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2024年3月の読書メーターまとめ

てまり
読んだ本
10
読んだページ
3072ページ
感想・レビュー
10
ナイス
50ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • テル35

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

てまり
ネタバレラノベは久しぶり。ミステリ的に話題なので読んだのですが、駆け引き中の騙し合いのアイデアと見せ方が凄かった。ヒロインの図太さ、ヒーローの脆さ、疑似家族としての仲間の描き方、たいへん良い。ただ、メインのネタ(?)っぽい人数についてはヲタクは数を数えられない……ってコト?!とちょっと困惑した。たぶん混同させる系かなとは予想してたけどキャラが立っているので混同するのは難しいのでは……。まあ私も正直数えてなかったけど。口絵なかったらもっと衝撃あったかな。口絵にいない理由は死んじゃうからか?と心配したのでそこは安心。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

てまり
ネタバレオシャレっすね。芸術的なやつかと思いきやちゃんとミステリしてて逆にびびった。オシャレトリップ描写かと思わせて伏線とか聞いてないですよ!
が「ナイス!」と言っています。
てまり
色鮮やかな景色、初恋、エロとグロ、ミステリー。起こる事件は普通の殺人事件とも離れたかなり奇妙なものであり、またいっけん事件と関係ない華麗な見世物めぐりといった記述が続き、楽しいけれどもこれはいったい、と思いきや、種明かしでやっぱりすべてがミステリーに奉仕していたのだなあと分かるのがよい。舞台装置のこの世ならぬ怪しさ、仕掛けにワクワクする。瑠璃子の喋り方とか凝りまくっててすごいな。全体的に勢いがすごい。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
高度経済成長期のふつうのサラリーマンのスケッチ。親が先の見えない戦争成金というコントロールできない幸福にうんざりし、先の見える貧乏サラリーマンという手の中にすっぽり収まる小さな小さな幸せへ。こういう気持ちは国民に広くあったのかなあ。しかしその小市民っぷりも会社や街の急成長を当然としていて、いまとなっては眩しくもある。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
入隊ときの送別の挨拶、手紙、軍隊での挙止など、こんなとき具体的にどうしたらいいの?についてかつて書かれた本のまとめ。挨拶はともかく入隊後の友人や家族への手紙例文、そんなの感じたままを書けばいいのにという気持ちと、いや現代だって人はツイッターなどでの例文に従って自分の気持ちを形作っているではないかの気持ちがある。軍隊は人生修行の場であるという常套句、『人間の條件』や『神聖喜劇』が意図としては軍隊の非人間性を描こうとしていても作劇として軍隊での成長譚になってしまうメタ的矛盾を思い出させた。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
日本全国のおばあちゃんのおやつ。伝承系が多い。とはいえ語り部分ではこの世代が子育てする頃には既に全国標準のおやつを買い与えるのが主流だったようす。水の分量などがアバウトなレシピを見るとうれしくなりますね。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
ネタバレラノベは久しぶり。ミステリ的に話題なので読んだのですが、駆け引き中の騙し合いのアイデアと見せ方が凄かった。ヒロインの図太さ、ヒーローの脆さ、疑似家族としての仲間の描き方、たいへん良い。ただ、メインのネタ(?)っぽい人数についてはヲタクは数を数えられない……ってコト?!とちょっと困惑した。たぶん混同させる系かなとは予想してたけどキャラが立っているので混同するのは難しいのでは……。まあ私も正直数えてなかったけど。口絵なかったらもっと衝撃あったかな。口絵にいない理由は死んじゃうからか?と心配したのでそこは安心。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
3ページめくらいで「ハァ?」となってあとは流し読み。なんぼわけのわからない言葉の奔流にせよ、もうちょっと助走が欲しかったですね。特に宗教関係が出てくると「ハァ?」になっちゃうんですよね私は。肉体を描くにせよ俯瞰視点から始まるのが好みではなかった。
てまり
アリ対猪木戦について、そこに至る歴史から丁寧に解説。しょっちゅうクリフハンガー的なやりかたで話が引き戻されるのでちょっともどかしいが、事情はよくわかり、また戦いの描写もセコンド陣含め詳しくて面白い。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
奇跡の一冊を残して消えた作家。その足跡を若い作家が追う。というあらすじなのだが、かなり作者自身の肖像に近そうな。出身地のセネガルといま暮らすフランス、その歴史と言語の葛藤。政治は文学と繋がるべきか、そうでないか。書くべきものとはなんなのか、それがあると傑作となるのか、など。作家がメタ的に悩むことがぶち込まれているが、大きなスケールのまましっかりと形が保たれていて、よい小説と思いました。
が「ナイス!」と言っています。
てまり
詩が好きなこと、表現が好きなこと、おしゃれなことが伝わってきて心地よく面白かった。とにかく感覚がおみごととしか言いようがない。狙えている軽さ。文学はそんなに女と子供は死ななきゃいけませんかと途中で若干拗ねたけど最終的にほぼ全員死んだのでそこもよかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/01/05(4863日経過)
記録初日
2011/01/05(4863日経過)
読んだ本
757冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
249279ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
754件(投稿率99.6%)
本棚
3棚
性別
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