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2024年4月の読書メーターまとめ

水
読んだ本
22
読んだページ
6120ページ
感想・レビュー
11
ナイス
83ナイス

2024年4月に読んだ本
22

2024年4月のお気に入り登録
4

  • ハンナ
  • マエダ
  • ステビア
  • ぶぶ ひこ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

水
面白くて2日で読んだ。ゴリラとして生まれたローズが人の手話ができるが故にアフリカからアメリカの動物園に渡るが、とある経緯で夫が射殺される。ローズは動物園を相手取り裁判を起こす話。ローズの関係者として出てくる人々がみんなローズに対して、種として接するのではなく、対話をする相手として接しているのは、ローズのコミュ力によるものだと思った。最後、リリーの「人間も見えない檻で自分たちを監禁しているのでは」という言葉に共感する。巻末で紹介されていた参考文献も気になる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
11

水
面白くて2日で読んだ。ゴリラとして生まれたローズが人の手話ができるが故にアフリカからアメリカの動物園に渡るが、とある経緯で夫が射殺される。ローズは動物園を相手取り裁判を起こす話。ローズの関係者として出てくる人々がみんなローズに対して、種として接するのではなく、対話をする相手として接しているのは、ローズのコミュ力によるものだと思った。最後、リリーの「人間も見えない檻で自分たちを監禁しているのでは」という言葉に共感する。巻末で紹介されていた参考文献も気になる。
が「ナイス!」と言っています。
水
登場人物が多すぎたのと、出てくる人々の性格がいまいち掴めず半分ほどで挫折。
が「ナイス!」と言っています。
水
ネタバレいじめられっ子はどこに行ってもいじめられて報われないのか。残酷な世界だなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
水
ネタバレハマってあっという間に読んだけど最後が消化不良な終わり方でモヤモヤが残った。主人公はどこまでも女にふり回される人生のように思える。ラプンツェルは望未だったんだろうか。主人公がファンタジーと現実を混合してしまったから会えなかったんだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
水
テロリズムへと走った吉田松陰の思想と、大正昭和のテロリストと水戸学との繋がりを知りたくて読んだ。『水戸学事始』を読んでいたため水戸学の多少の知識はあったが、自分の勉強不足で知らない人、本の話が出てくるので読むことがかなり大変だった。知らずに手に取ったのだが、丸山眞男の昭和超国家主義研究の理論を翻した本だったので、順序は逆だが、今度は丸山氏の本を読んでみたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
水
ラジオで読まれたハッピーバースデーに惹かれて、初原田マハです。短編小説の主人公たちはみんなそれぞれ傷を抱えていて、それがどこか自分の傷と共通するものがあって、傷みに共感して物語に入り込めた。ドラマチックな内容でなく、日常が繊細に丁寧に描かれているのが良かった。
が「ナイス!」と言っています。
水
植物と人間は共依存であり、特に人が育てる植木は命を人間に預けている。その小さな命を大切に育てることで人間は成功体験を得て、自尊心の向上につながるのだという。1人で育てても心を病んだ人を癒し、共同で育てれば共に成長を見守る人同士の縁を、植物は繋ぐ。人は都会の風景を見せるとストレスに感じるが、森林の風景を見せると緩和されるという。植物によって癒されるのは、映画などもそうだが、眺めている瞬間は現実を忘れられるからだそう。私も小さな命を育て始めたところなので、共感できるところが多かった。園芸療法への関心が高まった
水
絶望に陥った時、その人なりの生きる意味を考える。大切な人に会うでも、仕事が待っているでもいい。粗暴な人より宗教観念を持った繊細な人が生き延びるケースもあったこと。地獄が無期限の場合、解放の噂を信じて裏切られた時、免疫力が弱り死んでいくこと。噂だけでなく外に出る夢を何度も見ては目が覚めて現実に戻されたため、本当の解放時には喜びという感情すら忘れていたこと。どんな組織にも二つの人間が潜んでいる。それはまともな人と、まともでない人だ。身銭を切って薬を買っていた監視者や、解放後畑を踏み荒らす元被収監者がいたように
が「ナイス!」と言っています。
水
今まで、なぜ光圀の思想が尊皇攘夷になり先の大戦に利用されたのか疑問だったが本書で謎が解けた。日本の天を天皇1つと定め歴史編纂のため醸成された思想であり、後期では国学等影響を受けつつ「天は夷狄を払って国を守るもの」との『公羊伝』や『春秋』を根拠に尊皇攘夷思想に発展。ペリー来航で幕府が大名に意見を求め斉昭が薩長土の大名らと接触し水戸学が拡大。親藩の家臣は幕府の直属という特異性から藩内で改革派と対立、戊午の密勅で改革派の中から過激派が生まれ天狗党の乱が起き、大量処刑されたため明治に水戸の影がなかった。面白。
が「ナイス!」と言っています。
水
ソ連の国としての立場を日本に向けて伝え続けた日本人たちのノンフィクション。著者は記者だけあって、長い新聞記事を読んだような読み応え。モスクワ放送の関係者の生い立ちやその後の人生に迫っている。彼らは捕虜として、あるいは自らの意思でソ連に渡り、ソ連崩壊後もロシアと日本の架け橋であり続けた。望郷の念を心の底にしまいながら、自分たちが信じたソ連・ロシアの国の言葉を思いを込めて伝える。アナウンサー、手紙の係など立場は違えど、二カ国を思う気持ちはウクライナ侵攻が起きた後も変わらないのだろう。未知の戦後史だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/15(2351日経過)
記録初日
2017/05/10(2570日経過)
読んだ本
361冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
93557ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
267件(投稿率74.0%)
本棚
2棚
職業
クリエイター系
自己紹介

歴史系の本が好きです。

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