ネタバレ友達に薦められてアニメを観、まんまと友達以上にハマりました。魔王討伐後の勇者パーティーのその後を、長寿種のエルフの魔法使い（フリーレン）視点で描く、というのが新しいです。人間にとっての10年間の冒険の旅は長いけれど、推定数千年を生きるエルフにとってはほんのひとときで、なのに勇者ヒンメルの死が彼女の心を揺さぶり涙を流させるさまはひどく美しく、もらい泣きしそうになりました。かつての仲間に「私はもっと人間を知ろうと思う」と告げ、フリーレンは再び旅に出ます。

ネタバレ5本の短編を収録。フェルン、シュタルク、ラヴィーネとカンネ、断頭台のアウラ、最後にフリーレンの話という構成になっています。最後の「葬送」は、銀河鉄道の夜を彷彿とさせ（この世界にはまだ鉄道がないから、乗合馬車になるんだな）と、変なところで感心してしまいました。 あと、ヒンメルがアウラに与えたダメージが思っていたより大きくて、回復するの、本当に大変だったんだね・・・

ネタバレ第二次試験は未踏破のダンジョン「零落の王墓」の攻略。「最深部に辿り着けた者は全員合格。脱出用のアイテムも完備（但し使うと不合格）」という、一見易しそうに見えて実はド鬼畜な試験でした。終盤、自分たちの複製体が次々襲ってくる故に未踏破のままだったというネタ明かしに、試験を考案したゼンゼが受験者に嫌がられる理由が分かりました。でもフリーレンだけはマイペースで楽しそう。ラスボスは自分の複製体なのに。アニメでフェルンとゼンゼの3人で壁画がある隠し部屋を見つけるシーンってアニオリだったんですね。

ネタバレ1級魔法使い第一次試験開幕。内容は「魔力に敏感で音速で逃げる鳥を捕まえろ」というなかなか過酷なもの。運、実力、駆け引きや殴り合いの力技まで、遺憾なく発揮されていて楽しめました。一番知恵を使って捕まえたのはフリーレンのチームですが、作戦の裏を読んで横取りを考えた、老獪なデンケンチームも好きです。さすがは辺境から宮廷魔法使いにのし上がった男。そして、フリーレンがカンネのためにゼーリエの結界を破るシーンは格好良かった。

ネタバレザインって、4巻で一旦退場してしまうんだー！と地味にショック。戦闘力だけ異常に高いお子様3人組ポンコツパーティーには必要不可欠だったのに・・・今度は戦士ゴリラを引き連れて合流してほしい。「もう付き合っちゃえよ！」はアニメでもたくさん笑わせて頂きました。フォル爺さんのお話は、ほっこりと切なさが混ざり合い、感慨深い。一行はついに魔法都市オイサーストへ。

ネタバレアウラとの長年の戦いがついに決着。倒し方が省エネで、いかにもフリーレンらしい。千年かけて魔族を欺いた手間と執念は凄まじいものがあるけど。アウラの手駒にされていた遺体の中に、グラナト伯爵の御子息が見つかったシーンと、その後戦士たちの遺体をすべて埋葬し、皆で祈りを捧げるシーンは涙腺にくるものがあった。勇者の剣のエピソードも、意表を突く展開に驚かされたが、それだけに益々ヒンメルが好きになった。そして最後にようやくザイン登場。待ってた！

ネタバレついにアイヌ編突入。原作でも通訳の伊藤が北海道で恋に落ちるくだりを書いていたけど、マンガ版でもやってくれるんだー！と感激。しかしながらこの時代のアイヌ差別が本当に酷くて、読んでいて辛い。ゴールデンカムイと全然違う・・・。何度か険悪な空気になっても、そこは場慣れしたバードさんがその都度仲裁に入ってくれるので頼もしい。差別を隠そうともしない伊藤に「大切なのは信頼関係。どう考えるかは自由だけど、お世話になる人々への礼儀は忘れないで」という言葉が心に染みた。

ネタバレ友達に薦められてアニメを観、まんまと友達以上にハマりました。魔王討伐後の勇者パーティーのその後を、長寿種のエルフの魔法使い（フリーレン）視点で描く、というのが新しいです。人間にとっての10年間の冒険の旅は長いけれど、推定数千年を生きるエルフにとってはほんのひとときで、なのに勇者ヒンメルの死が彼女の心を揺さぶり涙を流させるさまはひどく美しく、もらい泣きしそうになりました。かつての仲間に「私はもっと人間を知ろうと思う」と告げ、フリーレンは再び旅に出ます。

ネタバレ王者星海との圧倒的点差を怒涛の反撃で縮めていく能京。苦手だった守備の成功から、点を積み重ねて前半終了。反撃の機転となったのが、かつて苦しめられた律心の主将・大和の言葉というのがこれまた熱い！能京推しとしては、どうかこのまま下剋上して優勝をかっさらってほしいなぁ。