今生きているこの時間を大切にしようという気持ちが強くなった。がん患者さんのお話もそうだが、著者の人生については自分と重なる部分があり、特にwantではなくmustで生きてきたこと＝自分の人生を生きてこなかったことについて書かれている部分に強く共感し、心が響かされている感じがした。 「もしも１年後、この世にいないとしたら」私はどう生きたいか。それを日々考えながら、後悔のない私の人生を歩んでいきたい。

マインド的なこと、どんなテクニックがあるかなどは書かれていたが、肝心なコツについては表面的であまり開示しておらず、物足りない。例えば、チャートの画像を保存して勉強する話をするのであれば、そのチャート画像を本に載せるな出してほしかった。

私が自然と行ってきた、もしくは意識していた、人の名前・誕生日を覚えること、聞き役に徹すること、人を褒める大切さなどが書かれており、読み進める中で自信が湧いてきた。今まで他人のことを慮る人が少ないことを嘆くことが多かったが、本書に書かれているようなことができる人は、本当に数少ないのだろう。「相手の立場に立って考え、相手の気持ちが理解できる人は、将来のことを心配する必要がまったくない」（オーウェン・ヤング）と言う言葉は、今までネガティブな印象の強かった自分の特性が肯定され、心がすっと軽くなった気がした。

一つ一つの短編が、その先を期待させた。背景知識や、土地勘等がないため、フランスのことをよく知っていればより楽しめたのではないかと思う。タイトルとなっている最後の話が、誰のいつの何のことを話しているのか分かりにくく、また文中に〔〕で訳注を入れているのが見にくかったことが残念。 印象に残っているもの：ブロッケン現象、ある受刑者、チェロ奏者、レオノール、墓参り

社会の中で生きづらさを感じている人にたちに、こういう選択肢・生き方もあるんだよ、完璧じゃなくていい、しょぼくていい、と教えてくれる本。「あなたに見えている道だけが道ではないよ、違う方向からでも山に登れるんだよ」と言う言葉が温かい。／メモ：僕は平等思考が強くて…（略）「平等に分け合うって観念、じつは人間そんなに喜ばないですよ」

会計学について分かりやすく図を用いて説明しており、今まで知っていた言葉についても理解が深まった。今後もっと勉強したいと思った。一度読んだだけでは頭に入らなかったこともあるので、再読したい。

前半は、億り人となる人がどんな人たちなのか書かれており興味深かった。ただ、後半につれて内容が薄くなり、特に不動産投資のあたりから、聞いた話をまとめてただ感じたことを書いているようだった。最後の質問コーナーも批判的であったり、回答にも分からないと書いているところもあり、そもそまこの項目を本に入れるべきだったのか疑問だ。 地位財、非地位財の話は面白かった。

今生きているこの時間を大切にしようという気持ちが強くなった。がん患者さんのお話もそうだが、著者の人生については自分と重なる部分があり、特にwantではなくmustで生きてきたこと＝自分の人生を生きてこなかったことについて書かれている部分に強く共感し、心が響かされている感じがした。 「もしも１年後、この世にいないとしたら」私はどう生きたいか。それを日々考えながら、後悔のない私の人生を歩んでいきたい。