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2024年4月の読書メーターまとめ

Mark
読んだ本
6
読んだページ
2312ページ
感想・レビュー
6
ナイス
188ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Mark
年若いおちかお嬢さんが巡り会ってしまった凄惨な経験。そして、黒白の間にやって来る客人たちは様々な怪奇談を残していきます。宮部さんの怪奇ものを読むたびに、現世の方が彼岸よりもはるかに恐ろしいような気にさせられます。ほんにこの世はおそろし。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

Mark
タイトルにもなっている、「あんじゅう」が、切なくもっとも心に残りました。できるなら、いつまでも仲良くいたいのに、一緒にいればいるほど擦り減っていく。現世、異界を問わず一期一会を思わせます。連続ものの続編ですが、次第におちかお嬢様の周囲も賑やかになり、集まる物語も陰惨なものが少し後退した印象がありますね。
が「ナイス!」と言っています。
Mark
ネタバレ価値観が激しく転換する戦国期にあって「忠義」の意味を自問する。恩賞を与え続けることで、軍団を功利主義的な忠義で束ねる秀吉。一方で、古色蒼然たる主君への忠義を価値の忠臣に置く与一郎。現代にまで通じる組織の心理学だと思います。長篠の合戦に向け、岡崎城に集結する織田、徳川連合軍。そこに鳥居強右衛門を引率してきたのは、なんと植田茂兵衛。著者の手掛けるもう一つの物語とここで交差しているとは、すこし驚きました。ファンならではの楽しみでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
Mark
ネタバレ信長と本願寺の対立の中でも、苛烈を極めたという伊勢長島の掃討戦。多くの犠牲を出しながら、九鬼水軍の援軍を得るなどして辛うじて勝利した織田方。しかし、その後の史実が示すように、この苛烈さがやがて命運を決定する。与一郎も不安定な立場ながら、秀吉との微妙な関係の中で戦国の世を泳ぎ続ける。ついてくる家来も加わり、次の働き場所へと舞台が移っていきます。
が「ナイス!」と言っています。
Mark
ネタバレ北近江、浅井の忠臣だった与一郎が、小谷城に主家を滅ぼされ、信長の約定を反故にされながらも忠義心を拠り所に戦乱の世を生きるという設定。著者の手になる他のシリーズと同様に、戦国の現場目線で活写される物語は面白い。特に、地理的に馴染みのある場所が舞台になっており、地形や距離の感覚が掴みやすく、歴史好きの自分には嬉しい。史実をベースに、架空の主人公たちが活躍するのは、ある意味型にはまってきている気もするが、それはそれで読みやすいとも言えますね。
が「ナイス!」と言っています。
Mark
年若いおちかお嬢さんが巡り会ってしまった凄惨な経験。そして、黒白の間にやって来る客人たちは様々な怪奇談を残していきます。宮部さんの怪奇ものを読むたびに、現世の方が彼岸よりもはるかに恐ろしいような気にさせられます。ほんにこの世はおそろし。
が「ナイス!」と言っています。
Mark
ネタバレ徳川は関東に移封となり、三河直参以来の家臣団も、城持ち大名になった以外は、一族郎党を引き連れて東への大移動。江戸の街は急ピッチで開発がすすめられ、多くの人口が暮らせるだけの水を確保することが喫緊の課題でした。同時に、河川の氾濫対策も必要で、川筋の付け替えなども進み、次第に大都市へと変貌を遂げていきます。一方で、みちのくでは秀吉の支配下に置かれるのを良しとしない地方勢力もあり、それを平らげるために茂兵衛も駆り出され、戦だけではなく、自己判断で人情的な差配も必要になってきます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/27(2430日経過)
記録初日
2017/08/14(2474日経過)
読んだ本
534冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
156457ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
506件(投稿率94.8%)
本棚
11棚
性別
血液型
O型
職業
役員・管理職
現住所
愛知県
外部サイト

参加コミュニティ1

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