ネタバレ山荘もの。１人だけ共通項の無い男が「なんで私が呼ばれたかはワカリマセーン」といいつつ真犯人と言う呆れた強引さ。動機も後付けだし話は滅茶苦茶。ただ全く合理的なヒントがないだけに犯人が明らかになった瞬間は面白かった。

ネタバレ何の前触れもない日常から忽然と姿を消すワイルダー家の人々。18世紀のジョン・ワイルダーは酒蔵へ客用の酒を取りに降りたきり。40年後のラングトンは寝巻のままベッドから消え、ウォルターはなんとマリーセレスト号に乗り合わせて消え、ジョンは1917年海岸に半ばまで足跡を残したまま消える。１年前、女主人公の父親フレッドは保険会社の密室から消失。そしてとうとうこの日バス停に向かった妹がそれきり姿を消してしまう。オカルト気味のミステリーは素晴らしくワクワクした。各章の頭にドイルの作を引用する敬愛ぶりが潔くて好み。

ネタバレ山岳を舞台にした３件の連続殺人。終盤で本命の被疑者が殺され意外な展開に。読みやすかった。

ネタバレ山荘もの。１人だけ共通項の無い男が「なんで私が呼ばれたかはワカリマセーン」といいつつ真犯人と言う呆れた強引さ。動機も後付けだし話は滅茶苦茶。ただ全く合理的なヒントがないだけに犯人が明らかになった瞬間は面白かった。

ネタバレ暗号の唄ありきという感じでストーリーが弱い。事件も謎と言うより陰惨なだけだし前作程面白くなかった。

ネタバレダイイングメッセージと密室殺人がメインの推理ショートショート。無理やりすぎて正直全然面白くなかった。

ネタバレ市毛何某という自称「大女優」の登山歴。欺瞞あふれる文体が鼻に付くが、ガチ登山の話は面白い。登山したことないけど来世かその次の世ぐらいには一度嗜んでやってもいいかなという気になる（登山服のダサささが解消されてたら）。天下のヤマケイ文庫ながら、「道迷い遭難」でめちゃくちゃ怒られそうな甘い計画と怒られて舌を出しながら笑い潰す舐めくさり描写が多し。今なら炎上かな？まだ健在かな？

ネタバレ遺産目当ての３０年下女房。プロバビリティの犯罪で殺人と認定しにくいところがある。ところで法定相続分の計算がおかしいな？と思って調べたら昭和55年に改悪されていたとのこと。勉強になった。

ネタバレビザも持ち合法的に就労していたのに勤務先の会社が閉鎖したとたんに自動的に「就労法違反」となり、弁解の手続きも機会も与えられず有無を言わせず地獄の刑務所に収容された筆者。２週間に一度しか訪れない電話の時間に、パキスタン人のテレホンカードを奪い取り、並んでいる順番を強引に割り込んで大使館に助けを求めるシーンは迫力。海外は怖い・・

ネタバレ図書館で読んだサイズ感が懐かしかった。

ネタバレ語り口が全然合わずに、ものすごく頑張ったけど７５頁で終わりました。主人公の空気読まないホロコーストネタのジョークだけは笑った。こういう世代も出てくるだろうね。

ネタバレ犯人の意外性はほとんどなかったけどやはり面白い！謎の投書者の正体には流石だと驚いた。

ネタバレ怖くも面白くもないんだが、きいたことのない駅名が並ぶ謎のローカル路線に中央本線との接続案内があったり、寂れたドライブインに古いけど知っている雑誌が置かていたり、荒唐無稽ではなく現実と微妙にリンクした異世界加減がそそる。バブル直後の時代感もいいね。

ネタバレ忍術で透明になってやりたい放題なので無敵すぎて少しつまらない。偶然だが先日買った「長編講談　黒駒の勝蔵」と同じ作者の同じシリーズだった。