読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

kichine
読んだ本
3
読んだページ
1024ページ
感想・レビュー
3
ナイス
68ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kichine
表題作が一番印象に残った。生物と鉱物の間のいきもの。ファンタジーで美しいものが出てくると「自分も所有してみたい」と思うのだが、この話は怖くてとてもそう思えなかった。自分の心の黒い部分を見たくない。中編3編収録だが、どの話も人間の欲の怖さを感じた。「銭天堂」は姪に付き合ってアニメを1話見たのだけど、これも子ども向けにしては怖くね?となる話だった。喪黒福造かよ(あれよりは爽やかかな……)。人気があるのもわかる。
kichine
2024/04/01 19:55

セールで電子版を買って積んであったのですが、改めて定価みたら高いな……今の本はほんとに高くなった。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

kichine
ミステリありSFありファンタジーありの年間短篇傑作選。電子版も出るようになったので助かる。一番よかったのは「走れ茜色」。放課後に教室で「彼」を待ち続ける男女。恋愛関係にはならない二人の会話のテンポがいい。ミステリを読んでることが伏線なのもうまい。「妹の夫」いわゆる特殊設定ミステリがやりたかったんだろうと思うけど、SFプロパーでない作家がハードSFっぽいネタを扱うのを読むとあらゆる意味でヒヤヒヤする。宇宙から映像つきの同時通信はどうなのか。
kichine
2024/04/15 21:26

毎年買ってるんだけど積んでて今読んだ。以前の巻は分厚いので手放してしまったものもある。

kichine
2024/04/15 21:30

佐藤愛子「悧口なイブ」は昭和30年代に書かれてお蔵入りしていた作品。男女関係は古いけれど、小ネタで人工知能と将棋、というところが先見の明。この時代は暇つぶしに人工知能を使うという発想はなかっただろう。

が「ナイス!」と言っています。
kichine
著者が平安時代の衣装を縫って、着て動いているモデルの写真が載っている、という売り込みをXで見かけたので買ってみた。思ったより写真は少なく、読み物(まさに国語便覧風)がメインだった。本文もマットな紙なので写真の鮮やかさはそこまでではないかな。蹴鞠をする男性貴族、とかは見られる。衣装は着たところしかなく、詳細はあんまりわからない。牛車は外見だけで、中も見たかった。あの衣装の人々が四人ってどうやって乗るのか気になってたので。大河ドラマの監修の先生との対談もあり。
kichine
2024/04/07 17:32

自分も高校生のころ筆者のように国語便覧を眺めていたので、もっと情報量の多いものと期待していたのだが、ちょっと物足りなかった。

が「ナイス!」と言っています。
kichine
表題作が一番印象に残った。生物と鉱物の間のいきもの。ファンタジーで美しいものが出てくると「自分も所有してみたい」と思うのだが、この話は怖くてとてもそう思えなかった。自分の心の黒い部分を見たくない。中編3編収録だが、どの話も人間の欲の怖さを感じた。「銭天堂」は姪に付き合ってアニメを1話見たのだけど、これも子ども向けにしては怖くね?となる話だった。喪黒福造かよ(あれよりは爽やかかな……)。人気があるのもわかる。
kichine
2024/04/01 19:55

セールで電子版を買って積んであったのですが、改めて定価みたら高いな……今の本はほんとに高くなった。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/06/24(2525日経過)
記録初日
2018/11/17(2014日経過)
読んだ本
514冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
168943ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
370件(投稿率72.0%)
本棚
7棚
自己紹介

詳しい感想はマストドン.jp @kichine@mstdn.jpに書いています。ここは簡単な記録のみ。今のアイコンはロボット官僚@眉村卓

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう