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2024年4月の読書メーターまとめ

MOKIZAN
読んだ本
18
読んだページ
4458ページ
感想・レビュー
18
ナイス
1200ナイス

2024年4月に読んだ本
18

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • ゴリ人
  • さゆ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MOKIZAN
1話めの表題作を読んでまでは「こんな感じで1冊続くのか」ぐらいだったが、2話めで本品の趣向を解してから、気が入った。こと2話めのタネはとある職種の人が一度は陥る関門、気づいた時には足の先まで凍りつく。3話めのステージグランマもの同系作が数あるので、まあ。4話めは頭出しとその後展開での、何となくすり合っていなうような違和感を、締めでしっかり回収。最終話は自身で律しきれないことは他力依存で律する、そんな話。他人はなんでそんなことをするんだろう、その理由が楽しい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

MOKIZAN

鳴かないと気づかない。鳴いても撃たれない。つがいです。

鳴かないと気づかない。鳴いても撃たれない。つがいです。
ダミアン4号
2024/04/26 18:32

怪獣みたいな鳴き声ですよね〜

MOKIZAN
2024/04/26 19:10

ダミアン4号さん、そうですね、どこが「ケーン」なんでしょうか。

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2024年4月の感想・レビュー一覧
18

MOKIZAN
タイトルはかなり煽っているが、中身は春夏秋冬、順列の無いパラ関係な40代4人グループの10年間。個個の面倒について、口出し援助はしても、割って入ったり、誰かに解決委ねることなく、形としては自己解決。お互いを気遣い励みにしながらも、それぞれ一人で頑張る。いわゆる不惑越え確かにそう割り切れないとかな。筋としては悪くないんだけど、迫る力が弱く、読み終えた後の人影が薄い。
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MOKIZAN
複数の出筆者に依るため、データーのまとめ、提示し方に統一性が無く、浅い。ほとんどそのデーター提示で終結, 持続する社会としてそれがどう問題なのか(あるからこんな本出してんだろう)各人の考察も行動案も無く、「そりゃそうだよね、傍観しているだけなら増えてく一方に決まってんじゃん。」で終了。モロ損。
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MOKIZAN
ひたすら女性のストーリーだった。性別、出生地の縛り無く、皆それぞれに素敵な"才"を授かって、生を受ける。とにかく優劣つけたい社会の仕組みが、それに蓋を掛けて忍従を善しと刷り込ませてきたんでしょう。いずこの国でも強いてきた(今も強い続けている)こと。今日に繋がるその長さがそこに多様を生まず、閉塞を敷いているんでしょう。
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MOKIZAN
こんな特集組むぐらいだから、過去どんなニッチなJAPANをDISCOVERしているのかと見たら、結構大所ばかりだった。そもそも日常利用者の誰一人として「中央部を走っている」なんて思っていないし、神奈川県民の8割は各乗換駅と"二俣川駅"しか必要だと認識していないでしょう。この系の掲載物件は出版側の事情が強いのでそれとして、沿線(駅徒歩10分圏)不動産爆上がりの象徴「ゆめが丘駅」周辺もそれなりです。県民の7割がその存在を目にしている「大龍飯店(ただの街中華)」が載っていたので、「取材には来たんだな」と思った。
ばう
2024/04/27 10:33

相鉄線利用者ではないのですが“二俣川”には激しく反応してしまいました😆でも相鉄線の車両の深いブルー、大好きです♡

MOKIZAN
2024/04/27 11:37

ばうさん、コメントありがとうございます。私の友達は「塗り替え途中か?」と言ってもいます。

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MOKIZAN
1話めの表題作を読んでまでは「こんな感じで1冊続くのか」ぐらいだったが、2話めで本品の趣向を解してから、気が入った。こと2話めのタネはとある職種の人が一度は陥る関門、気づいた時には足の先まで凍りつく。3話めのステージグランマもの同系作が数あるので、まあ。4話めは頭出しとその後展開での、何となくすり合っていなうような違和感を、締めでしっかり回収。最終話は自身で律しきれないことは他力依存で律する、そんな話。他人はなんでそんなことをするんだろう、その理由が楽しい。
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MOKIZAN
当たり前だった世間様の暗黙のルール、正と偽、そして自分を通すのが面倒な世の中に埋没しているということでしょうか。揉め事に居合わせた時にはこっちを推してくれてるような振りをしてても面従腹背、外向けにはどう言ってのか知りようも無い。実際どっちに付こうがその足跡は数多の中の「カウント1」、物事がどうのよりも、己の自己顕示欲、承認欲求高い暇な輩程、「いいね」もらえそうな方に付くんでしょう。それに感化されて、自分の見たこと、思ったことを自身で歪めてゆく。そんな世の中だよね。
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MOKIZAN
これは評しようが難しい。あまりに予想外のラストシーン、しばらくその情景から抜け出せなかった。ちょっとツラめの仮想生活でもあり、メルヘンっぽい疑似家庭ものでもあったような。この先の生き方が多少不確かなものになろうとも手放したくないもの。己が強く思ってもそれ自身が、みずからの意思で旅立ってしまう。時間は自分のために流れているんじゃない、ということ。
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MOKIZAN
2009年刊。観光開発に伴う土砂災害をきっかけに、地場の農林水産業者たちが草の根運動から地域振興を興すはなし。今件に限らず、様々な人手の介入による環境破壊、産業の地盤沈下について綴られているので、良い情報ともなる。(当時)民間企業に勤めながら、農業関連の出筆をされていたよう。作品中の役所の塩対応、重箱の隅攻撃のくだりは自身の経験によるところもあったのでは。
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MOKIZAN
お笑いサークル5人の夏合宿。章立ても無いけど、それぞれの視点で、あの年頃の感性のまま、相手の人となり、得手不得手、そして煩わしさを感じない距離感を測ろうとする様。思ったままをぶつけているようで、不快な空気を作らぬよう悩む場面場面。一時の盛り上がりもまさに泡の如く、弾け散りかけらすら残らない。最後の一文「全身を貫くようなこの無内容な歓びをいつまで思い出せるのか」その不安を抱き続けながら、自分なりの体当たりで弾け散った日々。
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MOKIZAN
まずは、おっさんのアイドル慕情をくすぐる著者名ですね。中身はふ~ん、小説?で普通に看板建築の本を眺めることに時間費した方が良い。以上。
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MOKIZAN
台湾企業とされる同社のオーナーの母国は中国、つまり台湾、日本は縁者のいない離島。侵略勢力がそのような地で自益のために環境破壊し、あげく放置するのはこの国、企業もやってきたこと。する側からされる側へ地力が落ち切った、といことでしょうか。そんな輩の宴の露払いに躍起に弁明、黙殺する、靴を汚すこと無いお仕事の方々や、統制されたいマスメディア。。。同社工場稼働、阿蘇高原に拡がり続けるソーラーパネルの園は放任、その一方で水害で壊滅状態の閑散鉄路を血税で再構築、「火の国」は"火DARUMAの国"に進んでるんじゃないの?
MOKIZAN
2024/04/16 22:28

ソーラーパネルの園は阿蘇高原もかなりだけど、釧路湿原もなかなからしい。

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端的に見ればSFチックな恐竜島脱出ものってな感じ。キーとなるのは寄宿 生物に魅せられたおっさん。その寄宿 生物の実在パターンについてイメージ持っていれば、ストーリーについていけるし、後半の展開も、この系統のオーソドックスなパターンと感じるでしょう。申し訳ないけど犯罪者と所長の関係については、そりゃありえないとしか思えなかっし、最後が見えていてバタバタ多めの割には、生き残った側の感慨薄く、何の余韻も残らなかった。
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MOKIZAN
カバーデザインから軽食よりは、腹に溜まるパターンをイメージした。食べ物屋を舞台にしたのは主要人物の居場所を定めるためで、食べ物に絡めてあーこーの展開ではなかった。好きで始めたのか、いまだ自身でも割り切っていないような店主。身内に疲れて誰かに関わって欲しくて通うようになった見習い。二人だけだとはなしが重くなりそうなので、突き出された常連。それぞれ我が身の周りの変化を悟り、己の成りを変えてゆく。(元)夫こそがタイトル通り"雑"な輩だった。
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MOKIZAN
約200ページ、軽い文体で一気読みという感覚もなく読み切った。不老不死への取り組み方4篇。死ぬことは恐いけど、死ねないことも恐いなあ。いつになるかは知らないけれど、その時が天寿なんだろうなあ。生きてるうちはそのことに感謝出来ていれば、それでいいとしか。。。日本の国際競争力35位 経済力も早晩インドに抜かれて5位 ゲームチェンジは起こり得ないしなあ。
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MOKIZAN
南房総から群馬の閑山村への移住。フィクションというより、デモパターンを書き連ねているように読めた。自然、住設備、人間いずれも懐深そうでいて、油断ならない危なさに溢れている。引っ越すまでの幻想を捨てて、どこまで自身で護れるか、経済力を含めて、すごく心許ない。これから内外面どのように主張、芯幹を鍛えてゆくのか楽しみでもある。
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MOKIZAN
基本五味にうま味と脂肪味、取り留めも無く確かに戦後史。昭和落語のまくらに使われた味の素と公共放送。塩の専売制度はやっぱり黒歴史。チクロは欧州、中国で今でも使われている。個性が無く酸いばかりの工業酢。野菜の苦みはダメでもコーヒーの苦みは受け入れる?加熱で飛んでしまうワサビやカラシの辛さが忘れられ、トンガラシ主流の町場の辛み。外向けの美味しさ指標となってきた脂肪味。水だって飲み過ぎりゃ死ぬし、度を越せば全て毒になる。適量の範囲で使えば、チマチマした不安を凌ぐ美味しさがある。りゅうじ氏の主張は良いと思う。
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MOKIZAN
広島県の山間部、県都に行くのも丸一日仕事になる地区にある書店店主の著。専業店から出来る範囲で、おなじみさんの要望に応えてゆく「よろず屋」形態になってゆく。昭和時代の知ったもん同士のような商い。当世でそれが通せるのは、当地が山あいで、その閉ざされた行動圏の中で日常を満たさざるを得ない方々がいらっしゃるから、あとは外商ある程度の売上げを確保出来ないと。
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MOKIZAN
読んでいる最中に頭の中を巡っていた言葉、「同性に嫌われる奴ほど、異性にモテる」。このセンかなあ。いいひと相手は確かに疲れる。他人に調教、養殖されてまでクズ人間に頑張らなくても、自分が飽きない自分であればいいんじゃない?とも思う。ところどころの語り方が"ばらだん"のMCとオーバーラップ。互いの言ってること信じきりゃしないけど、こっちの言ってることを取り合えず聞いてくれる。とこが、著者の"いいひと"っぽいところかなあ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/05(2483日経過)
記録初日
2016/03/08(2998日経過)
読んだ本
1734冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
410005ページ(1日平均136ページ)
感想・レビュー
1679件(投稿率96.8%)
本棚
24棚
性別
血液型
O型
現住所
神奈川県
自己紹介

文芸書よりもノンフィクション等現代もの優位。歴史ものはほとんど読んでません。その為、読み友さんの感想でも失礼ながらほぼスルーです。つまらなかったら多勢を気にせず「つまんね」と出来るだけ理由付きで。ストーリー以上にその環境、志向に反応することも間間あり、ツッコミが荒い。素直に行きましょう。

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