娘を虐待し、離婚し、親権もあっさり放棄した人として未熟な女刑事。だからこそ、弱者の気持ちを理解できる。それが、彼女を主役にした作者の意図なのか？　でも、私は女として母として、祖母として、こういう女は嫌いだ。刑事としては優秀なのだろうが……。 引きこもりの青年、両親が手を差し伸べてくれていた頃があったのだから、その時に、外で人と接する仕事は諦め、在宅でも可能な仕事を模索すればよかったのに。私の友人は自宅で趣味のお店を開いて、引きこもりから脱却した。10年かかったけど、頑張ったなあと思う。

娘を虐待し、離婚し、親権もあっさり放棄した人として未熟な女刑事。だからこそ、弱者の気持ちを理解できる。それが、彼女を主役にした作者の意図なのか？　でも、私は女として母として、祖母として、こういう女は嫌いだ。刑事としては優秀なのだろうが……。 引きこもりの青年、両親が手を差し伸べてくれていた頃があったのだから、その時に、外で人と接する仕事は諦め、在宅でも可能な仕事を模索すればよかったのに。私の友人は自宅で趣味のお店を開いて、引きこもりから脱却した。10年かかったけど、頑張ったなあと思う。

あまり期待してなかったけれど（失礼）、なかなか面白かった。4年前、コロナ初期はこんな感じだったなあと、思い出した。明るく楽しい自分を、精一杯演出していた麦くんが切ない。孫を思う「28号」のおじいちゃん、その温かくて大きな愛情も、たまらなく切ない。良いお話が多かった。

タイトルがちょっと変かも。別に身体を壊すような健康法が明記されているわけではない。昔は当たり前、でも今は必ずしもそうとは限らない…みたいな内容である。半身浴が健康に良いとされてきたが、私は365日いつも肩まで浸かる全身浴だ。この本によると、実はその方が健康に良いとの事。そりゃそうだ。半身浴は寒い。暖まらない。「肩まで浸かって100数えて」と言った昔の人の教えは、間違ってなかったわけだ。

うーん、イマイチ合わなかった。ななめ読み。私自身、婦人科とか不妊、人工授精……そうした諸々と深く関わってきたので、お話として読むのは、興味が湧かなかったのかも。

私は一汁一菜で十分だけど、大食漢の夫はそれでは足りない。なにしろ、74歳の今も、30代の頃と同じくらい食べるのだから。 はぁ〜、食事の支度が面倒……

初読みの作家さん。ただの児童ファンタジーではなく、戦争の話が出てきたり、老女が認知症気味だったり…と、現実的な部分もストーリーにうまく描かれている。異界の美少女に生気を吸い取られそうになる少年。いつの時代も、美しい女性にはご用心ということだな。表紙絵や挿絵がとても美しく、ストーリー以上に心惹かれた。

私を含め、私の周りの身近な高齢者は、子供達との関係が良好だ。それはとても恵まれたことなのだろう。かなり以前から問題視されている受刑者の高齢化。今後はますます介護が必要な受刑者が増える。国はどう対処していくのか？　重苦しい読後感。