読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

読書バカK
読んだ本
11
読んだページ
2919ページ
感想・レビュー
11
ナイス
129ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

読書バカK
元銀座ホステスの菖蒲はブランド品に身を包み、セレブな生活をするいわゆる"勝ち組"だ。そんな菖蒲にコロナ禍で北京に単身赴任中の夫から連絡が来る。慣れない海外出張でメンタルが弱りかけていたのだ。夫の不在中、それなりに充実した生活を送っていた菖蒲は気乗りしないものの、しぶしぶ北京行きを決意する。北京での生活にはじめカルチャーショックを覚えるものの、何事にも物怖じしない菖蒲は次第に楽しさを見出してゆく。並々ならぬ適応力を発揮し、"勝ち組"として図太く生きる菖蒲の行動に清々しさを感じた。人生楽しんだもん勝ちである。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
11

読書バカK
ネタバレ記憶は「覚える」「保持する」「再生する」過程から成り立つと言われる。その中でも「再生する」というのが本書のテーマである。記憶を定着させ、強化するためにはこの過程が重要なのだ、という。本書を読んでエイジズムと「らしさ」に囚われる思考があらゆる可能性を抑制してしまう、という考え方にハッとさせられた。興味を持ったことを楽しみながら挑戦することが脳科学的に良いようである。また、過去の悪い出来事も思い出し方によっては良い意味づけができる、という考え方に希望が湧いた。これからの生活に「思い出し」を追加していきたい。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
歴史好き芸人と歴史研究家がまるで往復書簡を交わし合っているような展開で話は進む。本書の中では古代から幕末まで従来の歴史観を覆すような新事実が明かされる。聖徳太子の扱い、鎌倉幕府成立の定義、関ヶ原合戦における真実、鎖国は本当にあったのか!?などなど意外なファクトの連続に驚きっぱなしだった。そして、そんな歴史を現代風に解釈する中で生じるシュールな笑いにニンマリとさせられた。これからも研究が進む中で今までの歴史が覆されたり、塗り替えられたりすることがあるだろう。そういう部分も歴史の面白さなのだなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
40代から前頭葉の機能が衰えていく、ということを知り少し危機感を覚えた。本書では、前頭葉バカと言われる行動の特徴やそれを回避するための方法が多く紹介されている。チェックリストを実際にしてみると「前頭葉使えてないな〜」と思い当たる節がいくつもあり、多くの気づきが得られた。また、前頭葉バカを抜け出すための方法はどれも取り組みやすいものばかりで目からウロコだった。今までの行動を見直し、ちょっとだけでもその行動を変えてみる。それこそが重要だと感じる。AIが発達している現代だからこそ必要な考え方だ。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
リベラルとか自由とかっていう概念が発達していくと皮肉にも殺伐とした混沌が訪れる。それは、現代のコンプライアンスに塗り固められ生きづらい世の中とも重なって見える。結局、すべての人が幸福に生きられる世の中というのは難しいのだな。そんな現実を突きつけられた。かといって絶望する必要はないとも思う。本書で取り上げられた社会の構図を踏まえた上でよりベターな関わりを模索すれば良いのだ。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
元銀座ホステスの菖蒲はブランド品に身を包み、セレブな生活をするいわゆる"勝ち組"だ。そんな菖蒲にコロナ禍で北京に単身赴任中の夫から連絡が来る。慣れない海外出張でメンタルが弱りかけていたのだ。夫の不在中、それなりに充実した生活を送っていた菖蒲は気乗りしないものの、しぶしぶ北京行きを決意する。北京での生活にはじめカルチャーショックを覚えるものの、何事にも物怖じしない菖蒲は次第に楽しさを見出してゆく。並々ならぬ適応力を発揮し、"勝ち組"として図太く生きる菖蒲の行動に清々しさを感じた。人生楽しんだもん勝ちである。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。経済の世界においても歴史は繰り返す、ということがよくわかった。戦後日本のインフレからアメリカ追従政策と土地神話によりもたらされたバブル。そして、バブル崩壊後の失われた30年。アメリカにおけるブラックマンデー、リーマンショック。対して、昨今の経済情勢はどうか。戦後最高値を更新し続ける日経平均株価、進むインフレ、堅調に推移するアメリカ経済。だが、物価上昇に見合うだけの賃金上昇をいまだ実感できてはいない。先行き不透明な未来に不安は募るが、その視界が少しだけクリアになった。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
ネタバレホリエモン流の情報収集術。情報弱者は貧困に陥り、損をする、という理由が明快にわかった。ただ、一方で情報はただ溜め込んでいるだけでは"情報メタボ"の状態になってしまう。そして、それを避けるためには発信していくことが重要である。その1つの方法としてSNSの活用があるが文章化する、アウトプットすることが心理的ハードルになることも多い。だが、スマホを使えば時間も場所も選ばず文章を書ける。何なら寝転んだままでも、酒に酔った状態でも仕上げることもできる。その考え方は目からウロコであった。情報社会における必読の書だ。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
ネタバレ病は気から、というようにメンタルの有り様によって自分が変わることは多い。本書では、①ビジネス②コミュニケーション③プライベートの3つの視点から心理学的に正しいメソッドを紹介してくれている。中でも"ネガティブ感情を活用せよ"というテクニックが心に刺さった。ネガティブな出来事はそれ自体が悪いのではなく、その出来事をネガティブに捉えるのが良くないというのだ。つまり、同じ出来事でも捉え方を変えるとその後の行動も変わるということである。例えば、失敗も「学び」や「新たな気づき」につながるという意味ではチャンスになる。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
民間ロケットによる有人飛行、スターリンク、ニューラリンク、オプティマスプライム、ツイッター買収などなどマスクは次々とビジネスの触手を伸ばしてゆく。そして、自分の思い描く未来へ向けて一才の妥協を許さず、時には手段を選ばぬ冷徹な面を見せることも。人間性という意味では首をかしげたくなる面もあるが、彼の働きが大きなイノベーションを生み出したことは確実だ。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
関ヶ原の合戦が藩の存亡、命運を分けたというのは頷ける。そして、藩存続のために講じた手立ては藩主の思惑通りにいくものばかりではなかった。その顛末を藩ごとに比較してみるのは面白い。また、参勤交代の意味について、広く知られることが実は間違っていて真の目的は他にある、という情報は目からウロコであった。現在、日本は47都道府県に分かれているが、江戸時代には500もの地域に分割されていた。この狭い島国がそれほど細かく区分けされていたことはシンプルに驚きである。
が「ナイス!」と言っています。
読書バカK
オズワルド伊藤がコロナ禍に綴ったエッセイ集。芸人としての自分のこと、仲間のこと、家族のこと、友人のこと、キャバクラでバイトをしていた学生時代のエピソードなど実にバラエティ豊かだ。中でも原付で旅に出て暴走族と出くわした話、バイト時代にキャバ嬢から紹介してもらった女の子との話、あり得ない失態を犯したアホな先輩との話はツボにハマった。また、無趣味な私にとって「趣味がない話」にはとても共感できた。そして、話の合間に放り込まれる独特なツッコミにも何度も笑わせられた。30代なら共感のあるある、芸能ネタなども満載だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/07/17(2499日経過)
記録初日
2017/07/19(2497日経過)
読んだ本
607冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
179065ページ(1日平均71ページ)
感想・レビュー
585件(投稿率96.4%)
本棚
213棚
性別
外部サイト
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう