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ぺてちん
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ネタバレ父を亡くし、新たな土地で母と祖母と暮らす慎一。同じく転校生としてやってきた春也。そんな二人が始めたヤドカリを神様に見立てた遊び「ヤドカミ様」。母を事故で亡くした鳴海も加わり……。少年と大人との戦いとでも言いましょうか。それは自分の状況を勝手に変えてしまう大人だったり、大人へと変質して行く自分自身への抵抗だったり。殻にこもるヤドカリのように、暗い場所に本心を押し込んでしまう。最後はきちんと明るい方へ踏み出せたのか、思惑どおり再婚潰せてで成功なのかも。相変わらず道尾作品のコは、行為を目撃しちゃうのね(笑)。
0255文字
ぺてちん
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有坂香織は、法学部に通う妹・春佳を助けるために死体を捨てに行く。廃品杯就業者・馬場鉄男を無理やり巻き込んで突き進む。そしてその死体となった女性から依頼を受けるはずだった探偵・鵜飼杜夫。「烏賊川シリーズ」なる物だと知らずに単独で読んでしまいました。野球、車、プロレスネタなどを挟みながらコミカルに進む物語。殺人はあるものの、軽い気分で読み進められました。う~ん……特に残るものがなかったけれど、悪いところも特に見当たらなかったので、シリーズ通して読むと面白いのかもしれません。
0255文字
ぺてちん
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ネタバレそれぞれが少しずつすれ違い合う短編。痴呆の母を支える判子屋、虫取りを楽しむ兄妹の序盤二話から「鬼の跫音」のような展開なのかと思いきや、徐々に温かみや救いのある話が出てきて驚き。道尾作品にもこんなのがあるんだな(笑)。しかし、虫男のヘタレっぷりが全部持って行った!虫男の時間はサチとのあの日で止まっているのに、サチはしっかりと前に進み、「昔の知り合い」と言われているあたりが正に男女の思考の違いのようで悲しい(苦笑)。トラック野郎の姉が良い意味で癖のある人物かと思いきや、最終話で普通の弱い女性になり残念。
0255文字
ぺてちん
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ネタバレ全編にまとわりつく不安感。不安から逃れようと読み進めるも、どうにも好転しない友彦を取り巻く状況と胸の内。さまざまな嘘が絡み合い、歪な景色を創っているよう。ラストは友彦の考えたとおりだったのでしょうか?それとも、とぐろを巻く蛇を綺麗に伸ばそうとしたような彼の妄想でしかないのか。それでも結末には安堵感。しかし相変わらず、智子、ナオ、両女性陣が男のために行動しすぎ(苦笑)。サヨは珍しく自我が強烈な女性キャラ。だからこそ、火傷の痕や、見え透いた同情を悲観して自殺するタイプには思えないんですが……。謎だ。
0255文字
ぺてちん
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ネタバレ速水三兄妹シリーズ第二弾……と知らずに読んでしまいました。とはいえ、特段問題はなさそうです。資産家、藤田カツの喜寿祝い。集った数少ない身内の一人、串田浩子が薬物によって死亡する。その事件をきっかけに次々と不幸に見舞われるが、犯人は捕まらず。警部補、速水恭三は、未解決となった事件を推理マニアである弟・慎二、妹・いちお協力のもと捜査する。冒頭に「四人の人物の中に犯人がいる」と記されており、ある種、著者との推理ゲーム。220ページほどでよくまとまった作品ですね。ただ、もうちょっと三兄妹に魅力が欲しいかな。
0255文字
ぺてちん
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ネタバレ死神・千葉ふたたび。前回と違って長編なので、どうなることかと思いましたが面白い。作家の山野辺遼は愛娘、奈摘を殺害され、しかもその犯人である本城崇は無罪に。妻、美樹と共に本城への復讐を試みる。そんな夫婦の前に現れた千葉は一緒に行動することに。千葉は前作での「変人」ぶりだけでなく、超人的な肉体、運動能力も発揮。しかし、それらに関しても相変わらずのすっとぼけ具合(笑)。真面目に仕事と向き合うものの結果はアレなわけですが、最後はすっきりとハリウッドエンディング(笑)。姿形は変われど、美樹は気づいちゃいそうな気配。
0255文字
ぺてちん
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ネタバレ真備庄介シリーズ第三段。今回は趣を変えて短編集。どうかと思いましたが、短編の方が真備の独り舞台感が薄まって良いですね。5つの話には、ちょいちょい粗がある感じもするけれど、道尾と凛もそれなりに活躍しますし、楽しく読み進められます。しかし、なんだかんだで色々な人の心を救う真備さん本人が救われる日は来るのでしょうか?道尾は「背の眼」ラストのことを伝える気がないのか、語られていない部分で伝えているのか。真備シリーズはドラマ化もされているようですが……渡部篤郎さんて違わない!?もっとこう及川光博さん的イメージ。
0255文字
ぺてちん
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ネタバレえーっと……期待しすぎたのかなぁ?ゴッホ作「医師ガシェの肖像」を巡るミステリー。きっと、絵画が好きでその方面の知識がある方には面白いのだと思います。とにかく長い。本題が見えないまま、壮介、茜のアホ二人が騙されるのを延々と読み続ける。盛り上がり掛けたところで絵画うんちくが長々と挟まれるからテンポが悪い。展開が遅いので読んでるこちらは考える時間たっぷり。それによって驚きもなく「でしょうね」という範疇で進むストーリー。多分、下調べも含めて物凄く丁寧に書かれた作品だとは思います。
0255文字

読んだ本
83

読んでる本
1

積読本
31

読みたい本
17

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読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/27(2823日経過)
記録初日
2017/04/20(2830日経過)
読んだ本
83冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
31036ページ(1日平均10ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率45.8%)
本棚
23棚
性別
自己紹介

文庫ばっかりです。
否定的感想だけなのと、点数、星評価みたいなのは苦手。

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