大体期待された2作目って期待を裏切るじゃないですか？これはすごく良い意味で裏切ります！面白かったー！成瀬マジ成瀬。楽しいです！けん玉が出てきた時にああなると思い付かなかった自分の不甲斐なさたるや！悔しいーーー！

めちゃくちゃ評判がいいので読んでみました。面白くなくはなかったけどnot for meって感じかなー。ただのじゃんけんでいいじゃん！って思ってしまう私はこの物語に向いてないのかもしれない。1話目を読んだ時はわわっ！って思ったけど、だんだん屁理屈〜〜って思ってしまって。最近辛口レビューばかりで申し訳ない。

方舟はまあよかったよ。でもこれは。真犯人わかりやすすぎだし、アリバイのところとかアンフェアじゃない？ネタバレ読んだけどだから何？だし。ネタバレサイト見ないとわからないって何？だし。

この作者って相当ひねくれ者だよね？こんな短編でもひねくれたラスト。三部作のラストが気に入らない私は全て斜に構えて見てしまいますが。ピップの正義感の強さ、逆にいうと融通の効かなさ、頑なさも健在ですね。

多様性が〜生きづらさが〜みたいな小説がもてはやされる中、どこまでもぶっ飛んだポジティブマインドな菖蒲には元気をもらえた！そこまでぶっ飛べないけどそのマインドは心の隅に留めておきたい。

久しぶりに読んだ天童さん。思ったより重くなく読みやすかった。最初の被害者の殺され方からしてもっとエグい感じかと思ったけどそこまでではなく。警察目線が多かったからかな。でも過去を抱えた人が多く出てきてラストの着地点は天童さんらしいなって思った。

大体期待された2作目って期待を裏切るじゃないですか？これはすごく良い意味で裏切ります！面白かったー！成瀬マジ成瀬。楽しいです！けん玉が出てきた時にああなると思い付かなかった自分の不甲斐なさたるや！悔しいーーー！

確かにいつもの柚月さんに比べると地味かもしれない。でも父と子の物語に胸を打たれました。私も毎日試行錯誤、手探り状態で子育てしてるので、我が身を顧みて、これからも今まで以上に寄り添っていこうと思えました。単なる応援者ではなく、味方でいることの大切さ。それにしても柚月さんの「男」の描き方好きだなあ。

はぁーもういい加減にせぇ！！！イライラするからもう読まないかも。紫の上がいるのに？？？明石の君と？？？はぁ？？？だわ。名作中の名作の古典にケチつけすぎですね（笑）朧月夜かっこよかったー！

桐皇と再戦。どうなることやら。女子風呂覗きとかリコと桃井の身体比較するのとか少し前の時代だから許されてる感じですかね。そこは毎回もやっとする。

よくもまあ取っ替え引っ替えって感じですね（もしかしてこの漫画はこの感想しか出てこない？！）葵の上、好きだったのになあ。現代の話だったらツンデレが素直になってハッピーエンドとかもあり得たんじゃ。

ハイタッチに泣けた。

誠凛の良心、日向にもあったのね、あんな頃が。日向が1番好きかもしれないので楽しい巻でした！

やっぱり津村さんて日常の切り取り方が上手いなあと感じる。いろんな出来事は起こるけど多分当人たち以外には取るに足らないことで、でも当人たちには少しずつ関係し合うことでそういう中での心の機微の描き方が好き。ヒロシの絵が気になる。

未成年死刑囚の脱獄。行く先々でそこでの人たちとの交流を描いていく。それぞれ全く異なる年齢や業種の人たちとの交わり。その人たちは死刑囚と疑いつつも彼を憎みきれない。真実は？結末は？ページを捲る手が止まらなかった。エピローグには目頭が熱くなった。良作。

ぞわりとするものほっこりするものいろんなテイストの短編集。見えていた景色がパタパタパタっと変わっていく描き方が上手い。一穂さんの短編集好きだなあ。