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2024年4月の読書メーターまとめ

Yoshi
読んだ本
9
読んだページ
2482ページ
感想・レビュー
9
ナイス
9ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yoshi
仏教の思想シリーズ最後の日蓮。 読むという事は、本に目を通す事ではなく、、みたいな厳密なそれではなく、まさか全部読めるとは思わなかった。 日蓮の印象は苛烈な民衆への比重や、反骨精神あふれる印象で、大乗という意味合いでこの人が熱烈に支持される理由がどことなしか理解できた。 宮沢健二の日蓮宗への傾きのようなものをミュージアムで見ており、なぜそこに傾いたのか断片的に理解できたような気がした。 とはいえ法華経自体はまだ内容がほとんど理解できていないので、次は経典を読んでいきたいと思っている。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

Yoshi
茶と禅の関係を知りたく手に取ってはみた物の、お茶の効能とどこにいいか、何をするといいか関連の話題が多くお茶についてただ書いてある本ではあった。 栄西がもたらしたものである、といった話は色濃く、僧院で茶を飲むことが座禅修行や心身の健康に扱われていた事と、その茶礼の儀式等の話は興味深かった。
Yoshi
白隠禅士の夜船閑話と延命十句観音経霊験記。 禅病というとニーチェが最終的に狂ったような、考え過ぎかなにかで発症する統合失調的な物なのだろうか。 そういったものを自ら心の中を紐解いていき直すような話に見えた。 延命十句~の方はそれを唱えることにより、霊験あらたかな体験を得られるといった話の例を出していた。 言葉に同じことを言うのは仏教ではよくあるが、罰当たりだが簡単にトリップできるとかそういう効能があるように思えてしまう、、
Yoshi
紫野文化、掛物なんかは大徳寺の和尚さんの物が求められる中その中でも有名な一休さんに関して知りたく通読。 紫野文化や一休に関する事も興味深かったが、著者の修行のあり方や厳しさを求める様等、とても昭和を感じる内容だったが後半の一休に関するそれはとてつもなく読みにくく、おそらく真珠庵の中でも様々な事を知っている著者が思った事を噛み砕かずに文章にぶつけているのだろうと感じた。 何度も何度も読まないと分からなさそうなので期間を空けてまた読もうと思う。
Yoshi
善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をやはよく引用される歎異抄を通読。 18条まであるが基本的には阿弥陀様が念仏をとなえれば浄土で仏となるといった浄土真宗の教えの肝になる事を書いてある。 他力本願とはどうにもならなくなった人間の生きる様、それでも生きているゆえの願いのようなそこはかとない悲しみの咆哮のような、浄土真宗とはそのような教えなのだと漠然と解釈した。
Yoshi
皇室は政治に介入しない、というのは憲法上の定めではあるが、そういう中で国家の先端での外交がどうなっているのか知りたく購入。 高度な政治的な駆け引きが行われる外交において、品格のようなものがなんなのかを考えさせられた。 皇族は人間の平等において批判されがちなのだが、とはいえ平等を完全に体現することが如何に難しいかを体感した今の社会においてその特異な立ち位置等、興味深く読めた。 言葉の通りに行う事と言葉の奥にある人の心の様々に複雑に絡み合う糸を解きほぐす事はどちらも正しい。
Yoshi
大徳寺の歴史、系譜や文化、宝物などをまとめた本。 あった事を淡々と記述していく流れで、実際の物を見た後で何度かこれを見直すと分かりやすいのでは、と感じた。 手元に持っておいて何度も読み返そうと思っている。
Yoshi
武者小路千家の若宗匠の現代茶道的な話はとても面白く拝読。 デュシャンと利休の展示は東博まで見に行って待庵もたしか見ているのだが当時はまだよくわからずだった記憶が、、 茶道というと伝統的ではあるが現代において更に変化していくのだなと読んでいて勉強になった。
Yoshi
仏教の思想シリーズ最後の日蓮。 読むという事は、本に目を通す事ではなく、、みたいな厳密なそれではなく、まさか全部読めるとは思わなかった。 日蓮の印象は苛烈な民衆への比重や、反骨精神あふれる印象で、大乗という意味合いでこの人が熱烈に支持される理由がどことなしか理解できた。 宮沢健二の日蓮宗への傾きのようなものをミュージアムで見ており、なぜそこに傾いたのか断片的に理解できたような気がした。 とはいえ法華経自体はまだ内容がほとんど理解できていないので、次は経典を読んでいきたいと思っている。
が「ナイス!」と言っています。
Yoshi
日本の古くからの民族音楽を論じる書。 音楽、楽器の出所の話も興味深いが、民族に傾くとどうしても旧ドイツを思い浮かべてしまうのだが、クラシックに呑み込まれた日本の今の感じを見るとそれもどことなく違う気がしてしまい、ある種の政治の話になるのだろう、、とか。 古楽の研究、自分のルーツを知る旅として民謡音楽大観をひとまず見てみようと思った。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/08(2365日経過)
記録初日
2018/12/19(1989日経過)
読んだ本
606冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
187100ページ(1日平均94ページ)
感想・レビュー
466件(投稿率76.9%)
本棚
1棚
外部サイト
自己紹介

We need books that affect us like a disaster, that grieve us deeply, like the death of someone we loved more than ourselves, like being banished into forests far from everyone, like a suicide. A book must be the axe for the frozen sea within us. That is my belief.

― Franz Kafka

哲学、美学、音楽、戯曲、文学、詩などの本が好きです。
音楽が大好きで、制作の仕事をやっています。
工場経営に携わっています。
よろしくお願いいたします。

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