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2024年4月の読書メーターまとめ

金監禾重
読んだ本
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読んだページ
773ページ
感想・レビュー
2
ナイス
31ナイス

2024年4月に読んだ本
2

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

金監禾重
数ヶ国の信仰を左右する重要な会議で、重要人物が殺害される。フィデルマのアイルランドでの権威は十分には通じず、文化の違いや言葉の壁もあってもどかしい。真相は意外だったが、振り返ってみれば解決に至る情報がちりばめられており、満足。
金監禾重
2024/04/22 15:01

フィデルマシリーズの長編第1作だが、邦訳刊行順は遅い。解説を読めば納得で、舞台がアイルランドでなく、内容も硬いため、別の作品を先に刊行したという。現在となってはなるべく執筆順に読むべきだろう。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
2

金監禾重
数ヶ国の信仰を左右する重要な会議で、重要人物が殺害される。フィデルマのアイルランドでの権威は十分には通じず、文化の違いや言葉の壁もあってもどかしい。真相は意外だったが、振り返ってみれば解決に至る情報がちりばめられており、満足。
金監禾重
2024/04/22 15:01

フィデルマシリーズの長編第1作だが、邦訳刊行順は遅い。解説を読めば納得で、舞台がアイルランドでなく、内容も硬いため、別の作品を先に刊行したという。現在となってはなるべく執筆順に読むべきだろう。

が「ナイス!」と言っています。
金監禾重
フィデルマシリーズの邦訳8冊目だが、最初に読むべき短編集。邦訳第一巻の『蜘蛛の巣』よりも、長編第一作の『死をもちて赦されん』よりも、発表順も作中時間軸も早い作品が収載されている。順序を無視して読んでも楽しめるのかもしれないが、作中で過去の事件に言及されるとそれを先に読んでおきたいし、人間関係も最初からたどりたい。日本の出版社はなぜ本来の発表順通りに読むことを妨害するのだろうか。この短編集内ですら、あえて発表順と異なる順で収載するこだわりぶりである。
金監禾重
2024/04/18 11:35

内容的には、短編を読みながら中世初期アイルランドの社会や文化を知ることができる。一般に暗黒と形容される中世ヨーロッパの、さらに辺境と言いたくなるアイルランド島で、(どこまで事実と認識してよいかはわからないが)法を司る者の権威が聖俗の支配層に尊重される社会が営まれていた。司教がやや不服従なあたり、宗教的権威も裏付けになっているのだろうか。王の生前から選挙で後継者を決める制度や感情的殺人が酌量されること、償いが重視されることなどが興味深い。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/07/26(2493日経過)
記録初日
2017/01/01(2699日経過)
読んだ本
369冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
92651ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
305件(投稿率82.7%)
本棚
35棚
自己紹介

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