何者かになりたい・皆に認められたいという気持ちを拗らせた44歳黒沢のエピソード。周囲に翻弄され勝手に追い込まれていく展開はオーバー過ぎるようで、湧いてくる妬み嫉みには共感できる点もなくはないなと笑 差し入れのビールを真っ先に飲んでいたり、アジフライを直にポケットに入れているのも黒沢の狂気が地味に現れていて面白かった！挙げ句の果てにフライ泥棒にされて散々。この逆境を跳ね返して思い知らせるのはかなりハード！

大砲ばりの掌底炸裂！アウェー感を打ち破る強烈な一撃に学生と共に面食らった笑 好きこそモノの上手なれ…！正しい走り方…！とこの状況で感心する間抜けさがいちいち面白い！けど一気にバトル漫画のような展開で、汗かきビビりまくりながらも相手のクセを読み取り、距離感を測ってまたもや大砲が！しつこい相手だけど足場の角材を拾う運も持つ黒沢、戦いの結末が気になる！てかこんな漫画だったのか！

何を言うかしでかすかわからない黒沢の行動に翻弄されて全く読めない展開！シートン動物記から指針を得たようで、ロング缶を飲んだ後に生き甲斐を悟る回りくどさ笑 でもそれが面白い！つまらない人生をホルモンのせいにする青年、中学を辞めたい男子と父親も地味に面白く、彼らを意図せず強い巻き込みで信者化する展開も破茶滅茶で笑えた！1巻の印象を忘れるほどに存在感出てきた黒沢！

熱を出しながら行った交通整理での仕打ちと現場作業者の非情な言葉がエグくて哀愁を超え普通に悲しくなった。太郎に自分を重ねるシーンはもはや笑えなかったな。悲哀エピソードの連続が一変しチームに溶け込み順調に歩み始める黒沢。何かやらかしてまた元の立ち位置だろ…という予想は覆され車で軟禁の急展開。逆ナンの妄想や若者たちになぜか共感しているボケも容赦ない若者の暴力にかき消され、引き込まれ先が気になって一気に読んだ！不本意に謝らない意地に胸が熱くなったけど死んじゃう…

何者かになりたい・皆に認められたいという気持ちを拗らせた44歳黒沢のエピソード。周囲に翻弄され勝手に追い込まれていく展開はオーバー過ぎるようで、湧いてくる妬み嫉みには共感できる点もなくはないなと笑 差し入れのビールを真っ先に飲んでいたり、アジフライを直にポケットに入れているのも黒沢の狂気が地味に現れていて面白かった！挙げ句の果てにフライ泥棒にされて散々。この逆境を跳ね返して思い知らせるのはかなりハード！