綿矢さん流のわちゃわちゃ感が絶好調に冴えてる! どこかぶっとんでいて病んでいて繊細で言葉のチョイスも面白いですよね。表題作はタイトルから良い。和やかなホームパーティーから一転しての…。問い詰められるろくでなし男の脳内ではこんなふうに思ってるのか。という斬新。「老は害でも」は揉め事に巻き込まれた青年の苦悩。メールで展開されるバトルも次第に風向きが変わってきて…最後は何かちょっとスッキリした!

図書館待ち長った割には毒が足りなかった!桐野さんなので、どんか悪妻がでてくるのかと期待してた部分が大きいのかな。短編すぎるし結末も、それで？それからどうしたの？と物足りなかった。しばらくしたらすぐ内容忘れそう。

それぞれ3つのアイテムを持って無人島で繰り広げられるバトルロワイヤル!ツッコミどころは満載だし善人が死ぬのは心痛むのだけど、深く考えずにエンタメ小説として読む分には面白くて、読む手が止まらなかった。8人の人柄や本音や建前、物欲や駆け引きが見えて面白かった。結末はどんでん返しといえばそうなんだけど妥当なところといも思える。 こういう秋吉さんも好きですね。

とある純喫茶とメンタルクリニックを舞台にした、連作短編。大人のＡＤＨＤや産後うつ、上京や恋愛から心が苦しくなってしまった登場人物たちに、優しく寄り添う温かいストーリー。純喫茶のマスターとクリニックの御夫婦にも辛く心を病んでしまった過去があり、ラスト２章はそのお話。読後ほっこりする感じで寺地はるなさんや町田その子さんを思い出した。白・窪美澄さんといった感じ。

綿矢さん流のわちゃわちゃ感が絶好調に冴えてる! どこかぶっとんでいて病んでいて繊細で言葉のチョイスも面白いですよね。表題作はタイトルから良い。和やかなホームパーティーから一転しての…。問い詰められるろくでなし男の脳内ではこんなふうに思ってるのか。という斬新。「老は害でも」は揉め事に巻き込まれた青年の苦悩。メールで展開されるバトルも次第に風向きが変わってきて…最後は何かちょっとスッキリした!