編集 それぞれ出会いと別れがあり、また出会うことを願っている。 時が経つと人は変わっていく。 自分も相手も。 だからこそ、再び会う時にはまた一から始めることもできる。 過去を懐かしむこともできる。 出会いなおすことが、自分の心を軽くし、前向きにさせてくれる。 そんなお話達。
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黒まじ
ネタバレ高校生のかんこ。 家が嫌になり出て行った兄のにい。 ひきこもりの弟、ぽん。 昔気質の父、母の病気。 幸せとは言い難い家族で、お葬式のために車中泊をしながら祖母の家を目指す。 そして、葬式の後で遊園地に出掛けるが。 父が、母が、家族とは‥‥ 負の連鎖はずっと続き、辛く、悲しい。 親には感謝しているけれど、嫌いな所も沢山ある。 自分も心は子供のままで、大人って、親って…なんだろう。 家族の在り方を考えさせられる一冊です。 家族の重さは誰にもある。
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黒まじ
ネタバレフリーマーケットで購入した青いスーツケース。 この青いスーツケースを相棒に、幸せを呼び寄せる旅が始まる。 「あなたの旅に、幸多かれ」 この本を読むと旅に出たくなります。 よい旅を。そして、よい人生を。よい読書を。
が「ナイス!」と言っています。
黒まじ
ネタバレ山奥のたった2軒しかない集落に、父と二人で住む翼。 翼の周りにいる人達の視点から書かれる、家族とは、男とは、女とは何か。 価値観の違い、考え方の違いを心温まるお話の中で見せてくれる。 みんなそれぞれ価値観があり、古臭く、今なら否定されるような価値観もある。でも、それを変えていくことが難しい人達もいる。 否定するわけでも、寄り添うわけでもなく、自分の価値観を認め、自分らしくあるように生きる翼、鉄腕、レモン。 凝り固まった視点じゃなくて、彼らように広く視野を持ち、常にアップデートして行きたい。
が「ナイス!」と言っています。
黒まじ
ネタバレ自分の書いた手紙が、見知らぬ誰かの水曜日に届く。 パートで働く直美の空想が、フリーのイラストライターになりたい洋輔の決意が届けられる。 「ごくふつうの人達が、 小さなふつうの人生を歩んでいて、それぞれにいろんな思いがあって、必死に生きているんだなってのいうのが伝わってくると、これが、なんか、こうしみじみいんだよね。」 まさにこの文章の通りで、なんだかしみじみと心に響いて、勇気を貰えた。 頑張ろう! 見知らぬ誰かの元気の源になれるように^^
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/13(2730日経過)
記録初日
2016/11/30(2743日経過)
読んだ本
342冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
104273ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
295件(投稿率86.3%)
本棚
1棚
性別
血液型
A型
職業
その他
現住所
埼玉県
自己紹介

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