第一次世界大戦の国家総動員の物量戦争に直面した日本の軍人達が、物量に劣る日本という現状に対し、結果 いかに精神主義・玉砕精神に至ってしまったか、矛盾に満ちた思考経緯を推測を交えながら解析した本。明治憲法下で、意思決定システムの不備の視点が更に分析が必要と感じた。

憲法と安保法制を、憲法学者が現実的に分析した本

偏りのある主張が多く、法学的観点からの解説、分析が少なく残念。

第一次世界大戦の国家総動員の物量戦争に直面した日本の軍人達が、物量に劣る日本という現状に対し、結果 いかに精神主義・玉砕精神に至ってしまったか、矛盾に満ちた思考経緯を推測を交えながら解析した本。明治憲法下で、意思決定システムの不備の視点が更に分析が必要と感じた。

ある程度の法律知識のある人、法学部学生には、かなり読み応えありつつ、簡易な憲法解説書。高校必読書にしても良いと思う。全条文をさっと触っているので、物足りない所もあるが、人権・社会権には多めに頁をさいている。7条と自衛隊・集団自衛権はもっと掘っても良いと思った。