AＩ知識に疎い私でも楽しめた。連作短編ですべての話に繋がりがあるのだが、単独の話だけでも十分怖い。女子高生がサプリメントだと思って飲んだ薬が取り返しのつかない結果を生む。今、紅麹が問題になっているだけにタイムリーで怖さが倍増した。爪がはがれるって定番ですがマジ怖いですね。ただ、文章や言葉で表現するには幾分無理がありそう。小説よりも映像化されるのが好ましい。早々に映画化されたらリングとかよりも受けるかもしれない。しかし、こういう類の本は夜中に寝床で読むべきじゃないですね。最後のオチの二行は最悪でしたね。

AＩ知識に疎い私でも楽しめた。連作短編ですべての話に繋がりがあるのだが、単独の話だけでも十分怖い。女子高生がサプリメントだと思って飲んだ薬が取り返しのつかない結果を生む。今、紅麹が問題になっているだけにタイムリーで怖さが倍増した。爪がはがれるって定番ですがマジ怖いですね。ただ、文章や言葉で表現するには幾分無理がありそう。小説よりも映像化されるのが好ましい。早々に映画化されたらリングとかよりも受けるかもしれない。しかし、こういう類の本は夜中に寝床で読むべきじゃないですね。最後のオチの二行は最悪でしたね。

私も研修で一日ゴミ回収の業務をしたことがあるが、仕事の厳しさは想像を絶するもので、毎日従事している人には頭が下がる思いだった。終活に敗れた朝陽がゴミ回収の仕事を選ぶまではよかったが、アパートの隣人が友笑なのは出来すぎ。先日読んだ「となりのナースエイド」と同じ展開で、素直に感情移入できなかった。ドアの貼り紙の犯人もすぐにわかった。また、アーティストとしての友笑の才能を引き出すににしても、そう簡単にブレークできるだろうか。朝陽が経験を生かして都職員になるのはNG、最後までこの仕事に捧げる人生なら共感できた。

図書館で目にして偶然読んだが、共感できることはほとんどなかった。新庄さんのポジティブ思考はよくわかるし、生まれつき持っているオーラも尋常でないと思う。ただ、素人の疑問だが朝食なし、夕飯のおかずがゆで卵一つで、プロ野球選手になるような体ができたことが不思議でならない。給食でフォローしても限界があると思う。バリ島に１０年間生活していて、日本に帰ってきたギャップとかないのだろうか。栗山さんとはまるで違うキャラの新庄さんが監督になったことでプラス面はあると思うが、球界から長く離れていたハンデとかはないのだろうか？

竜崎がブラックジャックと伊達直人を足して２で割ったような性格で、ストーリーも今話題の宗教団体など盛り沢山で茶番劇に感じた。そのうえ、澪と竜崎が外付け階段のボロアパートの隣同士に住んでるのもご都合主義で興ざめだった。チープなトリック感がする反面、医学の専門的知識が多過ぎてわかりにくい場面も多々あった。結合性双生児がその後どうなったのかも結局、わからず仕舞いだった。すべて中途半端なうえ、善人と悪人のボーダーが曖昧で登場人物のキャラに素直に感情移入できなかった。医師が道楽で書いた社会派推理小説といった感じ。