読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

月猫夕霧/いのうえそう
読んだ本
12
読んだページ
2115ページ
感想・レビュー
3
ナイス
41ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

月猫夕霧/いのうえそう
著者は府中市美術館学芸員の金子さん。毎年春の江戸絵画展で楽しい切り口の展示を見せてくれる人です。そういえば上様(徳川家光)のぴよぴよ鳳凰を最初に見たのもここだった気が。そんな著者による江戸時代以外も含めた動物を描く絵画の通史です。動物を描く絵画を単に可愛いや可笑しいの視点ではなく仏性を絡めて評価しているのが斬新でした。確かに仏教絵画は動物の宝庫でしたね。通史としては明治以降の分量が少ない気もするので(藤田嗣治の猫とかも気になる)、何方か近代編を書いてくれないかしら?
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

月猫夕霧/いのうえそう
都心でごみを荒らすなどの話が絶えないカラス。そのカラスをだまして追い払う話かと思いきや……食べてますね、カラス……。ということでカラスの声の研究を起点に気が付いたらカラス誘導の専門家になった筆者によるカラスの生態に関する本でした。なるほどカラスも野生動物だから初めてのものには警戒感を示したりするし、無警戒に人間世界に近づいてきているわけではないようで。大丈夫と判断するまでの時間が短いだけなのか。追い払うには地道に追い払うなりを続けることが大事なようです。
が「ナイス!」と言っています。
月猫夕霧/いのうえそう
キリスト教の主に絵画美術をローマ地下のカタコンペから始まって近代直前のバロックまで時代順にたどります。私に根本的にキリスト教知識が無いので絵の場面説明はチンプンカンプンなのですが、古い時代やビサンチンは絵が稚拙なのではなく描きたい対象の何に注目していたかによって対象の大きさなどに影響が出ているだけで稚拙なわけではないというのが判りました。そうはいってもルネサンス以降の人間味のあふれる宗教画のほうが好みなのは変わらないのですが。
が「ナイス!」と言っています。
月猫夕霧/いのうえそう
著者は府中市美術館学芸員の金子さん。毎年春の江戸絵画展で楽しい切り口の展示を見せてくれる人です。そういえば上様(徳川家光)のぴよぴよ鳳凰を最初に見たのもここだった気が。そんな著者による江戸時代以外も含めた動物を描く絵画の通史です。動物を描く絵画を単に可愛いや可笑しいの視点ではなく仏性を絡めて評価しているのが斬新でした。確かに仏教絵画は動物の宝庫でしたね。通史としては明治以降の分量が少ない気もするので(藤田嗣治の猫とかも気になる)、何方か近代編を書いてくれないかしら?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/01/02(4880日経過)
記録初日
2013/08/06(3933日経過)
読んだ本
882冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
168605ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
233件(投稿率26.4%)
本棚
25棚
性別
現住所
東京都
URL/ブログ
https://lunacat.yugiri.org/
自己紹介

鉄道、美術、地理、歴史を雑食

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう