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2024年4月の読書メーターまとめ

nobue
読んだ本
9
読んだページ
2373ページ
感想・レビュー
9
ナイス
147ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nobue
2021年のコロナ禍。滞在先のカナダで乳がんが発覚した著者が、抗がん剤治療、手術、治療終了までの8か月間を綴ったノンフィクション。身内や友人知人に乳がんになった人たちがいるので興味深く読み進めた。日本とカナダの医療制度や生活環境の違いがすごくて、両乳房とリンパ3本を切除する手術が日帰りでできることに驚いた!最後の方で書かれていた「カナダ人は愛情、日本人は情」というのがとてもしっくりくる。どちらが良いとかではなく、それがその国で生きる人たちの当たり前なんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

nobue
猫弁シーズン2の2作目。迷子のサモエドを一時預かりすることになった老女、花粉一掃を公約に掲げる二世議員、カメレオンと鈴虫、山の神と長老と杉と猿、猫弁と婚約者、猫弁母との面会などなど今回も盛りだくさんで、最後は気持ちが良いくらいになにもかもが繋がっていく。猫弁事務所の事務員が癖強めでおかしな発言も多いのだが、このシリーズの中で一番好きな人物かもしれないと最近思うようになった。猫弁と婚約者がついに同棲!するかも?!次回に期待!
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nobue
東京の郊外にある「夜の図書館」は亡くなった作家の蔵書を集め、貸出禁止で19時~0時まで有料で開館している。そこで働くことになった元書店員が主人公の物語。毎日準備されるまかないは本に登場したメニューばかりでどれも美味しそう。人との距離感や人の過去などいろいろあるけれど、最後は駆け足で終わりに向かったような印象が強く消化不良。これは続編を書くことが前提のものなのかしら。それとも、これで終わりなのかしら。これで終わりならちょっと残念。
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nobue
猫弁シリーズ、シーズン2の1作目。「死なない猫を調査してほしい」という依頼人、失踪した依頼人の父親、父親の代わりに住んでいる見ず知らずの青年、詐欺にあった19歳女子、新生児を預け消えた母親などなど、今回もおかしなことがたくさんある。猫弁のアパートの空室に婚約者が引っ越してきてようやく二人の関係も進展するのかしら・・・と思っていたらいろいろあって賑やかになってなんだか楽しそう。物語が進むにつれてあれやこれやが繋がっていくのが読んでいて心地よい。
が「ナイス!」と言っています。
nobue
2021年のコロナ禍。滞在先のカナダで乳がんが発覚した著者が、抗がん剤治療、手術、治療終了までの8か月間を綴ったノンフィクション。身内や友人知人に乳がんになった人たちがいるので興味深く読み進めた。日本とカナダの医療制度や生活環境の違いがすごくて、両乳房とリンパ3本を切除する手術が日帰りでできることに驚いた!最後の方で書かれていた「カナダ人は愛情、日本人は情」というのがとてもしっくりくる。どちらが良いとかではなく、それがその国で生きる人たちの当たり前なんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
nobue
2012年~2022年に様々な媒体に掲載された三浦しをんさんのエッセイをまとめたもの。別のエッセイを読んだときに同い年だとわかり、その後ずっと勝手に親近感を抱いているわけだが、今回もますます親近感が深まった。まさか、うさぎ大好きだったなんて。私も大好き。あと、加齢による集中力の低下、老眼の進行によって読書がはかどらないって部分には心底共感。読みたい本はたくさんあるけれどなかなか読み進まず、読みたい本だけが果てしなく増えていく。
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nobue
大学の人気者だった男が陰謀論にはまり周りは離れるが受け入れて彼女になる女の話、自分の価値がお金になっている地下アイドルの話、長年付き合っているのに結婚に興味のない彼氏に悩み浮気をしてしまう女の話、ホストとの大団円のため風俗をしながら何百万も貢ぐ歌舞伎町の姫の話、一話目の空白期間の話、5つの物語。どれもこれも地獄。こじらせすぎて地獄。一般的にありえないと考えるけれど、世界のどこかにそういう人はいるんだろうなと思ってしまう。
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nobue
プールに金魚が泳いでいて水泳の授業が中止になってしまった。誰が何の目的で夜のうちにプールに金魚を放したのか?仲良し3人組「ミステリトリオ」が謎を解決するお話。児童書として初めて本屋大賞にノミネート。大人には物足りないかもしれないけれど、自分が子ども時代だったら夢中で読んでいたであろう内容。子どもたちがこの本がきっかけでミステリ好きになったり、本が好きになれば良いな~と本気で思う。挿絵もかわいいし、最後に作中で登場した書籍の紹介も子ども向けに書かれているのも良い。
が「ナイス!」と言っています。
nobue
公私共に「いい子」の主人公は人よりもすこし先に気づくタイプ。歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を感じ、ある日「ぶつかったる」と意識して自転車スマホをよけなかったらそれなりに痛い目に遭った。人にぶつかられるのは決まって一人のとき、体格の良い彼氏と一緒だと誰もぶつかってこない、理不尽。表面上は「いい子」の主人公が、心では毒を吐き呪いの言葉をつぶやき続けるのは読んでいてしんどかったけれど、その気持ちは痛いほどよくわかる。
が「ナイス!」と言っています。
nobue
48歳が主人公の5編の短編集。妻の不倫に気づいてしまった公務員、家事育児仕事で疲れているのに子どものサッカーチームの面倒な役をすることになった女性、離婚後に娘に会わせてもらえないサラリーマン、落語家を追っかけ現実逃避する保育士、女子中学生を理解できず勘違いだらけの教師。どのお話も嫌な感じの人たちが登場するし、主人公そのものがヤバそうな空気もあるんだけれど、自分もそんな感じなのかもなーなんて。同じ年齢だし。48年も生きていればしょっぱい出来事だってあるさね!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/01/05(2700日経過)
記録初日
2016/11/10(2756日経過)
読んだ本
894冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
277800ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
812件(投稿率90.8%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
自己紹介

好きな作家は、小学生の頃ボッコちゃんに出会って以来、ずっと星新一。
その他は特にこだわりがなく、ジャケ買いするし、映像化されると聞けば気になるし、ドラマや映画を見た後に「原作を読みたい」と思って読むこともあるし、身近な人に勧められたら読むし、テレビやラジオで紹介されたら気になるし、とにかくミーハーで手あたり次第。
そのくせベストセラーと言われる作品・作家にはなかなか手を出さない天邪鬼。

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