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2024年3月の読書メーターまとめ

らくだ
読んだ本
9
読んだページ
1142ページ
感想・レビュー
9
ナイス
30ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

らくだ
すごかった。まずひらがなだらけで改行もないのに一気に読めてしまったし、薄々わかっていた事実ともう一つの事実が二段構えになって描かれてずんと衝撃を受けたし、迫力や一本の線を突き進むような力強さがあった。作品は現代から未来の日本の九州で過ごす、体の調子が悪い女性が融合技術で不老不死の機械の体を得ることが物語の根幹になる。老いない彼女が、死にたいと願っていた彼女の道と選択。すごかったなあ。SF×純文学というか私小説だった。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

らくだ
幻視の歌を詠むことで現代でもよく知られる歌人・葛原妙子の孫が書く、祖母・葛原妙子についてのエッセイであり伝記的な要素もある本。とても面白くほとんど一気読みだった。葛原妙子は山尾悠子が好み、彼女が好む歌人たちの中にいる存在というイメージはあったが、まさかこんなに美にこだわり、自由に生きた人だったとは。おばあちゃんらしくないおばあちゃん。女人らしくない女人。芸術を愛する家系の文化的豊かさというものが、田舎の普通の家に育った私にはまばゆく、興味深い。特殊な家族史を読むようで面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
コミックDAYSで全部読んでいるのだけど、とてもよかった。志摩くんの気持ち、みつみの気持ち、風上先輩の気持ち、一見変人だったり地味な存在であるみつみや兼近先輩が照らすみんなの心。今回のみつみの実家編、読むことができて本当によかった。あとがきで衝撃を受けてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
少女漫画はいいですね…。医学生の恋愛もの。雰囲気的にはゆっくり進んでいくけどいつきと日野の関係はビュンビュン進むので飽きが来ない。まあたぶんザ・マーガレットが休刊になって作品が移籍になったからだろうけど、つき合うの早かったな〜!となった。頭いい子たちの頭いい振る舞いの漫画とか好きなので、とても楽しめている。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
すごかった。まずひらがなだらけで改行もないのに一気に読めてしまったし、薄々わかっていた事実ともう一つの事実が二段構えになって描かれてずんと衝撃を受けたし、迫力や一本の線を突き進むような力強さがあった。作品は現代から未来の日本の九州で過ごす、体の調子が悪い女性が融合技術で不老不死の機械の体を得ることが物語の根幹になる。老いない彼女が、死にたいと願っていた彼女の道と選択。すごかったなあ。SF×純文学というか私小説だった。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
ネタバレ20年ぶりくらいの再読。木箱に入れられた女の子たちが庭園に運ばれ、年齢の近い年上の少女たちと暮らすようになる。他の家にも同じような構成の女の子たちが大勢暮らしている。彼女たちは楽器と踊りをひたすら教わる。夢のような少女たちの生活。第2章から様子が変わり、少し大きくなった(けれどまだ月経も始まっていない)少女たちの様子が語られる。彼女たちは卓越した踊りを用いて庭園の暮らしを支えるための劇場での劇を演じる。少女たちの体に対する称賛が生々しい。彼女たちが演じるのは卑猥な、まだ意味のわからない内容の劇。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
とてもよかった!きつねに恋したうさぎの話。ズートピアとかBEASTARSを連想しがちだと思うが、こちらは野生のきつねとうさぎのかわいくも時に切ない恋の話。内気で陰気なきつねと、そのきつねに猛烈に恋に落ちたうさぎ。二人は噛み合わないながらにどんどん仲良くなっていく。うさぎの恋のきっかけのシーン、きつねの過去のシーンがとても切なくてよかった。
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らくだ
五十嵐再登場。とてもよかった〜。最近あるこういう漫画はコミュニケーションを用いたバトル漫画だと思い始めた…。みんなコミュニケーションの効果を使ってわだかまりを解消したり、人間関係をよくしたり深めたりしている。だから青年漫画や少年漫画に多いのかな〜。少女漫画ではなく、少女漫画の変化系だし。五十嵐の性格的にやはりこゆんとは互いに合わなかったと思うけど、よき友人、助け合える人にはなれそうでよかった。そして桃香ちゃんにも嫌悪を抱きつつ大変なんだなと思った。続きが楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
とてもよかった〜!正反対なカップルが2組に…。そして3組目も成立の兆し。私はタイラズマ(平と東)がかなり推しなので楽しみでしょうがない。次の巻にも期待。
が「ナイス!」と言っています。
らくだ
電子書籍端末よりもスマホに入れるほうが使いやすい。創作するときの登場人物の性格を多岐にわたって紹介し、辞典にした本。キャラ被りなどの問題を防げそう。創作するときに使ったことがあるけど、確かに性格が際立ってくる気がする。ネガティブな性格類語辞典は読了済み。併せて読むのが良さそう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/09/21(4969日経過)
記録初日
2010/09/22(4968日経過)
読んだ本
1512冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
280029ページ(1日平均56ページ)
感想・レビュー
1388件(投稿率91.8%)
本棚
47棚
性別
URL/ブログ
https://twitter.com/camel826
自己紹介

積ん読が多いので、買った本を把握するために記録しています。本棚機能は図書目録を作るのに便利。

好きな小説家:山尾悠子、スティーヴン・ミルハウザー、アントニオ・タブッキ、スティーヴ・エリクソン、皆川博子、倉橋由美子、森茉莉、久生十蘭、内田百閒、小沼丹、イタロ・カルヴィーノ、アゴタ・クリストフ、E.T.A.ホフマン、ポール・オースター、トルーマン・カポーティ、谷崎潤一郎、泉鏡花、尾崎翠、梶井基次郎、小川洋子、村田喜代子、川上弘美、フランク・ヴェデキント、ケン・リュウ、藤野可織、三田村信行

好きな詩人・歌人:蜂飼耳、三好達治、金子みすゞ、エミリー・ディキンソン、エドガー・アラン・ポー、ウィリアム・バトラー・イェイツ、笹井宏之、雪舟えま

好きな漫画家:藤子・F・不二雄、萩尾望都、山岸凉子、皇なつき、中村明日美子、田中相、ジョージ朝倉、市川春子、九井諒子、板垣巴留

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