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2024年3月の読書メーターまとめ

みゃ~
読んだ本
13
読んだページ
2266ページ
感想・レビュー
12
ナイス
389ナイス

2024年3月に読んだ本
13

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みゃ~
タウ・セチでのお互いの分子構造から始まったコミュニケーションは少しずつ会話へと進む。同じような危機に協力して考え、今ある道具を工夫してミッションに立ち向かい…。片道ミッションとの説明に「きみはよい人間」と言ったロッキーだったけどまだ過去にこんなにも重たい話が隠されていたとは…。一切の感情を捨てミッションのことだけを考え実行したストラットだが彼女の思いとか発射後の待遇とかいろいろ気になる。絶望の後の希望、別れの後の決断、そして穏やかな時間とも言える最終章で「いい話だった」となる読後感にも大満足。@朋来堂の本
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

みゃ~

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2024年3月の感想・レビュー一覧
12

みゃ~
みなさんの感想を見て続編だったと気がつく。荷物を積みっぱなしの古ぼけたワンボックスカーに乗る作業着にデニムの関西弁のおっちゃん。実は様々な茶道具、骨董、美術品、自然の植物、料理に精通し、日本中の知る人ぞ知る場所を覚え、その道のプロ達も教えを請う佛々堂先生と呼ばれている当代屈指の数寄者。面白そうだからと動いているようでちゃっかりと自分なりの利益も手に入れてる飄々とした先生。亡くなった妻の見た風景を見るためにワンボックスカーであちこち走り回る話はまさにわらしべ長者。山野草の話も好き。蘊蓄好きなので面白かった。
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みゃ~
紀元前のメソポタミア、ギリシャ、ローマから中世のイングランド、ルネサンスのイタリア、フランスはブルボン王朝期とナポレオンの時代、プロセイン王国のドイツ…と様々な時代の料理を再現したレシピとその時代の食事情や歴史的背景などが紹介されている。メソポタミアにすでにビールがあることにもビールを称える詩まで残っていることにも驚く。スープにサラダ、お魚に肉料理。だんだん調味料や調理の手間が増えていく様子も面白い。オールカラーの料理の写真も多くても6〜7工程のレシピも興味深く読んだけど自分ではなかなか作らないかも…
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みゃ~
『紫の結び』『宇治の結び』は読んだけど『つる花の結び』は未読。紫の結びではあまり違和感を感じずに読んでいたけれど、確かに子供からいきなり仲間と女達の噂話からの空蝉・夕顔って唐突な感じ。そこは後から書かれたものとする説があるとは知らなかった。光源氏の短編を女房達で書いては回し読み…ってもう同人誌の世界そのもの。中の品と呼ばれる娘たちの代表?の玉鬘の話が幸せに暮らしましたとさで終わらないところもすごい。エッセイなので話があちこちに飛び、さっきの話の続きは?と戸惑うところもあるけど読みやすかった。
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みゃ~
武者小路実篤『馬鹿一』心のままに詩を書き絵を描く男はお人好しすぎると周りから馬鹿一と呼ばれているが、彼の考えを変えようとする友人たちの方が馬鹿だと思えてくる話。 高村光太郎『山の雪』雪が好きで、冬の間に雪に残る足跡から動物達を思い光線の加減で変わる雪の色を愛でる。随筆は初めて読んだけどとても好み。宇野千代『八重山の雪』松江の町で出会った英国兵と婚家から逃げたはる子、部隊の移動命令に背き逃げてきたジョージと子供と3人で山奥の叔父の家へ隠れ住む。穏やかな日常と突然の終わり。方言での語り口が心地よい。
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みゃ~
題名の「モモンガの湯」で一瞬小林先生がたくさんのモモンガと一緒に風呂桶の中にいる画が思い浮かんでしまった…。もちろんそんなことはなく絶滅危惧種のニホンモモンガがいる森のある鳥取県智頭町芦津に出来たコミュニティーハウスどんぐりの館のお風呂の名前が「ももんがの湯」だった。モモンガの巣は杉の樹皮で作られているそう。動物達のいる森の保全と地域の活性化を目指してモモンガグッズを作って売るプロジェクトも始めている。他にも冬眠するコウモリの洞窟とかカエルの卵を食べるイモリとか興味深い話がいろいろで面白かった。
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みゃ~
最近出たばかりという『死神です』の続き。たまにいるという死神が見える人間、今度死神に会ったのはおばあさん。残された時間を知り、過去を思い出し、後悔し…。おばあさんのやりたかったことと決断、そして笑顔。この題名なのにやっぱり優しい楽しそうな終わり方。@リリパット
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みゃ~
絵本なのに『死神です』の題名ととても優しいタッチの表紙のギャップ。ある夜ルイはふと目覚めるとそこに立っていた男は「死神です」と語り始めた。小さい頃から一緒にいたラブラドールのロッキー、いるのが当たり前過ぎてこの頃はあまりかまってあげていなかったけど…。優しい絵にぴったりの優しい時間のお話。実は読んだのではなく読み聞かせ@リリパット
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みゃ~
火野葦平『伝説』生命に係るような冒険をした後消息を絶った河童。彼を探す名探偵も彼を思う女も河童。そして河童の書いたお話が手紙で届く唐突感。ルコーネス『火の雨』燃えている灼熱の銅の粒が降り出したことに気づきながらも逃げ出すこともせずどこか達観したような男の語る街の最期。 吉村昭『少女架刑』母のためにキャバレーで働いていた16歳の少女。死んだら死体を母親に病院に売られ、解剖され、標本を取られ、学生達の実習に使われ…。淡々と自分の身体に起こったことを語る私の意識は骨になっても続いていてどこまでいくのだろう。
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みゃ~
一人暮らしの時はパンを焦がしたら美味しくするのを諦めたり1日中落ち込んでいたりしたけれど、ふたりでなら笑い合うことができる。一緒に住み始めたらいろいろと違うことばかりのふたりだけれど歩み寄ってお互いを思いやるはーさんとひーさんのお話は読んでいるとほっこりする。オールカラーで描かれるいちごジャムの記録写真、ひーさんに習う餃子の作り方、畑っぽいポテトサラダ、おにぎりに焼きウインナーにたまごやきに豚汁、たまごかけごはん食べ放題…。どれもこれも美味しそうで食べてるふたりも楽しそう。よかった。
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みゃ~
タウ・セチでのお互いの分子構造から始まったコミュニケーションは少しずつ会話へと進む。同じような危機に協力して考え、今ある道具を工夫してミッションに立ち向かい…。片道ミッションとの説明に「きみはよい人間」と言ったロッキーだったけどまだ過去にこんなにも重たい話が隠されていたとは…。一切の感情を捨てミッションのことだけを考え実行したストラットだが彼女の思いとか発射後の待遇とかいろいろ気になる。絶望の後の希望、別れの後の決断、そして穏やかな時間とも言える最終章で「いい話だった」となる読後感にも大満足。@朋来堂の本
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みゃ~
日本が舞台だからリリアは登場しないかも…と思ったらいきなりいろんな表情のリリアが満載。背筋がすっと伸びた感じがかっこいい。清と二人で作るラム餃子やジャックが作ったラムそぼろ入りのおにぎりの朝ご飯は美味しそう。慧は清の助けを得て三知嵩の過去を調べていくがどこか得体のしれない者として恐ろしそうに語る人が多く…。聞き取りが進むほど闇に包まれて判らなくなる三知嵩の気持ちと行動。そしてリリアのチェロの音で気持ちがホッとする終わり方だった。
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みゃ~
前巻では魔法使いに対して思うことがありそうだった王族も魔法使いも街の人を助けるために協力する。にしてもベルダルート様に乗って移動する王様に目が点。王子様の相手を思いやるリリフィンとの優しい会話からリチェとの再会、砂天蓋の設置、王妃様の言葉をいただくまでの流れがすごく好き。煙魔法で翼の生えたココが可愛い…けど生首状態でのドヤ顔って笑える。ベルダルート様の魔法と医療塔の協力による治療で明るい方へ向かうのかと思いきや…の続きが気になる終わり方。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/18(4942日経過)
記録初日
2010/11/01(4928日経過)
読んだ本
3087冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
751495ページ(1日平均152ページ)
感想・レビュー
3084件(投稿率99.9%)
本棚
58棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
自己紹介

小説やエッセイはもちろんサイエンス系からマンガまで何でも読みますが、最近好きなシリーズとか読んだことある作家の本を選びがちなので、もう少し幅広い読書がしたいです

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