2024（119）素敵な本に出会えました！優しくてほっこり。ソウルにある不便なコンビニ「ALWAYS」。元高校教師でオーナーのヨンスク、ヨンスクの息子・ミンシ、公務員試験を目指すアルバイト・シヒョン、ヨンスクの親友でアルバイトのソンスク、家族との関係に悩む営業マン・キョンマン、劇作家舞台化・インギョン、元刑事で興信所の探偵・クァク。ドラマ化も進行中とのこと楽しみです。米津さん、シリーズ第2弾やキム・ホヨンさんの他の作品の翻訳もぜひお願いします！

2024（120）読みやすくて面白い。自称火星人との会話。自分は正気なのか狂気なのか？「常識」「正義」「真実」が分からなくなる。常にみんな演じているんだと。

2024（119）素敵な本に出会えました！優しくてほっこり。ソウルにある不便なコンビニ「ALWAYS」。元高校教師でオーナーのヨンスク、ヨンスクの息子・ミンシ、公務員試験を目指すアルバイト・シヒョン、ヨンスクの親友でアルバイトのソンスク、家族との関係に悩む営業マン・キョンマン、劇作家舞台化・インギョン、元刑事で興信所の探偵・クァク。ドラマ化も進行中とのこと楽しみです。米津さん、シリーズ第2弾やキム・ホヨンさんの他の作品の翻訳もぜひお願いします！

2024（118）マナーエッセイ集。青山七恵さん、白岩玄さん、戌井昭人さん、服部文祥さん、小川糸さん、松家仁之さん、温又柔さん、宮内悠介さん、恩田侑布子さん。みなさんの「マナー」がこだわりがあり、楽しく拝読。小川糸さんの「弁当箱のマナー」の旅先に曲げわっぱを持っていくマナーは、真似したい。

2024（116）うわ～、騙されました。違和感ありながらも読み進めて、あっ！やっぱり！？って感じでした。連作短編ミステリ―。大満足です。入院患者と見舞客、教師と児童、姉と妹、母と息子、加害者と被害者、上司と部下、夫と妻の交換日記。

2024（114）おもしろーい！片想い探偵・富田宝子さんの謎解き。片想い相手は取引先のデザイナー・西島さん。ルームメイトの玲奈。浅草紅団シニアの団長・弓子さん。浅草警察署の目黒さん。「自分の心にねじを巻いてくれるのは、自分だけよ。」

2024（112）柚木さんの「とりあえずお湯わかせ」関連。初読み作家さん。やや時代は感じますが、パワフルな文章で痛快です！(ウィキペディアを見たら、生き方もパワフルでした）。前料理とは「果敢な決断と実行」「大胆で柔軟な発想力」「明晰な頭脳」「機敏な運動神経」「たくましい体力」「「冷静な判断力」「ゆたかな包容力「謙虚のないさわやかさ」。客の声を聞くなり何を出すか考えるよりも前に反射的に鍋に水を入れて火にかける。たとえ結局使い道がなかろうと、台所に湯げを立てるだけでも精神安定の一助になるものだ。」

2024（115）シリーズ第2弾でした。定年後も働き続ける女性へのインタビュー。みなさん、社会に貢献したくてパワフルにチャレンジをされていて、スゴイです。キラキラし過ぎて、残念ながら参考にならず。長く会社に勤めているけれど、これといったスキルや人間関係や愛社精神がなく・・・、お給料を頂ければ満足です。

2024（113）｢この30年の小説、ぜんぶ｣関連｡とってもよかったです。新宿二丁目のレズビアンバー「ポラリス」。国籍・性別に囚われず自分でいられる場所。「お互いの関係性に、二人は名前をつけようとはしなかった。たまに会って、話して、笑い合って、どこかへ言って、身体を交わして、それがすべてで、それだけでよかったのだ。」「真実というものは常に何らかの形で損なわれ、結局のところ不完全な形でしか世界につたわらない」

2024（110）よい！脇屋さんの半生。前向きになれる本。「友詞には触診がついている。だから食の道にすすめ」と決めた易者の父親。「三年はしっかりやってみなさい。」と応援した母親。「寝る時間を削ってでも上手くなろうとした。楽をしようと思ったことは一度もない。」「目の前の仕事が、自分の仕事だと思えるかどうか。この道をずっと歩いてきて思うのは、結局のところそれだけだった。」

2024（109）4つの短編集。ラップ小説の「ホールド・ラップ」。私小説の「実録小説　ゴルフの悪魔」。犯罪小説の「誘拐犯」。漫談小説の「粗忽飲み屋」。ちょっと合わず、残念。

2024（108）難しい・・・。時代背景などが分からない上に、話が直接的に進むので、イメージがわかず苦労しました。「居酒屋」を読んでみます。

2024（107）シリーズ第２弾。鮨職人を目指す浜ちゃん、彼女の桜子と息子の亮太、大学の同級生のコモロン。ダメダメだけど、なぜかみんなをハッピーにする世之介にほっこりです。「世の中がどんなに理不尽でも、自分がどんなに悔しい思いをしても、やっぱり善良であることを諦めちゃいけない。そう強く思うんです。」

2024（106）著名人が50歳以降に読んだ本の紹介。ジャンルは、途上・道標・冒険・再読・再発見。難しそうな本もたくさんありますが、一番気になったのは和嶋慎治さんと平松洋子さんのお2人がおすすめしている、古今亭志ん生さんの「なめくじ艦隊」。

2024（105）図書館の新着コーナーで出会った本。男性視線の生きづらさ。みんな「役割」を演じて生きている。W不倫で自殺した実母、不倫相手と再婚した実父と暮らす生先陽と、両親が大麻で逮捕された笹岡樹深イイです。他の作品も読みます！「それは家族になろうとしたから？普通がなにかもわからずに、普通になろうとしたかぁ？だけど、普通がなにかもわからないのは普通だ。われわれは知っている。普通じゃないから普通になろうとする、われわれの共感するその仮構を。」

2024（103）1980年日中共同楼蘭探検隊の探検記録。44年前の中国。扉がないとか、数が少なくて大行列といったトイレ事情がショック。椎名さん節で楽しく拝読。今の中国の様子も知りたいです。

2024（101）読メ2023・6位。面白い！レビー小体型認知症の祖父と孫娘・楓の謎解き。お見事です。「楓。煙草を一本くれないか」。シリーズ化して欲しい。

2024（99）「はじめて〇〇したときに読む物語」。贅沢な一冊。島本理生さんの「はじめて人を好きになったときみ読む物語」「私だけの所有者」。辻村深月さんの「はじめて家出したときに読む物語」「ユーレイ」←入り番好きです。宮部みゆきさんの「はじめて容疑者になったときに読む物語」「色違いのトランプ」。森絵都さんの「はじめて告白したときに読む物語」「ヒカリノタネ」。

2024（97）凪良さんのファンブック。対談＆インタビュー。ますますファンになりました。凪良さんはBL漫画も描かれるんですね！芦沢央さん、町田そのこさん、山本文緒さんとの対談、楽しく拝読。また、読みたい本が増えました。芦沢央さん「僕の神さま」、山本文緒さん「恋愛中毒」を読みます。

2024（96）江戸時代、浅間山大噴火後の村の復興小説。現地に派遣された幕府勘定吟味役の根岸九郎左衛門。山津波（土石流）で村民の8割を失い、生き残った人々で「家族」を作り助け合う。「心に似た傷を持つ者同士で、もう一度家族を作る。女は妻亡き人の妻になり、男は夫亡き人の夫となる。親を失った子は、子を失った親と親子の契りを結ぶ。縁あって生を拾うた者たちで、新しい家族になるんじゃ。」。「浅間の中腹に広がる奇岩群を、根岸はかってに『鬼押し出し』と名付けた。」

2024（94）す、すごい！「世界から言葉が消えていく」。読み始めはルールが分からず？？？だったけど、「現実と虚構」を理解して、最初から読み直しました。娘たちの名前をさらっと読んでしまったので。音がどんどんなくなるのに、話はますます面白くなる不思議な世界。山内ジョージさんの本文イラストも素敵です。高2の息子にススメたら、「ネットで話題になってるよ」と。

2024（93）紅姫伝説にまつわる連作短編集。キーワードは滝口屋と望月さん。久々の遠田さん、切ないです。紅姫の祠には「必ず一人で参ること。決して口をきかぬこと。「ファウストの苔玉」の望月さんと暮葉の恋。「アーム式児童閉塞信号機の夜」のネギ農家の仙造と女郎みよの恋。「犬追物」の望月さんと、犬捕りの太郎丸・次郎丸・あとり。「緋縮緬のおかげ参り」の望月とこうの恋。「宮様の御首」の望月と久礼姫の恋。

2024（91）2年かけてバトンをつなげたミステリーアンソロジー。ホラー感満載でゾワゾワしました。宮部みゆきさんの「人・で・なし」／辻村深月さんの「ママ・はは」←一番好きです。／薬丸岳さんの「わたし・わたし」／東山彰良さんの「スマホが・ほ・し・い」／宮地悠介さんの「夢・を・殺す」。

2024（90）初期ショートショート集。ちょっとエッチ＆かなりブラックな作品もあり面白い。笑っちゃいました。「善猫メダル」→「『犬も猫も合格した』おれは妻にそういった。『あとは子供たちだな』」。シュールです。

2024（89）泣けました。冠→成人式、婚→結婚式、葬→お葬式、祭→先祖を祀る祭事にまつわるアンソロジー。飛鳥井千砂さんの「もうすぐ十八歳」／寺地はるなさんの「ありふれた特別」／雪舟えまさんの「二人という旅」／嶋津輝さんの「漂白の道」／高山羽根子さんの「祀りのいきもの」／町田そのこさんの「六年目の弔い」←一番好きです。