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2024年4月の読書メーターまとめ

rico
読んだ本
5
読んだページ
1777ページ
感想・レビュー
5
ナイス
887ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月のお気に入られ登録
4

  • そうめん
  • HARU
  • コソコソ
  • ひろし

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

rico
これ犯罪だろ。傷害罪で逮捕だろ!延々続く凄惨な描写。たまらないよ。スクールカースト(ヤな言葉)最下位と位置付けられ、上位の連中に酷い虐めを受ける少年。同じような境遇の少女との密やかな交流にわずかに光が見えはするけど。虐める側の屁理屈には反吐しか出ないが、虐められることを意味づけようとする二人が痛ましい。終盤、害為す者に身体ひとつで対峙する少女は殉教者の如く神々しいとも見えるけど、ヘヴンへの扉を開き、救われるためには必要なこと?原罪。受難。生身の人間が背負うには重すぎる。いやだ、こんな世界。しんどすぎるよ。
rico
2024/04/13 20:09

身体的特性=自ら選べなかったことが、虐めのトリガーだったことを匂わせている少年は、大人によって救われることが示唆される。対して、自らの意志によってそうなることを選んでいる少女の、その後は描かれない。少しだけ虐めっぽいことを受けた経験のある私にとっては、カタルシスも何もない、苦い物語。こんな物語を書かざるを得なかった傷の深さは、いかほどか。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

rico

今さらですが・・・。3月は3.11関連の本を読むようにしていますが今年は3冊だけ。もう少し読めるといいのですが。3月末で仕事が一区切り。久々に職場も変わりました。名残の桜のようにもうひと頑張りできるかな。写真は飯田橋界隈。今月もよろしくお願いいたします。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1689ページ ナイス数:985ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/737003/summary/monthly/2024/3

今さらですが・・・。3月は3.11関連の本を読むようにしていますが今年は3冊だけ。もう少し読めるといいのですが。3月末で仕事が一区切り。久々に職場も変わりました。名残の桜のようにもうひと頑張りできるかな。写真は飯田橋界隈。今月もよろしくお願いいたします。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1689ページ ナイス数:985ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/737003/summary/monthly/2024/3
ブルちゃん
2024/04/17 21:17

そういうふうに、読書して、向き合って、とても偉いと思います😿新しい職場頑張ってください💕

rico
2024/04/18 13:47

ブルちゃんさん、身に余るお言葉、ありがとうございます😂仕事も読書もぼちぼち参ります。引き続きよろしくお願いいたします🌷🌷

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2024年4月の感想・レビュー一覧
5

rico
これ読んだ!大好きだった!そんな「少女小説」に、斎藤さんは鮮やかに切り込む。旧来の価値観がベースだから突っ込みどこは満載。でも、周到に仕込まれてる毒はじわじわ効いてくる。「アン」や「若草」のようにその後が描かれることもあるけど、それは確かに別物。少女が少女であってこそ許されることって、多分ある。(究極はピッピ。)制約が多い中、束の間の抵抗と自由を描く物語は、リアルを生きる少女たちの救いとなってきたのでしょう。かつて冒険は少年だけのものだったけど、戦う少女が増えた今、少女小説はどう読まれていくのでしょうね。
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rico
爽やかで甘酸っぱい、タイトルから想起されるそんな雰囲気とは真逆で、何だか生々しい。みんな大人の男だもんね。亡くなった姉の夫である義兄への想い。それだけであれば、ある種の純愛物語とも読めたんだろうけど、その他の関係性は、生い立ちや仕事絡みでマッチョな匂いがぷんぷんしてて、ちょっとひいてしまう。繊細でかつ覚めた心理描写は嫌いではないのだけど。これ男女の物語だったら、と夢想してみる。何かドロドロになりそう・・・。受け身の印象を受ける主人公を女性でイメージした私は、ジェンダーバイアスに毒されてるってことでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
rico
嫁いだおちかから聞き手を引き継いだ富次郎さん、いきなり重いお話の連続で・・・。「泣きぼくろ」と「姑の墓」は恨みの根っこが見えなくて怖い。不気味な展開からの切ない結末に涙した「同行二人」。そして圧巻の表題作。この世ならぬ所に閉じ込められ圧倒的な存在に怯えつつ、敢然と対峙する弱き者たちの強さに救われる。裁かれるとしてもそれはここではないのだ。富次郎さん、まだ危なっかしくて、物語に飲み込まれそうになったりでハラハラさせられるけど、肩の力がぬけてる感じがいいな。締めの「絵」も味わい深い。百物語第二章、開幕です!
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rico
こんなに「読書への(偏)愛」に溢れた方だったなんて。はい、しをんさんには遠く遠く遠く遠く遠く(5回言ってみた!)及びませんが、我が家も積読本で床が見えない部屋あります。通勤電車で途中まで読み、続きが気になり、歩きながら・さらにはエレベーターの中~オフィスの席に着くまで読み続けたのは私です。しをんさんの小説は何冊か読んだことがあったのですがエッセイは初めて。内容は書評・本関連の話題が中心ですが、ご家族とのやりとりや日々のあれこれ、やってみた・行ってみた系も楽しい。しをんさん、惚れました!!ついて行きます!!
hon
2024/04/20 23:52

読書愛ハンパないですよね。俺もこれには絶対敵わないや。小説もエッセイも面白いしをんさん。エッセイ読むと小説の味わいも更に増しますよー。

rico
2024/04/21 21:58

honさん、圧倒されました。しかも守備範囲の広いこと!こんなしをんさんの書くお話、面白いに決まってますよね。何冊か積んでるので(多分…(^^;)、積読山、発掘してみます(笑)

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rico
これ犯罪だろ。傷害罪で逮捕だろ!延々続く凄惨な描写。たまらないよ。スクールカースト(ヤな言葉)最下位と位置付けられ、上位の連中に酷い虐めを受ける少年。同じような境遇の少女との密やかな交流にわずかに光が見えはするけど。虐める側の屁理屈には反吐しか出ないが、虐められることを意味づけようとする二人が痛ましい。終盤、害為す者に身体ひとつで対峙する少女は殉教者の如く神々しいとも見えるけど、ヘヴンへの扉を開き、救われるためには必要なこと?原罪。受難。生身の人間が背負うには重すぎる。いやだ、こんな世界。しんどすぎるよ。
rico
2024/04/13 20:09

身体的特性=自ら選べなかったことが、虐めのトリガーだったことを匂わせている少年は、大人によって救われることが示唆される。対して、自らの意志によってそうなることを選んでいる少女の、その後は描かれない。少しだけ虐めっぽいことを受けた経験のある私にとっては、カタルシスも何もない、苦い物語。こんな物語を書かざるを得なかった傷の深さは、いかほどか。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/01/15(2684日経過)
記録初日
2017/01/05(2694日経過)
読んだ本
600冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
186255ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
596件(投稿率99.3%)
本棚
17棚
性別
自己紹介

通勤時間が読書タイム。でも、最近睡魔に負けることが多くて、あまり読めてません。ぼちぼちやってきます。読んでから感想書くまで時間がかかります。

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