歴史の流れをある程度知っていると全く面白みがない。

ブックガイドの趣味以外はとても良い入門書だった。というか、存在論認識論価値論から説明するのは、これこそがまともな入門であって、という感じ。概念の整理みたいなところも良かった。 だからこそ(？)ブックガイドがこれで良いのかは疑問。

学者だけでなく評論家や作家も混じっており、どの記述をどの程度信頼して良いのかわからなかった。再序盤の研究史と図書推薦は参考になったし、資料編は充実しているように思う。

歴史の流れをある程度知っていると全く面白みがない。