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2024年4月の読書メーターまとめ

抹茶カステラ
読んだ本
13
読んだページ
4710ページ
感想・レビュー
13
ナイス
426ナイス

2024年4月に読んだ本
13

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

抹茶カステラ
ネタバレ社内報の作成を任された若竹七海。作家をしている大学時代の先輩を頼ったところ、匿名作家を紹介してもらう事に。それぞれの短編にはあまり惹かれなかったものの、実は・・というこの企みは結構好き。全く気づかなかった。でも確かにあの短編には「ここまではミステリーだったのに急に怪談っぽいの来たなぁ」と思ったんだよなぁ。なるほど、そんな意図があったのか。最後が心配になってしまう不穏な感じの終わりかた。投函した後、無事に家に帰れたんだろうか。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

抹茶カステラ

先月読んだ中で好みだったのは「ヘーゼルの密書」「時穴みみか」「ホロー荘の殺人」の3冊。 抹茶カステラさんの2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:6736ページ ナイス数:541ナイス ★抹茶カステラさんの2024年3月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/747934/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
13

抹茶カステラ
ネタバレ大阪夏の陣終結から45年後、大阪城の修復中に地下へ続く豊臣時代の石段が見つかる。地下にはなんと大阪夏の陣で死んだとされていた豊臣秀頼がいた。ただし人の顔に蛇の身体という姿で😮苔を食べて生き延びていたらいつの間にかそうなったらしい。そんな秀頼が探偵役となる時代ものミステリー。見た目は恐ろしいけど、人を襲ったりしないし、ちゃんとした探偵です。彼が解く謎は「誰が千姫を殺したか」と「今いる千姫は何者なのか」の2つ。こういうぶっ飛んでいるの好きです。クライマックスのあの対決シーンは映像で観たいな!
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抹茶カステラ
ネタバレ大学の片隅で無料の法律相談所(無法律)を開いている法学部の学生古城とそこにやって来て「自称助手」としていつの間にか無法律に出入りするようになった経済学部の戸賀によるリーガルミステリ。助手とは言うけど実際はダブル探偵です。全て解決ハッピーエンドって短編はほぼなくて、結構後味が悪く終わるものが多い。それはそれで好き。それでいて最後の話は明るい前向きなラストで終わらせてくれるのも嬉しい。単体だと「親子不知」が好み。これ、1人が死ぬという最悪の結果になっているんだけど、そこに殺意は存在していなかったのがもう…。
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抹茶カステラ
ネタバレこのシリーズでこんなにしんどい気持ちになったのは初めて。いつかこんな日が来るとは思っていたけど。フォーチュンが2人の前で泣いてしまった場面はこっちもつらくなった。でもこのままでは終わらないと思ってる。今作の面白かった所ベスト3→③あんた手榴弾なんて持ってるのかい?②おれはな、夜中に銃声がしたって通報を受けるたび、すぐさまこっちへ車を走らせるんだ。住所を確かめる必要もなしだよ。①棺を乗せた台車が猛スピードで坂道を下っていった所~ガーティがバッグから取り出したパンにソーセージを挟んでみんなに勧める所まで。
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抹茶カステラ
ネタバレ前作に引き続き相変わらずのぶっ飛び具合でそれがいい。面白かった。VRゲームに挑戦する事になった探偵AIの相以と助手の輔。あらゆるものが浮遊する館、8人の魔法使い、8つの魔法(魔法の説明文がどこかで読んだような懐かしい感じで面白かった)。特殊設定にまずわくわく。犯人の秘密にもゲーム内の真相にもゲーム外の真相にも驚いた。内→原因はあの魔法だと思い込んでしまっていたけど違ったんだ。クリア方法が2つあるのがいい。外→まさか本当にそうだとは思わなかった。たしかに前作を考えればこんな事も出来るか。
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抹茶カステラ
ネタバレ無菌病棟、通称《クレイドル》に入院しているのはタケルとコノハの2人だけ。ある日、嵐で通路が寸断され、外界から隔絶された病棟でコノハがメスで胸を刺されて死んでいた。2人しかいないクローズドサークル。犯人はタケルなのか?それとも?これ大分時間経っているんじゃないかなとか人類はもうとっくに滅亡していてこの子達はそもそも人間じゃないのではとか色々予想しながら読んだ。私の苦手なタイプの真相なんじゃないかとちょっと心配だったけど違ってよかった。ラスト、この世界に人類はあとどれくらい残っているんだろうな。
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抹茶カステラ
ネタバレシリーズ2作目は過去編。なるほど前作で個々の事案に対する解決が「それでいいの?何もしなくていいの?」って感じのが多かったのはそういう事だったんだ。あの人怖かったなぁ。あの神に対して肯定的な発言をした所から「ん?」と思ってはいたけれども。でもあの人の心の内もちゃんと知りたかったな。宮木ちゃんの親はそっちだったのかー。ここから前作に至るまでの宮木ちゃんの物語も知りたい。今の切間さんは多分◯◯なんだろうなと予想はしていた。彼が救われる日が来ますように。
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抹茶カステラ
ネタバレコロナ渦真っ只中の葉崎市。クラスターが発生したらしい葉崎署。葉崎市はヤバい街だと思っていたけれど、「殺人鬼がもう一人」を読んでから、警察が一応ちゃんと警察してるからここはまだましと認識を改めた。マスクにサンバイザーの二村さんもちょっとヤバそうな人のようで警察のお仕事はちゃんとしてくれているので。「パラダイスガーデン」という私設庭園で見つかった身元不明の老女の死体から始まり、色々な人物視点で進行する様々な出来事、それらはやがて表紙のキルトのように繋ぎ合わされていく。あの悪女が逃げ延びそうなのがやはり葉崎。
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抹茶カステラ
ネタバレこの本を読んではいけない。そんな警告文が挟まれた古書。この古書の持ち主は失踪している。古書の中身は誘拐され監禁されているらしき少女による手記。ホラーミステリーを想像したけど、違った。フリーライターの八坂とカメラマンの篠宮のコンビがとても良い。手記の内容からあの屋敷に、手記の少女佐也子の正体に、そして糸をひいていたあの人にまでたどり着いた。その結末も過程も面白かった。アメリカに乗り込んであやめを見つけ出し、3人であの人の背後に見え隠れする組織?団体?に対抗して人生逆転するのが見たいな。
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抹茶カステラ
ネタバレ6人の男女が識神島と呼ばれるリゾートに集められ、擬似裁判を行う。主人公はある連続殺人事件の被疑者になった過去を持つ青年音羽奏一。1日目の評議終了時に示されたある真実。主文が読み上げられたあの瞬間は、ここで行われる擬似裁判がどんなものなのか、翌日以降にどんな展開が待っているのかを登場人物達に、そして読者に理解させた場面だったと思う。あそこがこの物語で1番の驚きだった。「首絞めピエロ事件」の犯人がメンバーの中にいて、それがメインになるのかなと予想していたので予想外の展開だった。
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抹茶カステラ
ネタバレ博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子が主人公。ミステリー<警察小説かな。先が気になって一気に読んだ。ストーリー展開が予想外だった。新井素子さんの解説にもあるんだけど、少女死体遺棄事件、この事件を追っていくんだなって思ったら主人公は捜査から外されてしまって驚いた。異動もさせられるし、その上内部情報をリークした人間だと疑われてしまったりもする。川上詩織が浮かび上がったあたりからが特に面白かったなぁ。主人公も魅力的だったので2作目も読みたいな。
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抹茶カステラ
ネタバレ交換日記懐かしい。小学生の頃を思い出す。どの短編も◯◯と△△というタイトルで、その2人の間で交わされる交換日記がストーリーの中で重要な役割を果たす。そしてその交換日記にはするときのお約束がいくつかあって、短編の最後に「なるほどなぁ」と思わせてくれる。じゃあ次はどのお約束で来るのかな?と思いながら読んだ第五話で来た衝撃の結末。「えっ次の話はどうなるの?」からの「もしかして奥さんあの子だったりする?」な第六話、そしてこれまでの短編が繋がっていく最終話。個々の短編だと第二話が好きだな。
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抹茶カステラ
ネタバレ理解不能な神々が引き起こす超常現象。善悪で測れないが、時に脅威にもなるそれらは「領怪神犯」と呼ばれている。それらの対処にあたる特別調査課の片岸と宮木。正直「領怪神犯」よりそれぞれの神を信じる人達の方が怖いと思った。こどくな神、知られずの神(私はこれ系が1番怖い)、そこに在わす神 が好き。私は宮木ちゃんは未来から来たんだと思っていた。まさか、ラストでこんなのがいきなり来るとは。そもそもこの世界は違うんだ…。じゃあ彼女はどういう存在なんだろう。辻褄合わせをされる前の世界の事を覚えている人なんだろうか。
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抹茶カステラ
ネタバレ社内報の作成を任された若竹七海。作家をしている大学時代の先輩を頼ったところ、匿名作家を紹介してもらう事に。それぞれの短編にはあまり惹かれなかったものの、実は・・というこの企みは結構好き。全く気づかなかった。でも確かにあの短編には「ここまではミステリーだったのに急に怪談っぽいの来たなぁ」と思ったんだよなぁ。なるほど、そんな意図があったのか。最後が心配になってしまう不穏な感じの終わりかた。投函した後、無事に家に帰れたんだろうか。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/23(2647日経過)
記録初日
2017/02/22(2648日経過)
読んだ本
1697冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
608585ページ(1日平均229ページ)
感想・レビュー
1231件(投稿率72.5%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
自己紹介

読書メーターを始めてから読んだ本のみ感想を書きます(再読も含む)
ネタバレなしで感想を書くのが苦手なのでネタバレありの感想多め。
2019年〜お気に入り度を☆で表しています。
(☆5→大のお気に入り、☆4.5→☆5程じゃないけどお気に入り、☆4→好き、ここまでは家に置いておきたい。☆3.5→良かったけど再読するかは微妙。家に置いておくか悩むライン。☆3→普通、再読しない。☆2.5以下は苦手or嫌い。)

ミステリーが大好きで1番読みますが、SF、ファンタジー、ホラー、青春もの、お仕事ものなど色々読みます。
ドロドロ系の恋愛ものは苦手です。

大好きな作家さん
辻村深月さん、米澤穂信さん(このおふたりは飛び抜けて好きです)
恒川光太郎さん、小野不由美さん、上田早夕里さん、小川一水さん、津村記久子さん、小川洋子さん、有栖川有栖さん、麻耶雄嵩さんなど。

読書メーターをしていると読みたい本がどんどん増えるのが嬉しい悩み。
よろしくお願いします。

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