本屋大賞受賞と聞いて読んでみた。中高生らしいすれ違いとその心象をうまく描いていてよりそれを鮮明にイメージできるし、西武大津店の愛着心に驚き…いや、本当に心象描写うまいな

親の最終学歴、経済力で就学前からここまで格差が広がるというのは驚き…やはり経済力が低く親も高卒の家庭から大卒の子供が出てくる外れ値が出ることは稀であって、全ての大学生、特に教員志望なら絶対読んで欲しい本だね

実際に大学生をしている私としては、色々と心にグサグサときた。現実の就活ってこんなんなのか？最後語り手にグサグサ言われるシーンは自分にも響いた。

本屋大賞受賞と聞いて読んでみた。中高生らしいすれ違いとその心象をうまく描いていてよりそれを鮮明にイメージできるし、西武大津店の愛着心に驚き…いや、本当に心象描写うまいな

「六人の嘘つきな大学生」に次いで2冊目。「こいつが真犯人では？」と伏線かけるところはあったが結局その予想はことごとく外れ、予想もできなかった人が真犯人と分かりとんでもない驚き… この著者はドキドキさせるような演出がうまいなと思う。字体だけでもその様子が鮮明に想像できた。 現代らしいスマホの目線から逃げるということ、そしてネット民の手のひら返しには失笑…

就活をめぐるミステリー、最後は予想もしなかった終わり方で全く驚いてしまった。それぞれがの思惑が動いて内定を取ろうとあれこれ動く姿は人間の性と思い出させる。就活生は見ない方がいいね

イラン人監督が問う『なぜ仏像の破壊にはこれほど大きく反応を見せるのに人々の貧困・飢餓には目を向けようとしないのか？』という疑問、実際に現地に赴いた経験のある彼だからこそ一つ一つの言葉に説得力があった。この本の出版後アフガニスタンは米国主導の元再建し、その後崩壊したが、その間のことは彼はどう思っているか。また確かに彼の言う通り、ここまで注目されないということはおかしく、同じアジア人である私達こそ考えていかなければならないことだと思った。